図書館開館後とは? わかりやすく解説

図書館開館後(2010年以降)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 06:30 UTC 版)

海士町中央図書館」の記事における「図書館開館後(2010年以降)」の解説

海士町役場隣接する隠岐開発総合センターには、海士町中央公民館海士町教育委員会事務局入っている。海士町図書館として使用する木造平屋建建物図書館棟)の増築計画し2010年平成22年3月19日着工した設計松江市IMU建築設計事務所施工鴻池組山陰支店増築工事を含む総事業費は2億30495000円であり、うち図書館費は44742650円である。2010年10月16日隠岐開発総合センター1階海士町中央図書館開館した開館時蔵書数は9,895冊だった。専門書はほとんどなく、住民一人ひとりの要望応えるのが難し状況での開館だった。 2011年平成23年10月には公式ウェブサイト開設しオンライン蔵書目録(OPAC)を導入した2011年度平成23年度)には海士町立福井小学校が「子どもの読書活動優秀実践校」として文部科学大臣表彰を受け、2012年度平成24年度)には海士町中央図書館が「子どもの読書活動優秀実践図書館」として文部科学大臣表彰受けた。「子どもの読書活動優秀実践図書館」として表彰されたことで、過疎地域における図書館振興先駆的モデルとして全国知られるようになった。子どもにとって身近な学校図書館充実していることで、休日海士町中央図書館訪れる子どもは年々増えている。 公民館図書室時代2003年度平成15年度)と図書館開館後の2013年度平成25年度)を比較すると、図書貸出数は8.7倍に増加している。2013年度の登録率は32.2%であり、登録者には島外者が759人含まれていた。2013年度住民1人あたり蔵書数は9.8冊、2013年度住民1人あたり貸出数は4.1冊、2013年度登録者1人あたりの貸出数は12.8冊だった。2017年度の登録率は36.9%(島内のみ)、住民1人あたり蔵書数は15.2冊、住民1人あたり貸出数は5.1冊、登録者1人あたりの貸出数は11.4冊だった。 図書館には資料・情報供にとどまらず多面的な役割潜んでおり、図書館充実が町の元気アップ魅力アップにつながると思いますまた、町づくり視点でみても、文化・教育情報町づくり不可欠なものであり、これらの拠点施設ある図書館は町にとって大切な存在であると思いますハンデ抱え地方僻地にこそ、町を下支えする図書館必要なのではないでしょうか — 「島根県隠岐島海士町中央図書館みんなで本を贈ろう!」プロジェクト概要より 海士町中央図書館蔵書冊数薄青図書館開館前)年度 冊数 2003   約3,500 201113,287 201323,064 201531,012 海士町中央図書館貸出冊数薄緑図書館開館前)年度 冊数 2003   1,189 2011   8,628 201310,429 201514,110 海士町は他自治体との合併選択しない単独町政決めており、2013年平成25年時点図書購入費は年間130万円少額蔵書数は約18,000冊であり専門書少なかった2013年5月海士町訪れた図書館関係者の話をきっかけとして、2013年10月には図書館住民有志協力して蔵書充実目的としてクラウドファンディング「あま図書館応援プロジェクト」を立ち上げた公共図書館としては全国初のクラウドファンディングである。目標100万円だったが、2014年1月までに93人から1245000円集まり住民とともに選書して約300冊を購入した93人の支援者のうち78人は島根県外在住であり、関東地方からの支援金50%を占めた支援金のほかに図書そのもの寄贈も相次ぎ2013年度だけで4,000冊以上が寄贈された。 2014年平成26年)にはNPO法人知的資源イニシアティブ(IRI)が主催するLibrary of the Year 2014優秀賞受賞した同年11月パシフィコ横浜図書館総合展開催され最終選考会において、優秀賞4機関の中で最多会場票を集めている。同年大賞京都府立総合資料館である。2015年平成27年4月12日には「しまとしょサミット 2015 in 海士町」を開催し離島における図書館などの情報環境についての議論行った海士町中央図書館司書磯谷奈緒子が「海士町中央図書館冒険」と題した基調講演行い、アカデミック・リソース・ガイドの岡本真が「離島情報環境-LRG第10号調査から」と題した事例報告行っている。

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図書館開館後

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 04:54 UTC 版)

長久手市中央図書館」の記事における「図書館開館後」の解説

.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{display:flex;flex-direction:column}.mw-parser-output .tmulti .trow{display:flex;flex-direction:row;clear:left;flex-wrap:wrap;width:100%;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{margin:1px;float:left}.mw-parser-output .tmulti .theader{clear:both;font-weight:bold;text-align:center;align-self:center;background-color:transparent;width:100%}.mw-parser-output .tmulti .thumbcaption{background-color:transparent}.mw-parser-output .tmulti .text-align-left{text-align:left}.mw-parser-output .tmulti .text-align-right{text-align:right}.mw-parser-output .tmulti .text-align-center{text-align:center}@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{width:100%!important;box-sizing:border-box;max-width:none!important;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow{justify-content:center}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{float:none!important;max-width:100%!important;box-sizing:border-box;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow>.thumbcaption{text-align:center}} 2005年長久手町開催され愛知万博愛・地球博2005年開業した愛知高速交通東部丘陵線リニモ長久手町体育館併設されていた図書室時代蔵書20,650冊だった。1990年度には10,600冊を購入し1991年度には13,750冊を購入しており、図書室時代から蔵書数を約2倍に増やして図書館の開館迎えている。開館時蔵書数は約45,000冊であり、うち郷土資料は3,700冊、児童書16,000冊だった。開館記念講座として児童文学者の堀尾幸平愛知淑徳大学)が「愛知文学散歩」を、古典文学者の山田正名古屋自由学院短期大学)が「万葉集」を行っている。1階一角には「善意コーナー」と呼ばれる寄贈本のがあり、このコーナー図書読みたい場合カウンター通さず借り読み終わったら元の場所に戻すというシステム取っている。1994年平成6年6月からは雑誌貸出開始した2002年平成14年10月には公式ウェブサイト開設し2003年平成15年4月にはインターネット上で予約サービス開始した2005年平成17年7月には広域貸出開始し瀬戸市尾張旭市日進市豊田市名古屋市名東区守山区住民貸出が可能となった2007年平成19年2月には長久手町内にある愛知医科大学図書館周辺地域公共図書館共同で行う連携推進事業通称「めりーらいん」)に参加している。愛知医科大学図書館パスファインダー因んでメディカルパスと名付けた小冊子作成し病気に関する資料ウェブサイト紹介しているほか、市立図書館からの相談にも応じている。長久手町中央図書館のほかには瀬戸市立図書館尾張旭市立図書館日進市立図書館がこの連携推進事業参加している。 2009年平成21年4月にはフランス哲学者本多英太郎館長就任本多長久手町本部を置く愛知県立大学名誉教授であり、学生部長や外国語学部長などを歴任したそれまで館長にはいずれも長久手町職員就任しており、本多は初の外部登用者である。同年10月からは文庫本1,500冊を集中的に購入し2010年平成22年4月29日には800冊の文庫本コーナー閉架合わせる文庫本は計2,300冊)を新設した。 2012年平成24年1月4日には長久手町市制施行して長久手市となり、長久手町中央図書館長久手市中央図書館改称した同年4月には公衆無線LANWi-Fiサービス開始した2013年度平成25年度)には雑誌スポンサー制度開始し同年6月にはブックスタート事業開始した2015年平成27年5月には図書館内に喫茶店楽歩カフェ」が開館した。この喫茶店2009年設立されNPO法人楽歩運営する障害者就労支援施設である。

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図書館開館後

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/04 13:49 UTC 版)

真庭市立勝山図書館」の記事における「図書館開館後」の解説

1907年明治40年9月13日 郡立真庭図書館として開館図書館総額1,241円、図書購入800円、蔵書2,500冊)する。 開館にあたり建物勝山町より真庭郡寄附され真庭高等小学校校舎勝山町城内96番地)が使われた。住民の便を図る為、郡内の町回送書庫設置された。 1912年明治45年5月2日 真庭郡告示第13号により真庭郡真庭図書館則が改正されるまた、当時の記録によれば蔵書数洋書51冊、和漢書4,134冊とあり、年間利用者数は館内4,699人、回送書庫15,483人の計20,182となっている。 1913年大正2年4月8日 真庭郡真庭図書館職員労務細則認可される1923年大正12年郡制廃止に伴い管理私立真庭教育会移管され私立真庭図書館となる。 1946年昭和21年勝山町営となる。これに伴い名称も勝山図書館変更となる。 1952年昭和27年) 名称が町勝山図書館変更となる。またこの当時蔵書数は2,558冊とされている。 1963年昭和38年当時統計によれば蔵書数一般7,422冊、児童370冊とある。また昭和38年度の利用状況入館者数13,423人(館内)、15,039人(館外)、利用冊数15,039冊、資料198,000となっている。また当時建物については、勝山町勝山木造2階建て(156.3m²)とあり、専任職員が2名おり、20席の閲覧室があったとされる1968年昭和43年勝山公民館大字本郷新築され、図書館も同館内移転される1978年昭和53年3月31日 この時点での蔵書数12,791冊であり、年間利用者数は4,058名となっている。 1991年平成3年7月 図書館ボランティアサークル「麦の穂サークル開設される2005年平成17年3月31日 真庭郡勝山町湯原町落合町久世町川上村八束村中和村美甘村上房郡北房町合併により真庭市誕生し同日をもって勝山町廃止となる。これに伴い、名称も真庭市立勝山図書館となる。 2006年平成18年4月1日 真庭市久世図書館と書データ併合を行うと共に貸出冊数10冊に変更される

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図書館開館後(1979年 - )

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 08:54 UTC 版)

高浜市立図書館」の記事における「図書館開館後(1979年 - )」の解説

1979年昭和54年4月11日高浜市立図書館開館した開館向けて一般書6,848冊、児童書3,302冊を購入しており、吉浜公民館図書室から移管された3,024冊を加えて開館時蔵書数13,804冊だった。開館時には『大日本百科事典』などのJCコーナー、『世界大百科事典』などの内田繁コーナー設置されている。貸出方法にはブラウン方式採用され貸出冊数は3冊まで、貸出期間は2週間だった。開館年である1979年度図書購入費は約1,500万円であり、うち1,000万円寄付よるものである。1980年昭和55年)度から1988年昭和63年)度も500万円 - 570万円推移している。 開館から1か月で1,385人が利用登録行い、7,430冊が貸出された。開館から3か月後の7月11日には2階郷土資料館併設され9月には図書館に三琇文庫設置され11月には美術書などの高浜卯辰コーナー設置され1981年昭和56年11月には杉浦正俊コーナー設置された。開館した1979年度貸出冊数60,044冊であり、市民1人あたり1.87冊だった。1980年昭和55年)度からの7年間は5万冊台が続き1987年昭和62年)度に再び6冊を上回って62,974冊となった1980年昭和55年10月には団体貸出サービスを、1981年昭和56年5月には紙芝居貸出サービスを、7月には大活字本貸出サービス開始している。同年6月にはボランティアグループによる紙芝居の上演会も開始された。1988年昭和63年1月には『原色日本の美術』などの高浜ロータリークラブコーナーが設置され12月には『世界の大遺跡』などの高浜子丑会コーナー設置された。1988年昭和63年4月には委託方式高取公民館図書室設置された。蔵書数1987年昭和62年)度に5万冊を突破し1988年昭和63年)度末の蔵書数58,277冊だった。

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図書館開館後

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/28 02:24 UTC 版)

真庭市立中央図書館」の記事における「図書館開館後」の解説

2018年平成30年7月3日 - 開館式典開かれる

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