貸出冊数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/09 21:12 UTC 版)
1人あたり年間貸出点数(2004年)自治体 点数 田原市 14.6 愛知県平均 6.4 名古屋市 5.3 豊橋市 3.9 2002年8月2日に開館してから1年間の入館者数は約43万人、貸出点数は約50万点であり、住民1人あたりの貸出点数は愛知県の自治体中最多だった。2003年9月3日時点では1万7,649人が登録しており、うち1万3,021人は田原地区(人口の35.2%)、447人は赤羽根地区、925人は渥美町、2,953人は豊橋市在住者だった。2005年6月18日時点の登録者数は1万7,027人が田原市(田原地区と赤羽根地区)、1,510人が渥美町、6,429人が豊橋市在住者であり、隣接自治体の住民にも親しまれている。特に女性の利用者が多いという。 2002年度(開館初年度)の1日平均貸出点数は1,601点だったが、2003年度には前年比19.7%増、2004年度には前年比7.5%増、2005年度には前年比8.7%増と数字を伸ばした。2003年度の住民1人あたりの年間貸出冊数は14.9冊、2004年度は14.6冊、2005年度は17.6冊だった。2004年度の愛知県平均は6.4冊であり、田原市図書館は愛知県の54自治体中最高だった。2010年度の住民1人あたりの年間貸出冊数は14.4冊であり、愛知県下第2位、全国の人口同規模自治体中第2位だった。 2003年には愛知県図書館の横断検索システムに加入したために他館への相互貸借が急増。国立国会図書館の総合目録ネットワークにも参加した。隣接する豊橋市や静岡県西部の住民も田原市図書館を利用しており、2003年度の利用者の3分の1は田原市外在住者だった。2004年度の貸出冊数は64万点を超え、土日祝日には1日の貸出冊数が3,000点を超える日も珍しくなくなった。相互貸借の冊数も増加し、他館への貸出数が借受数を上回った。2005年には文献のリクエスト件数が大幅に増加。東海地区図書館協議会に加盟したことで、大学との相互協力の利便性が高まった。 2003年度までの貸出期間は最大1週間・貸出冊数は最大2点だったが、2004年度には貸出期間を最大2週間・貸出冊数を最大4点に変更し、また視聴覚資料の貸出規則を4点3週間に変更。国民の休日も開館としたことで、年間の開館日が増加した。2014年11月から12月には改装による休館を控えた渥美図書館で、貸出点数制限を撤廃する試みを行った。2016年5月から6月には全館で同様の試みを行った。
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