南葛中学校
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「キャプテン翼の登場人物」の記事における「南葛中学校」の解説
大空 翼(おおぞら つばさ) 声 - 小粥よう子 / 小粥よう子(少年期)、佐々木望(中学生以降) / 井上喜久子(少年期)、関智一(中学生以降) / 三瓶由布子 本作の主人公。「ボールは友達」を信条とする生粋のサッカー小僧。詳細は「大空翼」を参照。 石崎 了(いしざき りょう) 声 - 丸山裕子 / 佐藤智恵(少年期)、山口勝平(中学生以降) / 高乃麗 / 田村睦心所属:南葛小サッカー部 - 南葛SC - 南葛中 - 南葛高校 - ジュビロ磐田 テクモ版:南葛高校 (II) - 南武大フースバル (IV) - サンパウロ (IV) - 南葛SC (プロ) (V) ポジション:DF 誕生日:4月1日 血液型:B型 静岡県南葛市出身。背番号は南葛SC・南葛中・南葛高時代は14、以降は主に4。翼が南葛市に転入した時に初めて出会った人物。坊主頭のサル顔で、通称「ファンキーガッツマン」や「サル石崎」。目立った才能・特技はないながらも自慢の根性で奮戦し、たゆまぬ努力の末にレギュラーを獲得。ガッツあふれるプレーが信条で、日向などの弾丸シュートに捨て身で喰らいつく「顔面ブロック」は彼の代名詞的プレーとして知られ、そのため全日本ユース時には小学生プレイヤーたちから「顔面ディフェンスしか出来ない猿石崎だぁ」と茶化されたことがある。意気が空回りすることもあり、オウンゴールが最も多い。しかし、若林は「ドジも多いが、イザという時はきっとやってくれる男」と評している。実家は銭湯を経営している。 南葛小・弱小サッカー部のキャプテンを務めていた時は、若林率いる修哲小とは0対30という悲惨な弱さと対戦成績であったが、翼の加入によるロベルト監督の特訓の成果、対抗戦の時は引分けになるまでに成長し、市選抜の南葛SCにもなんとかギリギリで選ばれた。全国大会で西尾の怪我により交代出場し、その後はレギュラーになる。 【ジュニアユース編】翼の全日本入りを土下座して嘆願していたが、実際に反対していたのは松山と日向だけだった。 南葛高校入学試験の結果は、石崎と浦辺を除く南葛中・大友中のサッカー部員全員が合格したのに対して、2人だけが補欠合格で、入学辞退者が出たため、2人共入学できた。3年時の高校選手権ではキャプテンを務めた。 【ワールドユース編】決勝のブラジル戦にてナトゥレーザのシュートを顔面ブロックした事により気絶。その際に看病してくれた西本ゆかりに告白、その後交際を始める。 【ROAD TO 2002】ジュビロ磐田に入団し、中山雅史に可愛がれる。浦和レッズ戦では、決死のオーバーラップで決勝ゴールをあげる。 【ライジングサン】ドイツ戦では、中々スタメン入りできない新田にベンチスタートの心構えをレクチャーする。また、そのドイツ戦に途中出場し、小学校全国大会優勝後から7年以上特訓を重ねたヒールリフトを不完全ながらも披露し、先制点をアシストした。 若林の飼い犬「ジョン」にずっと悪戯書きをしていた。また、若林・浦辺とは小学生時代からのライバル兼腐れ縁。 劇場版『ヨーロッパ大決戦』『世界大決戦!! Jr.ワールドカップ』では全日本に選ばれているが、一度も出場していない。 テクモ版では「II」より彼の代名詞である「顔面ブロック」がブロック技として登場、どんなシュートでもこぼれ球にできる効果がある(一部作品では必中ではない)。「III」から登場したアメリカ代表のミハエルのシュート「ローズバスター」に対抗心を燃やし、「ヤマザルバスター」を会得する。以降、ミハエルとはライバルとなり、「V」では「ホーリークロス」を止めるべく、次藤を土台にスカイラブから顔面ブロックをする「スクランブル顔面」を披露した。 「II」より登場する片桐宗正の妹・陽子に片想いをするが、アプローチを掛ける度に毎回ビンタを喰らっている。「IV」では大学選手権V2を達成し、その功績から研修の形で翼がいるサンパウロに留学し、最後まで翼と同じチームで活躍する。 連載前の前身である読み切り版「キャプテン翼」から登場している最古参キャラクターの一人。 ジェンナーロ・ガットゥーゾが、幼少時に石崎のファンであったことを語っている。 井沢 守(いざわ まもる) 声 - 中原茂 / 嶋村薫(少年期)、関智一(中学生以降) / 水間真紀(少年期)、うすいたかやす(中学3年生以降) / 岩中睦樹所属:修哲小FC - 南葛SC - 南葛中 - 南葛高校 - 横浜F・マリノス テクモ版:南葛高校 (II) - 南葛ウイングス (IV) - 南葛SC (プロ) (V) ポジション:MF、DF 誕生日:12月20日 血液型:O型 「修哲カルテット」の一人で長髪長身が特徴。南葛市出身。背番号は修哲小では10、南葛SC以降は8。優れたゲームメイク能力と判断力、そして卓越したジャンプ能力を持つ。特に空中戦には絶対の自信を持っており、翼や武蔵FCの真田とも引き分け、反町には完勝、高杉と2人がかりながら日向をも抑えたこともある。またロングシュートも狙えるキック力がある。小学生時代は翼や岬の影に隠れていたが、南葛中学時代には翼に続く第2のゲームメーカーとして活躍する。 井沢ら修哲小メンバーは本来修哲中学校に進学予定であったが、若林の提案により「翼をチームメイトとして共に練習し、実力に追い付く」ことを目的に南葛中学校に進学を決めた。 【中学生編】MFとして全試合に出場。ふらの戦でジャンプ力を生かした「5メートルダイビングヘッド」を決めるなど活躍し、大会優秀選手にも選ばれた。 【ジュニアユース編】ハンブルグとの練習試合で高杉の代わりにDFとして途中出場し、カルツからボールを奪う。以降、DFもできるユーティリティープレーヤーとして活躍。本大会ではアルゼンチン戦の後半から初出場。フランス戦では先発し、退場した早田に代わりナポレオンのマークに付く。西ドイツ戦では負傷した石崎に代わり途中出場した。アニメ第3作のドイツ戦では、フランス戦で退場になったことにより出場停止となった早田の代わりにスタメン出場した。 高校時代は井沢、高杉、来生、滝、森崎の5人で「南葛5人衆」と呼ばれていた。 【ワールドユース編】アジア一次予選のみの活躍であったが、【GOLDEN-23】では次藤の負傷離脱に伴い、正式にDFとして登録され、CBの一角として数多くの試合でスタメン出場を果たす。【ライジングサン】ではMF登録に戻り、オランダ戦に途中出場した。 劇場版では全日本に選出され、『ヨーロッパ大決戦』『世界大決戦!! Jr.ワールドカップ』ではDF、『危うし! 全日本Jr.』ではMFでスタメン出場した。 アニメ第4作の島田小戦では欠場した若林の代わりにキャプテンを務めた。 テクモ版では高い浮き球への能力値が高い。「I」ではシュート技として得意の頭を活かした「ダイビングヘッド」を持つ。「V」では井沢・来生・滝の3人がフィールドにいる場合にワンツー技「修哲トリオ」を各々で使える。 来生 哲兵(きすぎ てっぺい) 声 - 伊倉一恵 / 新山志保(少年期)、上田祐司(中学生以降) / 亀井芳子(少年期)、阪口周平(中学3年生以降) / 酒井広大所属:修哲小FC - 南葛SC - 南葛中 - 南葛高校 - セレッソ大阪 テクモ版:南葛高校 (II) - 南葛ウイングス (IV) - 南葛SC (プロ) (V) ポジション:FW 誕生日:5月15日 血液型:O型 「修哲カルテット」の一人で天然パーマがトレードマークの「点取り屋」。南葛市出身。背番号は主に9。ゴールへの優れた嗅覚を有している。 【中学生編】比良戸戦では翼が負傷で精彩を欠く中、滝とのコンビプレイでスライディングシュートによる決勝点を挙げる。「翼と岬のゴールデンコンビにはかなわないが、俺たちだって銀くらいの輝きは持っているつもりだぜ!」というセリフから、来生と滝で「南葛シルバーコンビ」という標語が生まれた。滝とのコンビで機動力を活かした戦術を得意とする。中学時代では翼がMFにコンバートしたため、修哲小時代と同じくセンターFWに抜擢された。岬や若林の穴を埋めるために奮起し、中学時代では得点することも多くなっている。 【ジュニアユース編】練習試合のブレーメン戦で滝とともにスタメン出場したが、それ以降の出場はなかった。 劇場版では全日本に選出され、『ヨーロッパ大決戦』では出番はなかったが、『危うし!全日本Jr.』ではDFでスタメン出場した。 テクモ版「IV」では翼対策に、来生から発動可能な修哲トリオによるスライディング技「トライアングルアタック」を編み出した。「V」では南葛SCに移籍してきたナポレオンと衝突が絶えなかった。 滝 一(たき はじめ) 声 - 坂本千夏(小学生編)、堀内賢雄(中学生編)、神谷浩史(PS2版) / 鈴木明子 / 竹内順子(少年期)、中村俊洋(青年期) / 吉野裕行所属:修哲小FC - 南葛SC - 南葛中 - 南葛高校 - 東京ヴェルディ1969 テクモ版:南葛高校 (II) - 南葛ウイングス (IV) - 南葛SC (プロ) (V) ポジション:FW 誕生日:8月8日 血液型:A型 「修哲カルテット」の一人で、出っ歯が特徴。南葛市出身。背番号は修哲小では11、南葛SC以降は主に7。俊足の持ち主でサイドライン際をドリブルで駆け上がりセンタリングを上げるのが得意なウインガー。 【中学生編】大友中との静岡県大会決勝でのダメ押し点となるダイビングヘッドや、花輪中戦で先制ゴールを決めている。 劇場版では全日本に選出され、『ヨーロッパ大決戦』では出番はなかったが、『危うし!全日本Jr.』ではMFでスタメン出場した。 アニメ第3作のオランダ戦ではスタメン出場した。 テクモ版「IV」では一部試合で敵チームの時にドリブルスピードが上がる。 高杉 真吾(たかすぎ しんご) 声 - 拡森信吾 / 高木渉 / 増田ゆき / 木内太郎所属:修哲小FC - 南葛SC - 南葛中 - 南葛高校 - サンフレッチェ広島 テクモ版:南葛高校 (II) - 南葛ウイングス (IV) - 南葛SC (プロ) (V) ポジション:DF 誕生日:10月10日 血液型:O型 「修哲カルテット」の一人で、巨漢を生かしたパワープレイを得意とする。南葛市出身。背番号は主に6。ロングスローが得意で、スローインで一気にゴール前まで持っていく。 【中学生編】東一中戦では同じくDFである早田に闘志を燃やしていた。後半で翼からのセンタリングに合わせ、起死回生の同点ジャンピングヘッドシュートを決めた。比良戸戦ではオーバーラップした際に同じく巨漢の次藤と激突、わずかにせり負けてボールを奪われるが、他の南葛メンバーが軒並み次藤のパワーに吹っ飛ばされる中、彼のみバランスを崩しただけで済んだ。東邦戦では日向の強引なドリブルをファウルではじき返し乱闘、日向と共に1枚イエローカードを貰った。 【ジュニアユース編】当初はスタメンとして練習試合に出場していたが、松山のDFへのコンバートや井沢の守備での活躍などからスタメンを外れ、ハンブルグ戦以降は出場機会がなかった。 【ワールドユース編】アジアカップの第一予選にDFとして出場、タイ戦試合終了直前に得意のロングスローで翼と共に葵の土壇場での逆転ゴールをアシストした。 【ライジングサン】で井川と曽我の加入により代表から外れている。 劇場版では全日本に選出され、『ヨーロッパ大決戦』『危うし!全日本Jr.』にて守備の要としてスタメン出場した。 森崎 有三(もりさき ゆうぞう) 声 - 上村典子、山田栄子(16話のみ) / 阪口大助(小学校編)、上田祐司(中学校編) / 近藤隆 / 畠中祐所属:修哲小FC - 南葛SC - 南葛中 - 南葛高校 - 清水エスパルス テクモ版:南葛高校 (II) - 南武大フースバル (IV) - 南葛SC (プロ) (V) ポジション:GK 誕生日:3月12日 血液型:A型 南葛市出身。南葛SC結成時から名前が登場する。 若林に憧れており、若林には及ばないながらも、懸命に南葛のゴールを守る。通称「SGGK(スーパーがんばりゴールキーパー)」。トラブルがない限りは若林・若島津の控えに回り、特に秀でているとされる技能もない平凡なGKだが、「タイガーショット」「ツインシュート」「カミソリシュート」などを周りの助けがあったものの止めたこともあり、ジュニアユース、U-21など各世代で全日本入りを果たしているなど実力を感じさせる描写も少なくはない。小学生編では日向のシュートを顔面に受けたことでボールに恐怖心を持ってしまうが、翼や仲間たちの応援により恐怖心を克服し、翼と同じようにボールを「トモダチ」として見るようになった。 【ワールドユース特別編】若島津に次ぐ高校No.2キーパーに成長した。高校選手権決勝では、遠くからタイガーショットを撃とうとした日向が、この位置からシュートを撃っても今の森崎なら止めるだろうと判断して、さらに前進するという描写がある。 【ワールドユース編】大学受験を1年見送り、ユースチームに参加。アジアカップ・タイ戦では4失点を喫するものの、その後、過去の記憶を思い出し、タイの猛攻を再三防いだ。若林との交代直前に、タイの猛攻によるシュートをキャッチすると同時に2度もゴールポストに激突するも、「キーパーにとってはゴールポストもトモダチさ」と笑顔を見せた。アジア予選ではウズベキスタン戦、中国戦に途中交代で出場した。 【GOLDEN-23】若林の負傷や若島津のFWへのコンバートなどによりスタメン起用も増える。かつてのような弱小キーパーと感じさせるような描写は少なく、オリンピックアジア予選では若林のケガによる交代で入ったオーストラリア戦ではわずかな時間で3失点を喫したものの、続くサウジアラビア戦、ベトナム戦は無失点に抑えるという活躍を見せた。そして決戦の舞台であるオーストラリアとの再戦でもわずか1失点に抑え、日本のオリンピック出場決定に貢献した。 【ライジングサン】準々決勝ドイツ戦にて、FWとして出場した若島津がファールを受けベンチに下がった後に後半に若林が負傷したため出場した。 劇場版『危うし! 全日本Jr.』では全日本に選出、負傷した若島津と交代で出場するも、シュナイダーの顔面に向かうホップシュートでボールへの恐怖心、さらには軽い脳震盪を起こし、出場を認められた若林と交代することとなった。 長野 洋(ながの ひろし) 声 - 飛田展男 / - / - / 西谷亮所属:南葛小サッカー部 - 南葛中 ポジション:FW 誕生日:5月31日 血液型:B型 南葛中の背番号3。来生・滝に次ぐ第3のFW。長身を活かしたヘディングが得意。 岩見 兼一(いわみ けんいち) 声 - 広森信吾 / - / - / 伊藤節生所属:南葛小サッカー部 - 南葛中 - 南葛高校 ポジション:MF 誕生日:2月12日 血液型:AB型 南葛中の背番号5。横流しの髪型が特徴。 高3の高校サッカー選手権の決勝の東邦戦ではスタメン出場している。 小田 強(おだ つよし) 声 - 鈴木みえ / 米本千珠 / - / 小林大紀所属:南葛小サッカー部 - 南葛中 ポジション:DF 誕生日:6月13日 血液型:A型 南葛中の背番号4。細目で出っ歯が特徴。 アニメ第1作では、実家が寿司屋と設定され、父親も地区予選では出前そっちのけで南葛SCの応援によく来ていた。 中里 正人(なかざと まさと) 声 - 平野義和 / - / - / 米内佑希所属:南葛小サッカー部 - 南葛中 ポジション:DF 誕生日:5月28日 血液型:O型 南葛中の背番号2。左サイドバック。 大川 学(おおかわ まなぶ) 声 - 鈴木れい子 / 大谷育江 / 長沢美樹 / 佐藤利奈所属:南葛小サッカー部 - 南葛SC応援団 - 南葛中 - 南葛高校 - 帝都体育大 ポジション:DF 誕生日:3月2日 血液型:A型 南葛市出身。大きな眼鏡がトレードマーク。南葛小、中学校で翼、石崎らとプレイした。中学生時代は控え選手よりも記録員・マネージャーとしての存在が目立った。ただ、翼が試合中に怪我を悪化させた際、翼と交代出場するかというシーンもあった。 【ROAD TO 2002】日暮里体育大学の教授の助手をしている。代表ではない南葛中部員だった長野・岩見・小田・中里らと「Team Tsubasa」を結成し、それぞれがトレーナー、整体師、マッサージ師などの資格を取得し、翼のトレーニングのサポートなどを行っている。 【ライジングサン】オリンピック本線直前の練習で倒れた翼の元に、妊娠中の早苗の代わりにTeam Tsubasa全員で駆けつけた。 なお、連載初期およびアニメ第1作では名前がマサルとなっている。 アニメ第1作の中学生編では選手としてベンチ入りせず、応援団の衣装を着てマネージャー陣と共にスタンドから声援を送っていた。
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