親戚・交友関係
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父・恒彦は北海道高等盲学校や北海道七飯養護学校などの校長を歴任した元教員であり、2012年に瑞宝双光章を受章している。母は中学校教師で旭川市出身。両親のことは今でも「パパ」、「ママ」と呼んでいる。中学校時代に1度直そうとしたけど無理だったという。「独り暮らしは楽しいかもしれないが、いられるうちは両親と一緒がいい」ということで札幌にいた30歳までは実家で暮らしていた。現在は妻子と共に東京に暮らしている。 7歳歳上の兄・潤は函館市役所職員であり、2019年5月より市保健福祉部長を務めている。大泉曰く「函館の影の支配者」であるそうで、『ハナタレナックス』内でGLAYのTAKUROは、「函館でのGLAYの野外ライブを成功させたのは兄のおかげである」と語っている。 自他ともに認める大のお爺ちゃん子で、自分の番組で度々祖父・恒三の話題を出すなど強く慕っていた。祖父は1999年1月18日に亡くなっており、その日は『水曜どうでしょう』「四国八十八ヵ所」のロケ初日だった。DVDに収録されたコメンタリーによると、1月18日午前、大泉は四国に向かう前の空港で家に電話したが誰も出ず、この時点で嫌な予感を感じていた。その予感は当たり、ロケ中に母親から祖父が亡くなったとの連絡を受けた(厳密には携帯に入っていた留守電を聞いた)大泉は携帯を握り締めながら崩れ落ちた。電話において母親から仕事を優先するよう言われ、大泉自身もロケの続行を希望したが、一家の家族仲を知る藤村忠寿・嬉野雅道両ディレクターは即座に北海道に戻ることを決断、番組でも珍しいロケの中断となり、葬儀の終了後に再収録された。帰札の判断を下した藤村Dは「(大泉が)ロケを続けられる精神状態じゃなかった」と振り返り、大泉も自分のために必死で夕方からでも空いている飛行機を探してくれたディレクター二人に感謝する一方、後に発売されたどうでしょう本で「悔しかった。死に際に一緒にいてやれなかったのが」と当時の気持ちを綴っている。死亡後に、『ドラバラ鈴井の巣』で脚本を担当した半自伝的ドラマ「山田家の人々」では、大泉自身が祖父を模した山田春三を演じた。 自動車販売をしている「みっちゃん」といういとこがおり、『水曜どうでしょう』等で物真似をしている。大泉は新車を買って3年すると必ず「あの車はもう走らんぞ。そろそろ新しいのを買ったほうがいいぞ」とみっちゃんから電話が来て、15分ぐらいの電話で一台買わされる。そのため、大泉の妻からは詐欺師だと思っているのだという。 草間彌生は妻の遠縁である。 TBSアナウンサーの安住紳一郎とは、浪人時代に通っていた代々木ゼミナール札幌校の同級生であり、『ぴったんこカン・カン』 などで共演している。 業務提携先のアミューズの先輩であり、『龍馬伝』等で共演した、福山雅治とは仲が良く、互いに物真似をする。福山は、「バラエティスキルの異常な高さや人を楽しませる根本の才能に加え、学生時代からの俳優としての地肩もある」ということから、大泉を「エンタメ二刀流」、「日本人俳優史上最先端のハイブリッド」「まさに時代が求める男」と評価している。 演劇を始めたばかりの大学1年生の時に、三谷幸喜が主宰する劇団東京サンシャインボーイズの『ショー・マスト・ゴー・オン』をテレビで観たことで、演劇の面白さを知ったことから、三谷は憧れの人物である。三谷の脚本・監督作品に多数出演する常連俳優である。大泉は「初めて会った時から、三谷さんは僕の取り扱い説明書を熟読しているかのよう」と話し、三谷は大泉を「彼が十年早く、もしくは僕が十年遅く生まれていれば、一緒に劇団を作っていたような気がして仕方ない」と語っており、『三谷幸喜のありふれた生活』では、敬称を付ける他の俳優とは異なり、東京サンシャインボーイズの団員と同様、大泉が呼び捨てで書かれていることから、信頼しあってることがわかる。 SixTONESの松村北斗は大泉のファンであると公言しており、司会を務めた2020年の『第71回NHK紅白歌合戦』では、SixTONESの歌唱後に「SixTONESの皆さんありがとうございました。松村君も良かったぞー」と話し、話題になった。
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