五円黄銅貨とは? わかりやすく解説

五円黄銅貨(無孔)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:15 UTC 版)

五円硬貨」の記事における「五円黄銅貨(無孔)」の解説

臨時補助貨幣#戦後黄銅貨幣」も参照 1948年昭和23年)から1949年昭和24年)にかけて製造されたものは、現在の五円硬貨デザイン異なるもので、ギザ付・無孔であった発行日1948年昭和23年10月25日表面中央には国会議事堂中央塔部分描かれており、周囲を「五円」の文字唐草模様取り囲むデザインとなっている。裏面中央梅花あしらわれており、周囲に「日本國」と製造年記載がある。この硬貨5円法定通貨としては五円紙幣(A五円券)の後継として発行されたもので、現在法律上有効な日本の硬貨の中では最古のものである。しかし物価の上昇続いており、重量を減らす必要があったため、1949年昭和24年)に有孔のものに変更された。この変更当時発行中の一円黄銅貨との識別容易にするためという理由もある。

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五円黄銅貨(有孔楷書体)

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五円硬貨」の記事における「五円黄銅貨(有孔楷書体)」の解説

詳細は「フデ五」を参照臨時補助貨幣#昭和24年 - 26年制定の円単位臨時補助貨幣」も参照 1949年昭和24年)から1958年昭和33年)にかけて製造されたものは、現行の五円硬貨基本デザイン同じだが、硬貨上に記され文字の書体毛筆書かれたような楷書体で、かつ「国」が旧字体の「國」になっており、俗にフデ五」(筆五)などと呼ばれている。発行日1949年昭和24年9月15日。現在では流通は稀で、年々その数も減ってきている。なお、1957年昭和32年)銘のものは希少製造数1000万)であり、しばしば高値取引される

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五円黄銅貨(有孔ゴシック体)

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五円硬貨」の記事における「五円黄銅貨(有孔ゴシック体)」の解説

臨時補助貨幣#昭和34年改正の円単位臨時補助貨幣」も参照 1959年昭和34年)から発行されているものは、硬貨上に記され文字の書体ゴシック体新字体表記改められた。発行日1959年昭和34年9月1日。この変更により他の額面硬貨含め新たに発行される全ての硬貨新字体表記統一されたことになる。文字除いた図柄については、1949年昭和24年)から1958年昭和33年)までに発行され五円硬貨とほぼ同じである。 五円黄銅貨(有孔楷書体)が発行されていた1957年昭和32年以来毎年製造されているが、電子マネー普及による需要減のため、2010年平成22年)銘はミントセット用の51万枚製造留まり以降2013年平成25年)まで4年連続一般流通用には製造されなかった。なお、2010年平成22年)は五十円硬貨2011年平成23年)から2013年平成25年)までは一円硬貨五十円硬貨五円硬貨同様、ミントセット分のみの製造となっている。2014年平成26年)は消費税が8%に増税されたのを受けて一般流通用の五円硬貨製造再開され、その年は87538千枚2015年平成27年)は1億05004千枚と、平成20年以降では多め枚数製造されたが、2016年平成28年以降年間製造枚数は1千万 - 3千万台で推移している。平成から令和への元号変わり目の年となった2019年平成31年/令和元年)の五円硬貨製造枚数については、平成31年銘が16946千枚令和元年銘が20574千枚と、令和元年銘の方がやや多くなった。 2021年令和3年2月25日には予算委員会分科会で、泉健太立憲民主党政調会長が、一円硬貨五円硬貨廃止麻生太郎財務大臣提案した

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五円黄銅貨

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 15:32 UTC 版)

五円硬貨」の記事における「五円黄銅貨」の解説

1948年昭和23年)から1949年昭和24年)にかけて製造発行された無孔の五円黄銅貨、1949年昭和24年)から1958年昭和33年)にかけて製造発行された有孔・楷書体の五円黄銅貨(いわゆるフデ五」)、そして1959年昭和34年以降継続して製造発行されている有孔・ゴシック体の五円黄銅貨の3種類が存在する仕様差異については、後述の「#歴史参照3種類とも法定通貨として有効である。

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