五円紙幣
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五円紙幣（ごえんしへい）とは、日本銀行券（日本銀行兌換銀券、日本銀行兌換券を含む）の1つ。五円券、五円札とも呼ばれる。
注釈
- ^ a b 1895年（明治28年）9月以降製造分[20]。発行開始日は不詳。
- ^ 記録上。実物が確認されているのは「第壹〇壹號」まで。
- ^ a b 1907年（明治40年）頃に発行開始したとされる[26]。官報公示を行わないまま発行開始されているため正確な発行開始日は不詳。
- ^ 乙五圓券のみ左上・右下に組番号、右上・左下に通し番号が配置されており、組番号と通し番号の両方が印字されている他の券種とは逆配置となっている。
- ^ 改めて透かし部分の印刷が空白の紙幣が登場するのは、C五千円券以降である。
- ^ これ以降も坂上田村麻呂が紙幣の肖像に登場することは無いが、これは1887年（明治20年）に選定された肖像の候補の7人のうち唯一である。
- ^ 概ね縦1：対角線2の比率
- ^ 日本銀行券全体としては小額の一部券種を除き1946年（昭和21年）に発行開始されるA百圓券まで。
- ^ 4次5円の98組は特に存在が少なく、組自体が補刷券として刷られたものではないかと推測する説もある(『日本紙幣収集手引書第四集・日本銀行券「A号シリーズ」編』南部紙幣研究所、1991年)。
- ^ 記号の頭1桁と下2桁を除いた残り1 - 2桁
- ^ 1946年（昭和21年）3月5日付け大蔵省告示第97号「昭和二十一年三月五日ヨリ發行スベキ日本銀行券五圓券ノ樣式ヲ左ノ略圖ノ通定ム」では同年3月5日と予告されていた。
- ^ 凸版印刷、大日本印刷、共同印刷、および東京証券印刷の4社。
- ^ 日本銀行券において、A五円券以外で表裏両面とも肖像や風景などの図柄がないのは昭和金融恐慌時に緊急的に発行された乙貳百圓券のみである。
- ^ 五円金貨については、新貨条例で制定されたものは1897年（明治30年）10月1日の貨幣法施行により額面の2倍である10円に通用することとなっていた。
出典
- ^ a b 1885年（明治18年）12月24日大蔵省告示第166號「五圓券見本下ケ渡」
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- ^ a b c d e 1930年（昭和5年）2月18日大蔵省告示第36號「兌換銀行券中五圓券改造」
- ^ a b c d e f g 1946年（昭和21年）2月17日勅令第84號「日本銀行券預入令」、ならびに1946年（昭和21年）2月17日大蔵省令第13號「日本銀行券預入令施行規則」
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- ^ a b “現在発行されていないが有効な銀行券 五円券”. 日本銀行. 2021年6月19日閲覧。
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- ^ a b 日本銀行調査局『図録日本の貨幣 9 管理通貨制度下の貨幣』東洋経済新報社、1975年6月、210-214頁。
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- ^ a b 植村峻 2019, p. 75.
- ^ 1896年（明治29年）3月9日法律第8号「國立銀行紙幣ノ通用及引換期限ニ關スル法律」
- ^ 1898年（明治31年）6月11日法律第6号「政府發行紙幣通用廢止ニ關スル件」
- ^ 1897年（明治30年）3月29日法律第16號「貨幣法」
- ^ 1897年（明治30年）3月29日法律第18號「兌換銀行券條例中改正」
- ^ 1946年（昭和21年）2月17日勅令第83號「金融緊急措置令」
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