山田家の人々
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山田健一(声の出演:宝亀克寿) 身長:162cm / 血液型:B型 / B:96.5cm W:108cm H:108cm 山田家の世帯主。48歳。会社員で休日も接待ゴルフに出かける真面目な人間。一方、ドルを円と間違えたり、ハワイに行ってからも「仕事に行かなきゃ」と寝ぼけたりなど、前作よりも間抜けな一面が強調されている。相変わらずステテコに腹巻というスタイルがお気に入りのようだ。最近夜になると小腹が減るようになった。それ故に、ブラウン家にあった期限切れのハムを食べてしまい、腹痛を起こした。日本の蚊編では無理な筋トレで腰を痛めたりなど言った理由で、アメリカの蚊編ではブラウン家の為の蚊退治に時間を費やした所為で碌に観光が出来なかった。日本の蚊編ではラストボスとして立ちはだかり、「健一・ザ・タイガー」と「健一・ザ・ドラゴン」「健一・ザ・アメリカ」と言った、前作に輪を掛けて人智を超えた必殺技で蚊に立ち向かうも敗北。最後は蚊をブラウン家に置き去りにしようと荷物に害虫駆除を施すも、自力で旅客機に付いてきた蚊に気付き、絶叫した。 山田カネヨ(声の出演:西宏子) 身長:161cm / 血液型:AB型 / B:91.9cm W:88.9cm H:102.1cm 健一の妻。48歳。家族と家族写真をこよなく愛する。前作で披露した人間離れした運動神経は今作でも健在。日本の蚊編の終盤、雷に打たれて丸焦げになり、髪型もアフロヘアーになった。しかしナレーション曰く、特に命に別状は無いとの事。その際に体内に雷神を宿し、雷を纏うようになった。決戦時には「カネヨ・ザ・サンダー」という雷撃を放って蚊を迎え撃つ。エンディングでも元に戻る事は無かった。 山田麗奈(声の出演:川上とも子) 身長:163.8cm / 血液型:B型 / B:85.2cm W:61.1cm H:86.5cm 山田家の長女。19歳。今年高校を卒業し、短大に入学。サークルに入ったがまともに顔を出していない。この夏にかけて水着を購入した。加齢の為か前作と比べ容姿や声が大人びており、髪型も変わっている。一方、終盤では魔法少女が持っているようなステッキ(先端に蚊取り線香が付いている)を使って周囲に謎の魔法を放つ「マジカル麗奈」というファンシーな必殺技を会得している。更にスタッフロールの背景では魔法少女風のコスチュームを纏っている。日本の蚊編中盤、湯あたりで体調を崩して寝込み、観光に行けない原因を一つ作ってしまう。ビーチでの出会いを期待していたが、様々な要因が重なってろくにブラウン家から出られず、なんとか買い物だけは行けたが偽物ばかりを掴まされた。カネヨが敗れた後、母の仇を討つべく前述の魔法で蚊と戦うが敗北し、「海に行きたかった」と泣きながら倒れた。
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山田家の人々
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「おじゃまんが山田くん」の記事における「山田家の人々」の解説
山田 よしお 声 - コロムビア・トップ 本作の主人公の立場にあたる1人。山田家の当主(家長)であり、学生アパート山田荘の管理人。福岡県山田市(現:嘉麻市)生まれ。「よしお」の名前で呼ばれることはまずなく、「父さん」で通っており、山田荘の3人からは「大家さん」と呼ばれている。会社を定年退職してからの収入源が山田荘しかないのが心もとなく、それゆえ他の家族にも頭が上がらないので、暇さえあれば職安通いを続けているが、いい仕事が見つからず、パチンコ通いの毎日である。 戦前生まれで出征兵士だった(陸軍で炊事担当)ためか、父親を絶対的権限を有する家長と見なすアナクロな家族像を理想としているが、子供たちは元より、妻のいねからすらも完全に時代遅れと見られている。オオヤブ医院のオオヤブ先生と、次男のぼるの所属する東江戸川高校野球部のゴトウ監督とは戦友同士で、この3人で居酒屋で飲むと自然と「同期の桜」が出てくるも、何かと金満ぶりを吹聴するオオヤブ先生に対する対抗心は強い。 頭髪が薄く、ひどく気にしているが、そのことを指摘されると烈火の如く怒り、「ハゲとは何だハゲとは。『髪の毛の不自由な人』と言いなさい」などと言う。プロ野球のひいきチームは、当初長嶋巨人ファンだったが、東江戸川オジャマンツが創立されると、その熱烈なファンになった。 山田 いね 声 - 鈴木れい子 よしおの妻。新潟県生まれ。山田家の者からは「母さん」、よしお同様山田荘の3人からは「大家さん」と呼ばれている。家の重大時などに慌てるよしおに対し、常に冷静に対処するのでしっかり者のように見えるが、実態はそうでもなく、世間一般の主婦同様、高学歴高収入といった世俗的な欲求には実に忠実であり、安い買い物には目がない。大阪弁で言うところの「おかん」のイメージがぴったりあてはまる。長男しげるが大学入試でつまづいたので、三男みのるには是非とも世間で言う良い高校、最低限でも公立の東江戸川高校に行ってもらおうと日々叱咤激励している。 『となりの山田くん』『ののちゃん』に登場する山田まつ子とは見た目がそっくりだが別人。 山田 しげる 声 - 西野純司 山田家の長男。東京大学法学部目指して浪人を続けている。あまりに浪人を繰り返したため、本人も何浪したか覚えていないほど。なお、1981年の放送分で、よしおが「今年で3浪」と話していたことがある。 それゆえだろうが、ちょっとした疑念で妄想を膨らませ、一人でパニックに陥る悪癖が身についてしまった。山田家の外で立ち話をしていると必ず2階の窓から顔を出し「うるさーい、勉強の邪魔だー」とまくしたてるが、その割には勉強は進んでないようで、みのるが中学校の夏休みの宿題を東大の入試問題と偽って解かせたところ、答えがすべて間違っていたことがあった。さらに「自分は浪人、だが目指しているのは東大、それゆえ自分は優秀」という変なプライドを持ち、そのくせ長い浪人生活のせいか一般常識には疎いので、「ケンペイリツ(建蔽率)」の意味がわからず、誰にも聞けないで一人で悩んでいたこともあった。 1982年、裏口入学する医者の息子と間違われ、東大、それもなぜか医学部でなく法学部に合格したが、入浴中も東大の帽子を被っていないと大学生と自覚できないくらい、不安感に満ち満ちた浪人生活が骨の髄まで染み込んでいた。その反動か、その後麻雀三昧の漫然とした大学生活を送る。東大卒業後は大蔵省を目指すも、これまた浪人を繰り返す。最終的には大蔵省にも入省し、大蔵大臣までになるが、困惑したらキレる癖は大臣になっても結局直らなかった。 山田 のぼる 声 - 雷門ケン坊 山田家の次男(実写ドラマ版では三男)。東江戸川高校2年生で、野球部に所属している。背番号は2番でポジションはキャッチャー。夢は甲子園出場だが、そのための努力はほとんどと言っていいほどしていない。しかし偶然の幸運が続き、高2、高3と2年連続して東江戸川高校は東京都代表として出場する。高2時は鳥取吉倉高校に敗れるも、高3時は優勝する。しかしスポーツ紙の扱いは冷たく、ドラフトでも話題にすらのぼらず全く無視される。 高校卒業後はプロ野球球団・東江戸川オジャマンツに入団するが、パッとした成績も挙げず、入団20年目にして退団の後、義兄ヨネ夫が始めた「おじゃまラーメンチェーン」の従業員として働く傍ら、地元少年野球チームのコーチを務める。しかしそのコーチぶりは心もとなく、本当にプロだったのかと子供たちから訝しがられていたりする。 『となりの山田くん』『ののちゃん』に登場する「山田のぼる」とは同姓同名の別人。 山田 みのる 声 - 丸山裕子 本作の主人公の立場にあたる1人。山田家の三男で東江戸川中学2年生。高校進学のことでいねに日々叱咤激励されるも、どこ吹く風。ただ漫然と中学生活を送っており、何か楽しいことはないか、何か楽して金儲けはできないかばかりをいつも考えていて、時に実行に移すも、その試みはいつも失敗し、そうして発覚する都度よしおやいねに怒られている。 最終回では、東江戸川区役所〈ヒマ課〉に就職(どこにも就職できない人間を区の計らいで就職させていた)。後に粗大ゴミ処理課担当。しかもそこでは、かつて中学の同級生だったカワカミが上司になっていた。中学のときからのマドンナのキノシタけい子と無事結ばれて、2児の父親になる。 実写ドラマ版では、東江戸川大学に在学中の次男に設定が変更されていた。 『となりの山田くん』『ののちゃん』に登場する「山田のぼる」とそっくりだが別人。 山田 ヨネ夫 声 - 千田光男 御徒町にある株式会社サンリュウに勤める会社員。出身は岩手県山田町だが、山田家の長女を娶ったのと、東京で就職したため、嫁の実家で「マスオさん」状態になっている。しかし田舎にはミエをはって、自分の給料だけで山田一家を養っていると豪語していた。 結婚以来ずっと肩身の狭い思いをしてきたせいか、気が小さく、優柔不断でハキハキとものを言えず、その辺をいつも嫁のヨネ子にチクチクとつつかれるが、田舎ではガキ大将として君臨していたらしい。 株式会社サンリュウを定年間近に早期退職した後、屋台から始めたラーメン屋が大繁盛し、屋台から10年で大会社「おじゃまラーメンチェーン」の社長に収まる。 実写ドラマ版には、ヨネ夫、ヨネ子夫妻とさなえ、小麦は登場しない。 山田 ヨネ子 声 - 横山えみ子 山田家の長女。すでに嫁いでいるが、夫ヨネ夫がいわゆる「マスオさん」なので実家に居座っているものの、それを夫の給料が安いせいにする非情さを持ち合わせている。世俗的欲求に忠実なところは母イネと極めてよく似ているが、心底では夫を支え娘たちに目をかけている。 山田 さなえ 声 - 安田あきえ ヨネ子・ヨネ夫夫妻の長女で、山田家の初孫。当初は東江戸川幼稚園に通う幼稚園児で、その後東江戸川小学校の小学生となる。幼児だから愛らしいということはなく、そのおマセぶりは凄まじく、高利貸顔負けの金銭感覚を有し、実に淡々とした観察眼で己が家族を眺め、反面教師にしているが、祖父母の前ではいつもネコを被っている。もっとも、子供らしく素直な時もたまにはある。 どんどんダメになってゆく山田家を自分が背負うのだ、と意気込んだが、父親がはじめたラーメン屋が当たったので、最終的にはそこの従業員に収まった。 山田 小麦 声 - 潘恵子 ヨネ子・ヨネ夫夫妻の次女。最終回近く(76話Cパート)に生まれたので、成長した姿は最終回にしか登場しない。山田一族には珍しく才色兼備で性格も良い。一流私立大学卒業後、スペースシャトルの客室乗務員となる。 おじゃま犬(ソーリ) 声 - 北村弘一 山田家に居候している犬だが、知らぬ間に同家で飼っていることになった。初回から登場しているにもかかわらず名前が無く、ずっとおじゃま犬と呼ばれていたが、放送中盤に視聴者募集によりソーリの名が付いた(放送当時の内閣総理大臣鈴木善幸に似ていることからの命名ともいわれる)。ヤスタブチ(『がんばれ!!タブチくん!!』に登場するヤスダとタブチを合わせた顔)そっくりである。 放送後期になって茶々という名(こちらも視聴者募集により命名)の彼女と結ばれ、仔犬も誕生する。
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