テラフォーマーズ 用語解説

テラフォーマーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/21 03:05 UTC 版)

用語解説

テラフォーミング計画
地球の人口激増によって起こりうる環境破壊やエネルギー問題を懸念し、火星を人の住める環境にする計画。火星の地中に内在していることが判明した大量の二酸化炭素を火星を暖めることで流出させ、それによる温室効果で徐々に気温を上昇させることが目的。20世紀の科学者たちはその最初の手段として、ストロマトライトを改良して生まれた特殊な苔(藻類)[注 29]とそれを食料とするように改良したゴキブリを火星に大量に放ち、地表を黒く染めることで太陽光を吸収し暖めることが可能ではないかと考え、2077年(バグズ1号が火星に向かう500年前)にゴキブリを放った。バグズ2号が火星に到着した時には、手術済みの乗組員が寒さを感じない気温になっていた。
U-NASA
アメリカワシントンD.C.にある国連宇宙局。バグズ計画を主導しており、バグズ手術の技術を独占している。バグズ1号から送られたテラフォーマーの首をサンプルとし、クローンテラフォーマーなどを作製して研究を重ねている。敷地内には手術用の病棟もある。2604年にアメリカ以外の加盟国からの圧力に負ける形で火星開発の計画を公表したが、バグズ1号、バグズ2号に関する詳細は隠蔽されている。
バグズ1号
2577年に火星へと向かった有人宇宙艦。乗組員は優秀な宇宙飛行士で構成されている。同年8月21日、火星到着後間もなく全滅し、地球との連絡が途絶える。その惨事は当時、何一つ公開されなかった。地球に向かって飛ばせる小型ポッドが備えてあり、壊滅直前にジョージがテラフォーマーのサンプルを送った。
第1部である22年後も電力は残っており、バグズ2号の乗組員が中に入ることができた。その後「祈る者」率いるテラフォーマーの地球侵攻の足に使われ地球到達時にロシアが撃墜、残骸をアメリカが回収していた。
バグズ2号
2599年にバグズ計画により火星へ向かった宇宙船。火星の大気圏に到着するまで39日を要した。裏口には車庫があり10人ほど乗れる6輪の自動車が格納されている。U-NASAは車とも通信が可能。
カイコガ
絹糸や貴重な動物性タンパク質を得られる食料として、バグズ2号に積み込まれていた。2620年の火星ではテラフォーマーによって飼育されており、地球上では退化して飛べないカイコガが火星では普通に飛び回っていたり、幼虫には人間の歯が生えたり、成虫には人間の指が生えるなど、わずか20年で著しい異常進化を遂げている描写がいくつか見られる。
アネックス計画
A・Eウイルスのワクチンを作り出すことを目的とする火星有人踏査計画。小吉が燈と出会った2619年時点では2年後の2621年に火星へ出発を予定していたが、主導権を握らんとする各国の思惑が交錯した結果、2620年3月4日にアネックス1号の出発が早まった。1人の司令官と14人の副司令官がいる。だが真の目的は、乗組員を扱ったM.O.手術の人体実験であり、テラフォーマーに武器を奪われるリスクがあると言いながら、強力な重火器などの武器を持ち込ませなかったのは、このためでもあった。事実上、火星における代理戦争となっている。
アネックス1号
2620年3月4日にアメリカ合衆国ネバダ州南部からM.O.手術を受けた100名の乗組員を乗せ火星へと打ち上げられた大型有人宇宙艦。バグズ2号と同じく到着までには39日を要する。乗組員は国・地域毎に6つの班に分かれている。艦内の居住エリアは人工的に低重力を作り出してある。幹部エリアは原則的に立ち入りが禁止されている。薬は倉庫、高速脱出機、幹部の個室に収納されている。ウイルス研究の設備が搭載されている。脱出機には薬の他に、40日分の飲み水、「虫籠」も装備されている。
一時は死亡を偽った第四班に占拠され、テラフォーマーたちによって半ば解体される。さらにテラフォーマーたちが地球に来れないように、ニュートン一族の仕込みで念入りに再起動を封じられる。
オフィサー
艦長である小吉を含む6人で構成される幹部。人間側の“兵器”とまで称される主力陣であり、各国より選り抜かれた対テラフォーマー戦のプロフェッショナルであり、通常のテラフォーマーを全く寄せ付けない実力を有する。主に軍隊出身者であり、6つの班の班長としてクルーたちを指揮する。
マーズ・ランキング
「火星環境下におけるゴキブリ制圧能力のランキング」、略称でM・A・R・Sランキング。テラフォーマーの生け捕りを前提にした制圧能力を各乗組員に対して格付けしたもの。上位には小吉を始めとしたオフィサーが名を連ねる。制圧能力には手術ベースの特性が影響しており、下位の者は戦闘向きの特性でないことも多いため通常のテラフォーマーにも全く敵わない。
専用武器
「マーズ・ランキング15位以内の者に限り」「己の技術か、己の特性を最大限に活かすもの」という条件付きで携帯を許可された武器。武器がテラフォーマーに奪われた際のリスクも考慮されており、本人でなければ特性を発揮できないものが多い。
日米班のみ、専用武器に変身薬として使用できるシステムが施されているものがある。例えば燈の『膝丸』は自身に刺すと変身薬を注入することができる。
プランα(プラン アルファ)
火星到着後、小吉の指揮により、アネックス1号を中心に全員で行うウイルス調査。オフィサーとマーズ・ランキング上位の者が前線に防衛線を張り、下位の者がその内側でサンプルの採取や研究を行い、目標数のウイルスを確保後に地球へと帰還する計画。
プランδ(プラン デルタ)
アネックス1号で帰還が不可能な際の予備プラン。100人を6つの班に分けて高速脱出機に乗り、全滅を避けるため別々の方向へ飛び火星へ着陸。着陸次第、アネックス1号へ集合し、ウイルス研究を続けながら、40日後に地球からの救助船により帰還する計画。独立した班の指揮は6人のオフィサーが行い、本艦の研究設備が大破していた場合は各班がテラフォーマーを捕獲する必要がある。
対テラフォーマー発射式蟲取り網
銃タイプの網射出器。網は強靭で、繊維強度はテラフォーマーの筋力の3倍以上。また鈍器としても使用可能。
小説『THE OUTER MISSION』にはこの試作機が登場する。
バグズ手術
「テラフォーマーの免疫寛容臓移植術」および「骨肉細胞における昆虫のDNA配列とのハイブリッド手術」の総称。火星環境での長時間任務を可能とするための手術で、昆虫のDNA配列を後天的に組み込み、軟弱な人間の骨肉細胞を昆虫のものに変化させることを可能にした。
テラフォーマーの免疫寛容能力が手術の基礎となっており、“開放血管系の併用”と“強化アミロースの甲皮”が目玉である。
実験段階では人と相性のいいショウジョウバエを使用すると他国の技術者には告げられていたが、強度が上がらず別の昆虫へ変更された。免疫寛容臓の移植によって拒絶反応を起こすとそのまま死亡してしまうため、手術の成功生存率は30パーセント程度。そのため、被験者には多額の報酬が支払われる代わりに命の保証がない。
注射器によって液体の薬剤を注入することで組織のバランスを崩して昆虫人間に「人為変態」し、手術ベースである昆虫の特性を引き出すことが可能となる。さらに大量の変身薬を一度に使用することで、体への負担と引き換えに爆発的な力を得る「過剰変態」状態になることができる。しかし、効果が長く続きすぎた場合、人間の体が持つ免疫によりショックを起こし死に至る。成分は肝臓と腎臓で分解されるため、臓器を損傷している場合は徐々に昆虫そのものの姿へと変化していくケースもある。
バグズ手術の次の可能性を示す4人
膝丸燈、ミッシェル・K・デイヴス、蛭間一郎、エヴァ・フロストの四人。燈は複数の能力を人工的に植え付けられたことから。ミッシェルはバグズ能力を遺伝で受け継いだという奇跡から。一郎とエヴァは不死性への着目から。
M.O.手術(モザイク オーガン オペレーション)
テラフォーマーに対抗するために生み出したもの[22]で、アネックス1号の乗組員に施された“人為変態”手術。バグズ技術を進歩させ、あらゆる生物がベースに使用できるようになった[22]。さらに、「ツノゼミ類」で基礎スペックを上乗せすることも可能となっている。
手術の成功生存率はバグズ手術より改善されているが、いまだ36パーセント程度。女性の方が手術への適合性が高い。手術ベースは被験者の体質次第。原始的な生物ほど適合率は低く、術中死のリスクも高い。他にも様々なリスクを抱える。手術できるのは一人一種のみで、複数能力持ちのミッシェルや燈は生まれつきの特例である。
人としての組織を一度破壊し、別の生物の組織を再生するというプロセスを経て変態するため、骨折程度の怪我であれば一度変態し直すことで回復が可能。ただし薬は無制限に使えるような都合の良いものではなく、あくまで寿命を前借したドーピングである。
バグズ・M.O.両手術共通して、2つの能力体現の仕方がある。1つは、小吉のオオスズメバチやアシモフのタスマニアン・キング・クラブやマルコスのアシダカグモのような、純粋な身体の『強化手術』。人間のままでは能力が使えず、薬を注入することで初めて能力が発現する。
もう1つは、一郎のネムリユスリカや爆のチャツボボヤやエヴァのプラナリアのような、ベースとなった生物を皮膚・筋肉から神経・組織まで共存させる方法である。この手術を受けたものは、薬を打たずとも人間のままにしてベースとなった生物の特性を使用できることがある。ただし、先述の能力発現のベースより難易度が高い。
特に中国とドイツは独自の得意分野で先んじている。また人為変態に使用する薬の形態は手術の型によって異なり、注射器(昆虫型)・ガム(節足動物型)・電子タバコ(甲殻型)・カプセル剤(植物型)・粉末(魚類型)・未来座薬(軟体動物型)・アンプル(鳥類型)・膏薬(哺乳類型)・ドロップ(脊索動物型)と様々である。第3部ではどのタイプのベース生物にも使用できる変身薬が搭載された打ち込みガンが登場し、一警護社員が使用している。
免疫寛容臓(モザイクオーガン)
テラフォーマーの持つ“選択的免疫寛容”能力を司る臓器[22]。バグズ手術にも使用されていた。異なる生物のDNAを共存させる働きを持つ。
不完全変態手術(ふかんぜんへんたいしゅじゅつ)
別名「紅式[注 30]手術」と呼ばれる、先述のM.O.手術の能力発現の仕方の後者の亜種。中国が極秘に開発した新技術。薬を使って変態しなくとも、ツノゼミのブーストだけで並みの昆虫型程度の身体強化がすでに発現し、また通常時から手術ベース生物の能力を引き出すことが出来る。完全変態に対する不完全変態にちなんだ名称。非常時でもないのにベース生物の能力があることは社会での日常生活への弊害となり、地球帰還後の一般生活を送ることを保障されていない。
C.B.技術(キマイラ・ブラッド・オペレーション)
第3部より登場した本多晃の新技術。蛭間七星によって命名された。M.O.手術の人為変態に対し“天異変態”とも呼ばれる。専用の変身薬を用いて変態した後、腕に装着したユニットを他のM.O.能力者と接触させることで、約3分程度の短時間に限り互いに相手の手術ベースが発現する[17]テルムス・アクウァーティクスの酵素の働きで能力者のDNAを複製・増殖させることで、本来なら他者のものである能力が使用できるようになっている。相手の血を経口摂取するなどの手段でDNAを取り込んだ場合も同様の効果が得られるが、持続時間は数秒〜十数秒と非常に短くなる。
M.O.H.兵器(モザイク・オーガン・ハイブリッド)
第3部より登場した「脳の命令から発せられた信号で機械を動かす」「人間が出来ること以上の命令を行うと、使用者に大きな負担がかかる」技術[17]。また、機械部分を使用者に合わせることでデメリットを克服、実用化に成功したマルコスの「アラクネバスターMk-VIII」が登場する。
ジャパン・ランキング
「地球環境下で対テラフォーマー戦を行った際、警備対象への防衛率」を基準評価としている[17]。そのため敵テラフォーマーの生死は問わない。ランキングは変動制。
日本では自衛隊員や警察官に対するM.O.手術が行われていないためランキング対象者はほとんどが一警護社員だが、一部例外も存在する。
B・M・A(バイオ&メカニクスアーゲンター)
ドイツにある生体工学・機械工学を専門とする民間研究機関。機械による強化という軍研究所とは異なるM.O.技術の研究をしている。
ラハブ
彗星の衝突により失われた旧第5惑星。高度な文明が発展して惑星間を移動し、地球や火星に影響を与えたという。ニュートン一族によると火星にあるピラミッドに酷似した建造物「密集ピラミッド」はラハブの神々が建てたとされる。作中では長らく都市伝説とされてきたものの、テラフォーマーの登場によりラハブの超古代文明が実在した可能性が推測され始めた。
A・Eウイルス(エイリアン エンジン ウイルス)
2619年の地球で流行が危惧されている新種のDNAウイルス。42年前に突然現れ、20年前に急激に増えたことから火星由来のものとされている。致死率は100%であり、遺体から採取したウイルスを培養することは不可能。ワクチン開発のための研究サンプルを得るためにアネックス計画が実施されることとなった。
ロシアの仮説によると、その正体は人類が火星にやってきた時のために「ラハブ」が仕込んでおいたブービートラップ。その証拠として、人類が火星にやってきた時に真っ先に訪れるであろう地下に大量のウイルスが入ったキャリアが仕込まれていた。その予想に反して苔とゴキブリを送り込むという低予算プロジェクトが行われたことで、このウイルスがゴキブリに対して想定外のウィルス進化をもたらし生まれたのがテラフォーマーだと推測されている。
このウイルスに感染すると、脳や心臓など一部の臓器が変容してしまい、その過程で死んでしまう。しかし、変容した状態でワクチンによって治療できればその後のM.O.手術の成功率がほぼ100%となるという驚異的な恩恵が存在しており、これが各国がワクチンを切望する裏の事情となっている。
九頭龍(くずりゅう)
九頭龍拾参號。第四班の上司である中国軍が秘密裏に派遣した宇宙戦艦。艦長は凱将軍。
外見は先端に複合兵装(接近戦時はペンチ型マニピュレーター、中・遠距離時はレーザー砲)と内側に多数装備されたレーザー砲付きの八本のプレキシブルアームを装備したタコのような姿をしている。凱将軍の胞子をばらまく機能がある。ほか中性子兵器「大飞鏢(ダイフェイビャオ)」と自爆装置が搭載され、凱が死ぬと自爆するように設定されている。
乗員はほぼ全員が燈、ミッシェル、シルヴェスターらによって(M.O特性を見せることなく)壊滅。テラフォーマーからは来訪神として崇められ、また随所でクトゥルフに喩えられる。特に、火星脱出および地球再突入用の特殊フォームは「大袞(ダゴン)」の名を持つ。
フロンティア・スピリット
救命艇。中国がU-NASAに妨害工作をしていたため、裏をかいて国ではなく民間宇宙開発で秘密裏に建造した。打ち上げ場所は旧ロシア連邦デザ共和国。計画の主導は蛭間一郎・二郎による。
充実した医療設備を備えるが、軽量化を追求した構造のため燃料は1往復分など他の設備は最小限に留められ、武装はシールドのみ。
ノア1号
ニュートン一族の科学技術の粋を集めた自家用戦艦。黒い球体の形状をした小型の宇宙戦艦で、船底近くに「WE ARE THE COSMOS」と表記されている。
船体のいたるところに最新兵器が隠されており、艦周囲の敵を殲滅することができる。
ノア2号
第3部に登場。ノア1号とよく似た外見の黒い球体状の戦艦。ファティマ、雷、「祈る者」が中国軍人工島を離脱する際に使用した。反物質エンジンや重力波発生など作中の27世紀でも常識外れのオーバーテクノロジー装備を有している反面、資源の枯渇や資金の問題から大量生産できないという。
神奸達(スニーカーズ)
中国軍上層部やニュートン一族を指す名称[17]。日本の防衛省や一警護が用いている他、雷博士も自称している。自分たちの利益のため敵生物に加担していることから、人(神)を裏切る者として、売国奴を意味する漢奸になぞらえてつけられた[17]。また「スニーカー(忍び寄る者)」とは昆虫学の用語で、戦いではなく搦め手でメスに近づき子孫を残すオスの虫のことをいう。

注釈

  1. ^ 『ミラクルジャンプ』3号(3rd MISSION、2011年5月6日発売)と『ミラクルジャンプ』4号(4th MISSION、2011年8月11日発売)の間に公開された読切作品。
  2. ^ 原作者は「デフレ感というか停滞感のようなもの(中略)、そういった感じを小道具に使いたかった」ことに加え、「ITと微生物関連以外は(資金、資源的な限界も含めて)あのあたりが限界だと思って居る」と発言している。また、極一部の集団のみが未来的な技術を保有することで「富や技術の独占という側面」を表現しているとのこと。[1]
  3. ^ カイコの架空の種で、糸の軍事利用のためにクモの遺伝子を組み込まれたカイコという設定。現実にもクモの糸と同程度の強度を持つ絹糸の生成を目指し、遺伝子操作によって人為的に作られたカイコガが存在している[2]
  4. ^ 作者によると映画『マッハ!!!!!!!!』の主人公にちなんでつけたとのこと。[独自研究?]
  5. ^ 単行本第1巻に基づく表記。公式サイトのプロフィールではブライ“ド”となっている。
  6. ^ 小説版や外伝に登場したM.O.H.(モザイク・オーガン・ハイブリッド)技術を改良したもの。「既にM.O.手術に成功した能力者」のベース生物に合わせて機械化を施すことにより、拒絶反応などのデメリットを軽減している。
  7. ^ 第2部中盤でも第四班が仕掛けたシールドによって足先が切断される怪我を負ったが、第3部でエヴァと天異変態を行った際にプラナリアの特性によって切断されたつま先が復元された。
  8. ^ 関東の複数の古武道が交流・統合されて生まれた武術、という設定。新陰流柔術忍術の要素も含まれるという。
  9. ^ 糸の射出・巻き取り、自身に刺すと変身薬を注入する、超音波により「蛾」の燈に『膝丸』の現在位置を伝える、燈が死亡すると機能停止する、などの機能がある。
  10. ^ 市街地戦闘や隠密戦闘における武器の携帯機能、隠蔽性能を上げるため、刀身を複数に分割してベルトに仕込むことができる。自在に射出して攻撃したり、糸を使って操ったりすることが可能。
  11. ^ 一般的な和名・英名が存在しないため、「バクダンオオアリ」「Blast Ant(爆弾アリ)」共々ミッシェルからの呼び名、という設定。
  12. ^ 「八重子」と表記されている箇所もあり。アニメなどは「八恵子」で統一されている。
  13. ^ 日本風の名前は両親の趣味なだけで日本人と血縁があるわけではなく、メキシコ系アメリカ人。
  14. ^ a b アニメ版ではセルゲイ・セレズニョフが11位と表記されていたが、公式ツイッターにてミスであると謝罪があった。BD・DVD版では修正されるとのこと。[3]
  15. ^ 原作ではローザの不倫ともとれる描写と二人の子供に能力が遺伝していないという描写を根拠に、不貞をしたのかもしれないという疑惑をアドルフが個人的に抱いているだけで、真偽は不明だが(そもそも一般的には遺伝はせず、遺伝したミッシェル・K・デイヴスが稀有な例であった)、アニメ版では明確に不倫をしている描写が描かれ、子供の遺伝子がアドルフと一致しなかったことも明かされ、初日にアドルフの給料を確認して下ろそうとした妻のローザは、ジェシカ博士に「ゴキブリ」と唾棄され、その代償として「アドルフの家族ではない」と見なされ、アドルフの給料の振り込みを停止された上で切り捨てられた。原作ではそういった金銭に汚いような描写は特になく、その後の描写もない。
  16. ^ 「ツノゼミによる身体強化の上乗せ」技術自体がアドルフを実験台とする研究により開発されたため。
  17. ^ ルーク・スノーレソンを初代大統領とする架空の新興国家。ニュートン一族が「創った」国であり、何らかの『聖地』であるらしい。
  18. ^ ジョセフは「肉体関係を持った女性をほぼ100%妊娠させる体質」だという。
  19. ^ ジョセフにより7人個別に名付けられている。髪型など個体差がある他、実験の結果記憶は不完全になっている。燈らと合流した「エヴァ」ははぐれ個体。
  20. ^ 第3部の19話に再選したとの描写がある。
  21. ^ 同様の特徴を持つ人物が幼児・少年から成人まで複数人登場しているがその正体は不明。
  22. ^ 染「谷」と表記されている箇所もあるが誤植である。
  23. ^ 音が発生する際の空気の振動を利用して発電機を回し電力を生み出す技術。現実でも研究が進められている。
  24. ^ テラフォーマーたちの真の思惑と思われる深部までは知らなかったらしく、本郷との戦闘の中、死んでいたはずの本郷の妹が生存していたことを知り自分の知らない研究がされていたことに動揺。後述の敗北の要因となった。
  25. ^ テラフォーマーズ公式ガイドブックで原作者は彼らにとっての箸に相当する物と解説している。
  26. ^ 24話にて呼称。
  27. ^ 燈は「デンキウナギだかデンキナマズだか」と呼んでいた。
  28. ^ アニメ2期において。クレジットは「カリスマテラフォーマー」名義。
  29. ^ 単行本第1巻および『テラフォーマーズ1』では「苔」で統一され、『週刊ヤングジャンプ』からの新連載以降は「藻類」と書かれる場合もある。
  30. ^ 「紅式」とは被験体となった第四班班員の紅の名前からきている。
  31. ^ OVAでは「3DCGモデル」表記。
  32. ^ ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント集英社MAGES.グッドスマイルカンパニー、アニマティック、ウルトラスーパーピクチャーズ
  33. ^ ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント、集英社、京楽産業ホールディングス、MAGES.、アニマティック、グッドスマイルカンパニー、ウルトラスーパーピクチャーズ
  34. ^ 単行本第1巻の帯では『バクマン。』に登場する漫画家の新妻エイジから、「本当にあった最高に面白い宇宙のゴキブリ漫画」とコメントを寄せられている。

出典

  1. ^ テラフォーマーズ/1|貴家 悠 / 橘賢 一|ヤングジャンプ・コミックス|”. 2013年8月17日閲覧。
  2. ^ テラフォーマーズ/2|貴家 悠 / 橘賢 一|ヤングジャンプ・コミックス|”. 2013年8月17日閲覧。
  3. ^ テラフォーマーズ/3|貴家 悠 / 橘賢 一|ヤングジャンプ・コミックス|”. 2013年8月17日閲覧。
  4. ^ テラフォーマーズ/4|貴家 悠 / 橘賢 一|ヤングジャンプ・コミックス|”. 2013年8月17日閲覧。
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  7. ^ テラフォーマーズ/7|貴家 悠 / 橘賢 一|ヤングジャンプ・コミックス|”. 2013年11月19日閲覧。
  8. ^ テラフォーマーズ/8|貴家 悠 / 橘賢 一|ヤングジャンプ・コミックス|”. 2014年2月19日閲覧。
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  27. ^ テラフォーマーズ妄想訓練記 教えて!ミッシェル教官|セレビィ量産型 / 貴家 悠 / 橘賢 一|ヤングジャンプ・コミックス|”. 2015年9月9日閲覧。
  28. ^ 今日のテラフォーマーズはお休みです。/1|服部昇大 / 貴家 悠 / 橘賢 一|ヤングジャンプ・コミックス|”. 2015年9月9日閲覧。
  29. ^ 今日のテラフォーマーズはお休みです。/2|服部昇大 / 貴家 悠 / 橘賢 一|ヤングジャンプ・コミックス|”. 2015年9月9日閲覧。
  30. ^ 今日のテラフォーマーズはお休みです。/3|服部昇大 / 貴家 悠 / 橘賢 一|ヤングジャンプ・コミックス|”. 2015年9月9日閲覧。
  31. ^ 今日のテラフォーマーズはお休みです。/4|服部昇大 / 貴家 悠 / 橘賢 一|ヤングジャンプ・コミックス|”. 2016年3月18日閲覧。
  32. ^ 今日のテラフォーマーズはお休みです。/5|服部昇大 / 貴家 悠 / 橘賢 一|ヤングジャンプ・コミックス|”. 2016年8月19日閲覧。
  33. ^ 今日のテラフォーマーズはお休みです。/6|服部昇大 / 貴家 悠 / 橘賢 一|ヤングジャンプ・コミックス|”. 2016年11月18日閲覧。
  34. ^ テラフォポリス ばっかも〜ん! 出る杭課24時|柴乃櫂人 / 銅☆萬福 / 貴家 悠 / 橘賢 一|ヤングジャンプ・コミックス|”. 2015年9月9日閲覧。
  35. ^ てらほくん|フォビドゥン澁川 / 貴家 悠 / 橘賢 一|ヤングジャンプ・コミックス|”. 2016年5月19日閲覧。
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  38. ^ テラフォーマーズ THE OUTER MISSION 2|藤原 健市 / 貴家 悠 / 橘 賢一|ダッシュエックス文庫|”. 2015年8月25日閲覧。
  39. ^ テラフォーマーズ THE OUTER MISSION 3|藤原 健市 / 貴家 悠 / 橘 賢一|ダッシュエックス文庫|”. 2016年5月25日閲覧。





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