「手印(シュイン，　テイン)」の意味や使い方わかりやすく解説 Weblio辞書

デジタル大辞泉

索引トップ用語の索引ランキング凡例

しゅ‐いん【手印】

読み方：しゅいん

１手の指で印を結ぶこと。また、その指の形。仏・菩薩(ぼさつ)の悟りの内容や誓いを象徴する。契印。印。

２手の形を押してしるしとしたもの。てがた。

３自分でした署名または捺印(なついん)。また、自筆の文書。

て‐いん【手印】

読み方：ていん

証文・願文(がんもん)などを作成した場合、自署のかわりに掌(てのひら)に朱または墨をつけて文面におしたもの。しゅいん。

歴史民俗用語辞典

索引トップ用語の索引ランキング

手印

読み方：シュイン（ｓｈｕｉｎ），　テイン（ｔｅｉｎ）

掌に朱もしくは墨を塗ってそれを文書の字面に押したもの。

世界宗教用語大事典

索引トップ用語の索引ランキング

しゅいん【手印】

①仏教で印相をいう。②証明のために手形を押したもの。法然の『一枚起請文』に「為証以両手印（証の為に両手印を以てす）」→ 印相

ウィキペディア

索引トップ用語の索引ランキングカテゴリー

印相

(手印から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/02/25 14:12 UTC 版)

印相（いんそう、いんぞう、梵: mudrā）は、仏教において、手の指で様々な形を作り、仏・菩薩・諸尊の内証を標示することを指す^[1]。印（いん）、印契（いんげい）^{[注釈 1]}、密印、契印ともいう^[1]。修行者が本尊と渉入し融合するために、その本尊の印相を結ぶこともある^[1]。本来は仏教において印相に関する定まった軌則は無かったが、密教の発達に伴って相が定まり、意味が説かれるようになった^[1]。儀軌の成立した時代の違いや地方の別によって、印相には差異がある^[1]。

脚注

注釈

^ 両手で結ぶ印相を手印と呼び、観音の蓮華などのような諸尊の持物を印契と呼んで区別する場合がある^[1]。
^ 座禅の時結ぶ事でなじみ深い印相は異なり、右手の上に左手を重ねる。
[1]、[2]（臨済宗）、[3]（曹洞宗）

出典

^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ 総合仏教大辞典編集委員会（編）『総合仏教大辞典』法蔵館、1988年1月、65頁。
^ “WEB版新纂浄土宗大辞典「九品印」”. 浄土宗大辞典編纂委員会（編集）. 2021年8月23日閲覧。
^ 田村隆照『佛教藝術65「定印阿弥陀如来像をめぐる諸問題」』毎日新聞社、1967年8月。

[続きの解説]

「印相」の続きの解説一覧

手印と同じ種類の言葉

印に関連する言葉

役印御璽(ぎょじ) 手印朱印(しゅいん) 検印

>>同じ種類の言葉 >>出版に関連する言葉

>> 「手印」を含む用語の索引
手印のページへのリンク


	(C)Shogakukan Inc. 株式会社小学館
	Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
	Copyright (C) 2024 Chukei Publishing Company. All Rights Reserved.
	All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License. この記事は、ウィキペディアの印相 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

手印とは？わかりやすく解説

しゅ‐いん【手印】

て‐いん【手印】

手印

しゅいん【手印】

印相

注釈

出典

「手印」の関連用語

手印とは？ わかりやすく解説

しゅ‐いん【手印】

て‐いん【手印】

手印

しゅいん 【手印】

印相

注釈

出典

「手印」の関連用語

手印とは？わかりやすく解説

しゅいん【手印】