トヨペット・クラウンとは? わかりやすく解説

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トヨペットクラウンRS型

日本ではトラックベースの乗用車主流であったが、1955年専用シャシーをはじめ多く新機構を持つ純国産技術によるトヨタ最初本格的な量産乗用車嚆矢
前車軸は乗心地向上させるためコイルスプリング独立懸架方式採用この方式は、ほとんどの外車採用されていたが、日本悪路ではガタ等の問題生じタクシー車で耐久性危惧されていた。後車軸は3枚板ばねリジッドアクスルフレームX型ドアは後席の乗降性向上させるため観音開き採用
十分な強度柔らかい乗心地低速域での容易な操縦性など、当時国内用途マッチし純国産車として大衆からの熱烈な支援を得る。
最初RS型乗用車一般ユーザー用、RR乗用車(前車軸も板ばね)をタクシー用として発売したが、RS型タクシー車としても使われるようになり、1956年11月RR乗用車生産打ち切る

保管場所:トヨタ博物館 (〒480-1131 愛知県愛知郡長久手町大字長湫横道41100号)

製作(製造)年:1955

製作者(社):トヨタ自動車工業株式会社

資料種類:量産品

現状:展示(静態)・公開

車名 / 製作
車名:トヨペットクラウン

モデル名:RS

会社名:トヨタ自動車工業(株)

製作年:1955

車種用途:小型乗用車

実車所在/模型:トヨタ博物館

型式 / 重量
スタイル:セダン

ドア:4ドア(観音開き)

乗員:6名

車両重量:1210kg

車両総重量:1540kg

車体 / 寸法
バンパー:スチール

ステップ:なし

全長:4285mm

全幅:1680mm

全高:1525mm

タイヤサイズ:6.40-15 4P

特徴:前窓は曲面2枚ガラス透明度の高い安全な磨き合わせガラス

車体 / 車軸 /
操縦 / 付属
フレーム:梯子型閉断面

前軸:ウィッシュボーン式独立型コイルばね

後軸:浮動バンジョー

軸距:2530mm

トレッド×後トレッド:1326×1370mm

ステアリング:ウォーム&セクターローラー

ダンパー:油圧単動筒型

スタビライザー:トーションバー式(前)

特徴:リアスプリングの3枚ばねは、日本初実用化。リヤサス板ばねは半楕円形浮動シュー式2輪手動併用ブレーキ

機関 / 寸法 /
出力
冷却/気筒配列:水冷/直列4気筒(R型)

機構:OHV

内程×行程:77×78mm

排気量:1453mL

最高出力/回転数:48HP/4000rpm

最大トルク/回転数:10kgm/2400rpm

特徴:S型エンジン代わるトヨタ主力エンジンとして、1953年製造開始高速高性能目指し内径工程をほぼ同じにする。

ハイブリッド
ハイブリッドシステム形式:なし

駆動系
変速機:前進3段後退1段

性能
モード燃費:-

その他事項:床面地上高:320mm;前照灯:セミシールド型2灯;足ブレーキ:油圧;手ブレーキ:機械式2輪制動方式;圧縮比:6.8;最終減速:5.286(ハイポイドギア);2・3シンクロメッシュ;最高速度:100km/h;燃費率:14km/l;


トヨタ・クラウン

(トヨペット・クラウン から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/01 05:50 UTC 版)

クラウンCROWN)は、トヨタ自動車1955年1月から製造・販売している高級乗用車である。




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