手占とは? わかりやすく解説

て‐うら【手占】

読み方:てうら

手の指をかわるがわる屈伸し伸ばしたのを陰、屈したのを陽として、易の八卦(け)に当てて占うこと。てうらない

「先づ—を置いて見ませう」〈虎寛狂・居杭


手占

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/08 08:05 UTC 版)

手占(てうら)は、食指将指および無名指の3本の手指の屈伸によって、八卦の象をうらなう占いである。

概要

この3本の指と八卦との関係は、

  1. 巨指を仮に添え三指を同じく屈しての卦象を作る。
  2. 食指を伸せば生家のにあるのを知る。これを「一上生家」という。
  3. 将指を伸せば天医にあるのを知る。これを「二中天医」という。
  4. 無名指を伸せば絶体にあり、このとき三指みな開く。これを「三下絶体」という。
  5. 将指を屈すれば遊魂にある。これを「四中遊魂」という。
  6. 食指を屈すれば禍害にある。これを「五上禍害」という。
  7. 将指を伸せば福徳にある。これを「六中福徳」という。
  8. 無名指を屈すれば絶命にある。これを「七下絶命」という。
  9. 将指を屈すれば遊年にある。これを「八中遊年」という。遊年の文字は当卦の本宮にある。

ほかの卦はこれに準じてまず三指で当卦の象を作り、そののち変動を知るのである。



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