フォビドゥン澁川
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/18 23:51 UTC 版)
フォビドゥン 澁川(フォビドゥン しぶかわ)は、日本の漫画家。北海道出身、在住[1]。
略歴
- 2011年、第119回ヤングジャンプ月例MANGAグランプリ・GAG部門にて、『こんかつ』で準グランプリを受賞。同年、『ミラクルジャンプ』(集英社)No.4に読切作品『アンウェルカム』が掲載され、商業誌デビューを果たす。
- 2012年、『ミラクルジャンプ』および『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて、『パープル式部』が読切として掲載。その後、約2年間の不定期掲載[2]を経て、同誌2014年27号から2015年31号まで、同作品を連載。
- 2016年、『週刊ヤングジャンプ』にて、同誌の人気連載作である『テラフォーマーズ』のスピンオフ作品『てらほくん』を短期集中連載。
人物
- 『パープル式部』の連載当初、友人からは『源君物語』[3]の作者であると勘違いされていた[4]。その後『週刊ヤングジャンプ』2015年2号において、両作品のコラボ企画が実現した[5]。
- アクション映画『ダイ・ハード』のファンである[6]。
作品リスト
漫画作品
連載
- パープル式部(『週刊ヤングジャンプ』2014年27号 - 2015年31号)
- バーチャル式部(『となりのヤングジャンプ』2014年10月16日 - 2015年2月5日) - 上記タイトルのスピンオフ作品、未単行本化。
- てらほくん(『週刊ヤングジャンプ』2016年6・7合併号 - 2016年20号) - 貴家悠・橘賢一の漫画作品『テラフォーマーズ』のスピンオフ作品。
- スナックバス江(『週刊ヤングジャンプ』2017年33号[7] - 2025年26号[8])
読み切り
- アンウェルカム(『ミラクルジャンプ』No.4) - 『パープル式部読切集 花の巻』に収録。
- たよりGUY(『週刊ヤングジャンプ』2012年27号) - 『パープル式部読切集 花の巻』に収録。
- こんかつ(『ミラクルジャンプ』No.6)
- パープル式部(『ミラクルジャンプ』No.8、『週刊ヤングジャンプ』2012年42号、他多数)
- グレイテスト・ヒッツ・コンボイ(『週刊ヤングジャンプ』2015年32号)
- 干物妹!うまるちゃん大好きおじさん(『週刊ヤングジャンプ』2015年35号) - 『干物妹!うまるちゃん』を題材にした作品。
- メタルソルジャー3D(『週刊ヤングジャンプ』2015年38号)
- 現代健康浪漫譚 柳生健康帳(『週刊ヤングジャンプ』2015年42号)
- おなかゆるゆる探偵(『ミラクルジャンプ』2016年3月号) - 『てらほくん』に収録。
- てらほくんvsアイアムアヒーロー(『週刊ヤングジャンプ』2016年20号) - 『てらほくん』に収録。
- アリスvs不思議の国(『週刊ヤングジャンプ』2016年49号)
- 白銀ノエル大好きおじさん(『週刊ヤングジャンプ』2023年14号[9]) - 白銀ノエルを題材にした作品。
書籍
- 『パープル式部』、集英社〈ヤングジャンプ コミックス〉2014年 - 2015年、全2巻
- 『パープル式部読切集 花の巻』、集英社〈ヤングジャンプ コミックス〉2014年、読切集[10]
- 『てらほくん』、集英社〈ヤングジャンプ コミックス〉2016年、全1巻
- 『スナックバス江』、集英社〈ヤングジャンプ コミックス〉2018年 - 2025年、全18巻
その他
脚注
- ^ “パープル式部”. 週刊ヤングジャンプ公式サイト. 2014年9月23日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 扉絵や次号予告などで「代原連載」などと、自らネタにすることもあった。
- ^ 稲葉みのりによる同誌連載のラブコメディ作品。互いに紫式部の世界観をモチーフにしているという共通点がある。
- ^ “Twitter / MeganeMonster: 連載ともなると友人の反響もすごかったです。 ...”. Twitter (2014年6月12日). 2014年9月23日閲覧。
- ^ “Twitter / young_jump: 両作者無駄にノリノリの禁断コラボ! ...”. Twitter (2014年12月11日). 2014年12月13日閲覧。
- ^ 週刊ヤングジャンプ、2013年12号の巻末コメントより。
- ^ “「パープル式部」のフォビドゥン澁川、新作は場末のスナック舞台にしたギャグ”. コミックナタリー. ナターシャ (2017年7月13日). 2022年7月19日閲覧。
- ^ 『週刊ヤングジャンプ』2025年26号、集英社、2025年5月29日。表紙より。
- ^ 『週刊ヤングジャンプ』2023年14号、集英社、2023年3月2日。表紙より。
- ^ 公式の扱いとしては「第0巻」となっている。
- ^ “「浦安鉄筋家族」連載30周年!板垣恵介、和山やま、秋本治らお祝いイラスト寄稿”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年2月2日) 2023年2月2日閲覧。
外部リンク
- フォビドゥン澁川 (@MeganeMonster) - X(旧Twitter)
- フォビドゥン澁川のページへのリンク