印相
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/22 01:05 UTC 版)
印相(いんそう、いんぞう、梵: mudrā)は、仏教において、手の指で様々な形を作り、宗教的理念を象徴的に表すもの[1]。ヒンドゥー教と仏教に共通し[1]、仏・菩薩・諸尊の内証を標示する[2]。印(いん)、印契(いんげい)[注釈 1]、密印、契印ともいう[2]。修行者が本尊と渉入し融合するために、その本尊の印相を結ぶこともある[2]。本来は仏教において印相に関する定まった軌則は無かったが、密教の発達に伴って相が定まり、意味が説かれるようになった[2]。儀軌の成立した時代の違いや地方の別によって、印相には差異がある[2]。
- 1 印相とは
- 2 印相の概要
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