五共和国派とは? わかりやすく解説

五共和国派(パダーニャ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 13:38 UTC 版)

GUNSLINGER GIRL」の記事における「五共和国派(パダーニャ)」の解説

ピノッキオ (Pinocchio) 声 - なし / 岸尾だいすけ洞内愛幼少期クリスティアーノ飼われている殺し屋少年トリエラ対等以上に渡り合った数少ない人間クリスティアーノ仕事押し入った家の地下室監禁されており、クリスティアーノ保護され育てられる。その恩を返すためにジョン教え請い殺し屋となる。初めての仕事で、殺人現場標的の娘に見られてしまったことから殺害。それがトラウマとなって少女を苦手とするようになった。高い身体能力天才的な殺し能力持ち殺し技術一通り備えているが、その中でナイフ扱い秀でるトスカーナ中心地であるモンタルチーノ潜伏し周辺ではピーノとの愛称呼ばれていた。潜伏していた家屋調べ入った公社作戦1課のコーエン殺害その後、フランカ・フランコが合流し尋ねてくる。近所に住む少女アウローラが家に忍び込んでしまったために捕らえられアウローラ救出侵入してきたトリエラフランコ援護もあり完勝する。しかし前述トラウマ故に留めを刺すことが出来ず見逃してしまう。その際トリエラハンドガン奪って逃走する登場当初感情表現少な無機質な青年だったが、フランカフランコとの交流人間性取り戻していく。クリスティアーノ逮捕危機陥った際は、クリスティアーノ命令無視して単身救出向かいクリスティアーノ死なせたくないと感情露わにし、二人初め親と子に近い関係であったことを確認し合う。しかし、雪辱燃えトリエラと再び死闘演じ相打ちとなり絶命する。 クリスティアーノ・サヴォナローラ (Cristiano Savonarola) 声 - 龍田直樹 / うえだゆうじ 五共和国派の正統派派閥ミラノ派の中堅幹部ミラノでは名士として通っている。サヴォナローラジロラモ・サヴォナローラからちなんだ偽名公社考えている。ただの少し裕福なチンピラと自らを卑下しているが、イタリアへ侮辱だとして美術館教会などでの襲撃携帯電話使用禁じるなど文化への理解者でもある。用心棒ジョンと共に監禁から保護したピノッキオ育てる。ピノッキオに対して利用するだけの打算の関係だとしていたが、アレッシオからは愛情感じたと言われる。 五共和国派の中心だったミラノ派に失態続き、他の派閥主導権取られかねない事態になった時、ミラノ内部責任なすりつけ起こりクリスティアーノにその役目を負わされて当局売られた。クリスティアーノ自身今まで失態責任感じてそれを受け入れ一部残して使用人解雇し屋敷当局の手入れ待っていた。逮捕担当したのが公社で、ただのチンピラではないと興味覚えた作戦部長から殺さないで逮捕するように指示されていた。屋敷戻ってきたピノッキオ説得考え変え再起のために海外逃亡することを決意しフランカたちと共に脱出試みるも、運転していたフランカ狙撃され車ごと崖から川に転落したミラノ幹部によるジョバンニ・クローチェ暗殺指示には当初異論持っていたが、その後エジプト政府拘束されていた活動家ジャコモ救出しクローチェ暗殺依頼することで、実行にうつす。サンマルコ広場鐘楼籠城事件の後、ジャコモクリスティアーノ訪ねて来たが、クリスティアーノ全身不随となっておりブレイン・コンピュータ・インタフェース(BCI)で会話などを行っていた。その姿を自ら醜態称しており、それでもなおイタリア未来を見届け、そして息子ピノッキオ)と仲間フランカフランコ)の復讐のためだとして、ジャコモ=ダンテ社会福祉公社葬ることを依頼した新トリノ原発テロ事件の後、社会福祉公社からピノッキオ遺品提示されピノッキオ墓地案内する条件取り引き応じ、五共和国派の黒幕政府売り渡したジョン・ドゥ (John Doe) 声 - なし / 樫井笙人 クリスティアーノ用心棒殺し屋自称:元CIA工作員。暇なときは車の屋根の上寝て作戦中でも酒を手放さないピノッキオ暗殺技術師匠でもある。作中ピノッキオエピソードが始まる以前抗争亡くなっている。殺し屋になるなら情を捨てることを教えた自分分身この世に残すようなもので面白いとしていたが、しかし自身ピノッキオ殺し技術教えるのは愛情一つであるともしていた。 なお「ジョン・ドゥ」は、アメリカで本名明らかになっていない男性対す便宜的な呼び名として用いられる名前でもある(名無しの権兵衛en:John Doe)。 アレッシオ (Alessio) 声:なし / 千々和竜策 クリスティアーノ片腕クリスティアーノ脱出のために逃走車準備するために車庫に来たところ、車庫潜入していたリコ殺害されるグリエルモ (Guglielmo) クリスティアーノの手下。ウフィツィ美術館フィリッポ発見し部下指示出していたが、ジャン捕らえられ、耳を切られ口を割ってしまう。公社身柄拘束されるが、その後消息不明ピリアッツィ (Piriazzi) ミラノ富豪脱税をして五共和国派に資金提供をしていた。雇っていた会計士フィリッポがそれを知り裏帳簿持ち出して告発計画していたこと、大規模テロ計画聞かれてしまったことから、クリスティアーノフィリッポ始末依頼していた。 アーロン・チチェロ (Aaron Cicero) クローチェ事件実行グループに近い活動家。その存在政府捕捉しており、サンドロ・ペトローシュカ組の内偵により公社身柄確保拷問でも自白しなかったことから、廃人となる可能性が高い非抑制自白剤用いられ実行犯などの情報を訊き出された。 ルチャーノ (Luciano) 五共和国派の要注意人物リストB3011番。ルチャーノという名前は通称物品調達係。ジャンらが来ていたビエモンテ州マッジョーレ湖で偶然居合わせたクローチェ事件担当検事暗殺した犯人が湖の対岸スイス逃亡しようとしており、必要物資手渡したジャンにより強引に身柄確保された。 バルナバ (Barnaba) 五共和国派のヴェネツィア派サンマルコ広場鐘楼籠城事件籠城した12名を率い部隊リーダー開戦直後鐘楼北側ジャンのいる時計台小銃攻撃加えていたが、トリエラベアトリーチェ南側登壁していると報告受けて駆け付けロケットランチャーベアトリーチェを狙うが、トリエラ機転失敗に終わる。自ら撃ったロケット弾爆発怯んだ隙にトリエラ展望台への突入許し小銃持ち変える隙にトリエラ胸部撃たれ倒されるグイド (Guido) 五共和国派のヴェネツィア派サンマルコ広場鐘楼籠城事件籠城した部隊ナンバー2巡航ミサイル弾頭無線起爆スイッチ与えられており、もしもの場合には自爆することになっていた。バルナバ倒したトリエラ小銃向けて銃撃するが、それを躱したトリエラ接近され、銃剣持ち替えるトリエラ倒される起爆スイッチ入れて絶命。 レオナルド・コンティ (Leonardo Conti) 声 - なし / 髙階俊嗣 雑誌記者で、福祉公社についてパトリツィア調べていた。実は五共和国派の一員であり、それがマルコー発覚した際、パトリツィア人質にしたが、アンジェリカ活躍により逮捕された。 マンジェロ・マリノフ (Mangelo Marinoff) 声 - なし / 上別府仁資 ローマブローカー活動家なりたい志願してきたフランカ対しフランコ紹介したフランカおじ様呼んでいたが、血縁などは不明公社作戦1課は彼を「あんなブローカー」と称していた。 ブルーノ (Bruno) 声 - なし / 高瀬右光 死体処理する掃除屋殺人には関与しない。妻と息アントニオがいる。この仕事嫌気差しているが、家族を養うために続けている。クリスティアーノ一派下っ端吐露したことで、公社作戦2課に身柄拘束されるヴィンチェンツォ (Vincenzo) 声 - なし / 前田ブルーノ助手ブルーノ運転する防弾仕様フェラーリ乗っていたところ、公社襲撃され反撃しようと窓から身を乗り出したところをリコ銃撃受けて死亡。 セルジョ・アイマーロ (Sergio Aimaro) 声 - なし / 水野広一 ウーゴ・カルシュマンという偽名で、5年前から誘拐対象であったメッシーナ海峡横断橋建設する企業トップであるダンジェロ理事警護担当していた。五共和国派の潜伏工作員エマ・ブレロ (Ema [Emma?] Blero) 五共和国派のミラノ派の残党一員。父は残党リーダー務めており、父と共にトリノ原発占拠参加したヴェネツィアでの事件ジャコモヴェネツィア派捨て駒同然に扱ったことや、無断行方を晦ますスポンサークリスティアーノ)の情報明かさないなどの理由彼に不信感抱いていた。 新トリノ原発事件では父の命令で司令室篭るアシクの監視護衛あたった外国人のアシクに対しても「いけすかない異邦人」と当初悪感情抱いていたが、イタリア国旗をめぐるやり取りの後、やや打ち解けるようになり、無人砲台操作するなど彼のサポート回った事件終盤司令室迫って来たアレッサンドロ・ペトルーシュカと対峙するも、ペトルーシュカ呆気無く倒されてしまう。その後アレッサンドロとの取引応じたアシクとともに進撃してきたイタリア陸軍包囲網かいくぐって無事脱出した事件後の消息については、本編では描かれていないカノーヴァ (Canova) ミラノ大実業家で、五共和国派の黒幕クローチェ事件首謀者クリスティアーノとの取り引き社会福祉公社手に入れた情報から、逮捕至った先の同時多発国内テロによって五共和国派の実働部隊壊滅しカノーヴァ逮捕により、五共和国派の武闘派勢力大きく損ねることを達成した

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五共和国派(通称パダーニャ)

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社会福祉公社敵対している反政府団体総称であり、国会議員擁する純粋な政党からテロ行っている過激派まで様々である。イタリア南北経済格差背景分離独立求めて活動しており、経済的に豊かな北部納めている税金貧し南部使っていることを問題視している。活動資金は五共和国派を支持する実業家犯罪組織などからの寄付により成り立っている。名称は、イタリアを5カ国に分割した共和国制を目指していることにちなむ。パダーニャは、ポー川流域別称

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