西穂高岳落雷遭難事故とは? わかりやすく解説

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西穂高岳落雷遭難事故

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/01 15:36 UTC 版)

西穂高岳落雷遭難事故(にしほたかだけらくらいそうなんじこ)は1967年8月1日長野県西穂高岳独標付近で高校生の登山パーティーが被した遭難事故である。


注釈

  1. ^ 途中、体調不良や疲労を理由に生徒数名が途中の小屋や休憩地点で待機していたため人数が減っている。このため、事故発生当時は教員5名、男子生徒34名、女子生徒7名の編成であった(補助の山岳部員の生徒を含む)[2]
  2. ^ 46名のうち、前から20-25番、28番・30番・31番・33番・41番目の者(全員男子生徒)が死亡した。また、前から1番目と19番-40番目までの死亡者を除いた12名の合計13名(教員2名、男子生徒11名)が負傷した[3]
  3. ^ ただし、学校側の調査報告書では事故当時現場にいた生徒・教員46名のうち、死者11名・負傷者13名と記されている(会社員を除いた11名とのずれは列の先頭で負傷した教員と偶々身体が岩陰に隠れたためにごく軽傷で済んだ26番目の生徒1名を除いたものか)。また、同書によれば、打撲・捻挫・軽度な出血などを含めると生存者35名全員が負傷していたことが判明する[4]

出典

  1. ^ 1967年8月1日9時の天気図
  2. ^ 春日、1970年、P28-30・55.
  3. ^ 春日、1970年、P45-55.
  4. ^ 春日、1970年、P55-56.
  5. ^ 春日、1970年、P95-99.
  6. ^ 春日、1970年、P99-100.
  7. ^ 春日、1970年、P103-109.
  8. ^ 春日、1970年、P99-100.


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