涸沢岳とは? わかりやすく解説

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穂高岳

(涸沢岳 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/19 08:13 UTC 版)

穂高岳(ほたかだけ)は、中部山岳国立公園[注釈 1]飛驒山脈にある標高3,190m(奥穂高岳)を主峰とする山々の総称。日本第3位の高峰。日本百名山[3]新日本百名山[4]及び花の百名山[5]に選定されている。これらの山々は穂高連峰とも称され、槍ヶ岳とともに槍・穂高連峰とも称される[6]


注釈

  1. ^ 1934年(昭和9年)12月4日に指定。山域はその特別保護地区になっている[2]
  2. ^ 井上靖小説氷壁』で魚津が遭難したのが前者で小坂が遭難したのが後者である。
  3. ^ 航空事故調査委員会で検証がなされ、山岳救難の経験豊富な県警航空隊ではなく、経験がない県防災航空隊のヘリコプターが運用されたことが問題であったとされている。

出典・脚注

  1. ^ a b 日本の主な山岳標高(岐阜県の山) 国土地理院、2011年1月3日閲覧。
  2. ^ 中部山岳国立公園区域の概要 環境省、2011年1月3日閲覧。
  3. ^ 『日本百名山』 深田久弥(著)、1982年、朝日新聞出版、pp209-213、ISBN 4-02-260871-4
  4. ^ 『新日本百名山登山ガイド〈下〉』 岩崎元郎(著)、山と溪谷社、2006年、ISBN 4-635-53046-9、pp52-55で、奥穂高岳が選定されている。
  5. ^ 『花の百名山』 田中澄江(著)、文春文庫、1997年、ISBN 4-16-352790-7、pp278-280で、西穂高岳が選定されていて、代表する高山植物としてセンジュガンピを紹介した。
  6. ^ a b 中部山岳国立公園南部地域管理計画書”. 長野自然環境事務所. 2021年1月7日閲覧。
  7. ^ a b c d e f 原山智. “上高地地域の地質”. 地質調査所. 2021年1月7日閲覧。
  8. ^ “【初耳?】1位は富士山、2位は北岳。標高3位の山とは?”. 毎日放送. (2020年11月7日). https://www.mbs.jp/mbs-column/mimi/archive/2020/11/07/021554.shtml 2020年12月13日閲覧。 
  9. ^ a b 東京国立博物館 -トーハク-. “【1089ブログ】私のイチオシ!円空仏 山に登る円空 「十一面観音菩薩立像」”. www.tnm.jp. 2023年7月20日閲覧。
  10. ^ a b 日本山岳会-1984年11月-No.473会報”. 日本山岳会. 2023年7月20日閲覧。
  11. ^ 『新日本山岳誌』 日本山岳会(編)、ナカニシヤ出版、2005年、ISBN 4-779-50000-1、pp954-962
  12. ^ 穂高安山岩類 - ジオランドぎふ「モバイル端末版」
  13. ^ 小野有五、日本における1960–2010年の氷河地形研究 ― 一研究者の回顧と展望 ―」 『地学雑誌』2012年 121巻 2号 p.187-214, doi:10.5026/jgeography.121.187
  14. ^ 岩田修二、「転向点にたつ日本アルプスの氷河地形研究:今村学郎・五百沢智也と今後の課題」 『第四紀研究』2014年 53巻 6号 p.275-296, doi:10.4116/jaqua.53.275
  15. ^ 『日本アルプスの登山と探検』 ウォルター・ウェストン(著)、青木枝朗(訳)、岩波文庫ISBN 4-00-334741-2
  16. ^ 深野稔生『燃えあがる雲 大島亮吉物語』白山書房、2021年、P122-127.
  17. ^ 穂高岳山荘について 穂高岳山荘 2010年11月5日閲覧
  18. ^ ごあいさつ”. 西穂山荘. 2010年11月5日閲覧。(アーカイブ版)
  19. ^ a b c 岳沢の沿革 岳沢小屋HP 2010年11月5日閲覧
  20. ^ ご祭神・御由来”. 穂高神社. 2016年11月13日閲覧。(アーカイブ版)
  21. ^ 別冊(内国郵便約款第79条及び第97条関係) 交通困難地・速達取扱地域外一覧”. 日本郵便 (2022年2月21日). 2022年5月1日閲覧。
  22. ^ 基準点成果等閲覧サービス 国土地理員、2011年3月1日閲覧。
  23. ^ 『山と高原地図 槍ヶ岳・穂高岳 上高地2010』昭文社ISBN 978-4-398-75717-3
  24. ^ 『山と渓谷社 2011年 01月号付録(山の便利手帳2011)』 山と溪谷社、2010年12月、149-164頁、ASIN B004DPEH6G
  25. ^ テント泊のお客様へ”. 穂高岳山荘. 2010年11月5日閲覧。
  26. ^ 岳沢小屋の宿泊・施設のご案内”. 槍ヶ岳山荘グループ. 2016年11月13日閲覧。
  27. ^ 焼岳小屋”. 上高地観光施設事業. 2010年11月5日閲覧。
  28. ^ 北穂高小屋”. 2016年11月13日閲覧。
  29. ^ 南岳小屋の宿泊・施設のご案内”. 槍ヶ岳山荘グループ. 2016年11月13日閲覧。
  30. ^ 槍ヶ岳山荘の施設のご案内”. 槍ヶ岳山荘グループ. 2016年11月13日閲覧。
  31. ^ 涸沢小屋”. 2016年11月13日閲覧。
  32. ^ NHKクロニクル 保存番組検索結果詳細 穂高連峰の四季~標高3000メートルの世界~”. NHK. 2016年11月13日閲覧。
  33. ^ 小さな旅のバックナンバー”. NHK. 2012年1月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011-02-04日閲覧。
  34. ^ NHKクロニクル 保存番組検索結果詳細 日本の名峰 花の風景 穂高岳”. NHK. 2016年11月13日閲覧。
  35. ^ おすすめの山(穂高岳)”. NHK. 2012年1月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年2月4日閲覧。
  36. ^ NHKクロニクル 保存番組検索結果詳細 金とく -ふるさとから、あなたへ- 「シーズン到来!初夏の山 新緑と残雪の絶景」”. NHK. 2016年11月13日閲覧。
  37. ^ NHKクロニクル 保存番組検索結果詳細 金とく 秋の北アルプス 紅葉と雲上の絶景”. NHK. 2016年11月13日閲覧。
  38. ^ NHKクロニクル 保存番組検索結果詳細 夏の北アルプス あぁ絶景!雲上のアドベンチャー”. NHK. 2016年11月13日閲覧。


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