第4回作品 『山田家の人々』
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企画・脚本:大泉洋 2003年1月30日 - 5月29日放送(全15夜、本編全9話) あらすじ:さえない浪人生・山田洋一は、憧れの明日美が暮らす東京の大学を目指して、ただいま猛勉強中。にもかかわらず父・春弘や祖父・春三、家出中の兄・太郎、そして姉・千春、更には近所のイヤミな大金持ち・後藤利喜男が、次々と「事件」を起こしていく。 大泉本人とその家族の半自伝的ストーリー。「スリーエレファントの会」などの実話が多数含まれているが、母は死亡していて、姉がいるということなど実際の大泉家とは異なる部分もある。また、学校のシーンのロケは大泉の出身校である札幌藻岩高校で行われた。 『山田家の人々』の撮影で使った青果店は、青果店として実在している。 遅筆で有名な大泉の作品だったため、原稿の完成が2ヶ月遅れた。重ねてテーマ曲の製作まで遅れたため、あまりの遅さに業を煮やしたスタッフが鈴井に援護射撃を要請し、鈴井が大泉に「殺人予告」をするまでになった。 「ドラバラ」では初の二桁の視聴率を記録した。 鈴井は「春弘父さん」のキャラクターを非常に気に入り、この後のホワイトストーンズ3でも登場する。 CUE DREAM JAM-BOREE 2006にて、続編(完結編)が演じられた。 音痴で知られる森崎が、歌手志望の長男、太郎役で出演。劇中で使う曲の幾つかは彼が作曲している。 第1話冒頭でホワイトストーンズの3人と「マッスルボディは傷つかない」の安原剛と仲音浩二が登場する。 引越し屋バンバンが山田家のセットの設営に協力している。 キャスト山田春弘(鈴井貴之):55歳。星空商店街にある老舗の八百屋「山田青果店」の2代目店主。酒好きで駄洒落好き。大学相撲では元横綱だった。 山田春三(大泉洋):80歳。山田青果店の創業者。現在は春弘に店を任せ、勝手気ままに隠居生活。 皮肉屋で口が悪い。趣味は詩吟と絵画。 山田洋一(安田顕):20歳。東京の大学を目指す冴えない浪人生。現在2浪中。春弘や春三を鬱陶しく思っていて一刻も早く家を出たい。 山田太郎(森崎博之):30歳。プロのミュージシャンを目指し、5年前に東京へ行った山田家の長男。 店を継がせようとしていた春弘と対立。大喧嘩の末、家を飛び出す。 山田千春(小橋亜樹):23歳。亡き母に代わり山田家の家事全般をこなす山田家の長女。手の掛かる春弘や春三の世話を一手に引き受ける影の大黒柱。 明日美(三輪明日美):20歳。洋一の憧れの存在。4年前に東京に転校し、現在は大学生。洋一は彼女と同じ大学を目指している。 後藤利喜男(音尾琢真):45歳。株や先物取引などで利益を伸ばし、星空商店街付近の土地開発を牛耳る 後藤産業の会長。成金でイヤミ。 細川光(佐藤重幸):27歳。千春の恋人。妊娠した千春を気遣い山田青果店の様子を伺う。春弘に結婚を許してもらおうと、毎朝夕店を訪れるが門前払いされる。 有三(藤尾仁志):春三の友人。名前に「ぞう」がつく、春三・庄三と3人で「スリーエレファントの会」を作り、写生会などを行なっている。 庄三(河野真也):春三の友人。「スリーエレファントの会」のメンバー。 ボウリング場支配人(河野真也):後藤利喜男が経営するボウリング場の支配人。いつも利喜男のご機嫌取りをしている。家族対抗ファミリーボウリング大会の時には嘘のアナウンスで山田家のペースを乱そうとする。 辻(音尾琢真):東京の金融会社「まごころ金融」の取立て係。太郎に貸した100万を回収する為に山田家に押し入る。お姉言葉を使い温厚そうにしているが、怒ると辻斬りに変わる。 藤尾(藤尾仁志):辻の部下で血の気が多くすぐに暴力を振るおうとする。しかし実際に殴った事は一度もなく、いつも辻に止められ逆にビンタされる。
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