図書館開館前とは? わかりやすく解説

図書館開館前(2010年以前)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 06:30 UTC 版)

海士町中央図書館」の記事における「図書館開館前(2010年以前)」の解説

海士町には長らく図書館がなく、書店は1軒あるのみだった。書店品揃え雑誌中心であり、図書注文しなければ入手できないような状況だった。海士町役場隣接する隠岐開発総合センター海士町中央公民館図書室があり、2階図書室1階階段脇に置かれ書架からなっていた。中央公民館図書室蔵書加えて島根県立図書館からも半年一度頻度で約600冊を借りて提供していた。ただし、中央公民館図書室蔵書大人向けの本ばかりであり、また町内に2校ある小学校図書室は古い本ばかりだった。中央公民館図書室雰囲気暗さもあって、訪れ住民はまばらだった。離島という立地条件のために隣接自治体図書館利用するという選択肢がなく、住民大半図書館知らなかった2003年度平成15年度)の中央公民館図書室蔵書数は約3,500冊であり、貸出数は1,189冊だった。 海士町長の山内将来人づくり施策として読書掲げた2007年度2008年度には文部科学省の「“読む・調べる”習慣確立向けた実践研究事業」を受託し司書読書推進コーディネーターなど3人の職員採用2007年平成19年10月には「島まるごと図書館構想」を策定して図書館事業スタートさせた。同年11月には海士町内の各学校対す学校司書配置開始し同時に地区公民館フェリー乗り場などの公共施設図書分館設置開始した同年12月には海士町中央公民館図書室リニューアルしており、図書スペース拡充図書新規購入、古い図書廃棄蔵書検索機の設置郷土資料コーナー設置などを行っている。 島根県学校司書配置率が全国1位であり、学校司書配置に関して海士町は県の支援を受けることができた。1人もいなかった学校司書2人採用しけいしょう保育園私立)・海士町海士小学校海士町立福井小学校海士町立海士中学校島根県立隠岐島前高等学校すべてに司書配置した。3校で年間50万円だった小中学校の図書購入費を180万円増やし、古い本は思い切って廃棄処分とした。各学校学校図書館実質的に会議室として使用されていたが、専用図書室改装している。 このようにして学校図書館環境充実させたことで、子どもたち年間読書量は取り組み開始前10以上に増えた2007年度学校図書館における総貸出数は760冊だったが、2009年度は約8倍の6,100となった。3校の総児童数は約100人なので、1人年間60近く借りた計算となる。また、学校図書館を「読書の場」としてだけでなく、「主体的な学びの場」「情報の集まる場」と位置づけたことで、子どもたち図書館便利な施設認識するようになった2009年度平成21年度)には海士町海士小学校が「子どもの読書活動優秀実践校」として文部科学大臣表彰受けた

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図書館開館前

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 04:54 UTC 版)

長久手市中央図書館」の記事における「図書館開館前」の解説

愛知郡長久手町名古屋市東側隣接する自治体であり、1992年平成4年時点人口は約3万人1992年度当初予算は約81億円という規模だった。図書館の開館前には「あいち学術研究開発ゾーン」や「名古屋東部丘陵地新交通システム」などの大型プロジェクト進行し、また2005年平成17年)に開催されることが決定していた愛知万博愛・地球博)の候補地となるなど、目まぐるしい環境の変化があった。 図書館の開館前には、長久手町体育館一室借りて図書貸出をしていた一般市民司書資格保有者)がおり、この図書室蔵書数は約2万冊だった。テニスバレーボールなどの運動をした後に本を借り利用者がよく訪れていたほか、絵本紙芝居などの児童書人気があった。 長久手町教育委員会図書館よりも文化会館建設主張していたが、21世紀見据えた長久手町総合計画策定するにあたって図書館建設前向きな声が多く1989年平成元年11月には長久手町長が長久手町幹部会に対して図書館建設支持した。こうして、町制施行20周年記念事業ひとつとして図書館建設されることとなった既存町有地のなかで、町西部の高台にある長湫地区ヶ根公園建設候補地とした。1990年平成2年1月長久手町図書館仮称設立構想委員会発足させると、設計コンペ行ってから基本設計をまとめた上で同年3月には町長に対して答申行っている。同年4月には長久手町図書館仮称設立委員会発足させ、町制20周年の年である1991年平成3年10月開館めざした1991年2月6日着工し1992年平成4年3月19日竣工した16億8658000円の建設費投じられている。1992年6月1日竣工式行い6月2日長久手町中央図書館開館した結果的に目標から半年遅れることとなった

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図書館開館前

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/04 13:49 UTC 版)

真庭市立勝山図書館」の記事における「図書館開館前」の解説

1877年明治10年4月10日読売新聞』に「勝山美作)の戸数二千軒ばかり…新聞縦覧所もあり」と報じられており、この時期には勝山新聞縦覧所があったとされる1906年明治39年12月1907年明治40年3月 明治39年12月真庭郡会において図書館設置議題にあがるその後山口県阿武郡図書館等各地図書館状況調査し当時真庭郡であった古谷三郎により図書館設置郡会提案され郡会承認される1907年明治40年3月25日 文部大臣図書館設置申請する1907年明治40年4月22日 文部大臣より図書館設置認可される1907年明治40年7月27日 真庭郡告示第14号により図書館回送書庫手続定められる真庭郡告示第15号により図書館蔵書携出手続定められる

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図書館開館前

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/28 02:24 UTC 版)

真庭市立中央図書館」の記事における「図書館開館前」の解説

2012年平成24年3月9日 - 真庭市勝山振興局庁舎利活用推進委員会設置規程告示される2015年平成27年10月9日 - 整備案がまとまる。 2015年平成27年10月14日 - 勝山文化センター市民説明会開かれる2015年平成27年10月21日 - 久世エスパスセンターで市民説明会開かれる2015年平成27年11月 - 真庭市立中央図書館基本計画作成される2016年平成28年1月 - 建設設計業務プロポーザル実施される2016年平成28年1月5日1月26日 - 建設設計業務プロポーザル受付参加表明募集する2016年平成28年2月5日 - 一次審査実施される2016年平成28年3月15日 - 二次審査実施の後、最優秀者が選定される2017年平成29年3月21日 - 勝山振興局機能勝山文化センター移転される2017年平成29年10月28日 - 旧勝山振興局庁舎解体見学会が行われる。 2018年平成30年2月4日 - 真庭市立中央図書館開館向けて市民ワークショップ第1回「こんな図書館あったらいいな」が開催される2018年平成30年2月18日 - 真庭市立中央図書館開館向けて市民ワークショップ第2回図書館でこんなことができたらいいな」が開催される2018年平成30年3月18日 - 真庭市立中央図書館開館向けて市民ワークショップ第3回わたしたち図書館でしたいこと」が開催される2018年平成30年3月21日 - 完成見学会が行われる。見学先立ち設計担当した青木茂による「リファイニング建築」についての講演が行われる。 2018年平成30年6月 - 中央図書館サポーターズが結成される

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