トヨタ・アクア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/30 13:51 UTC 版)
アクア(AQUA)は、トヨタ自動車が製造・販売するハッチバック型のハイブリッド車である[1]。
注釈
- ^ プリウスcを含む。
- ^ トヨタでは、アクアやプリウスのルーフ形状を正面から見るとカモメが翼を広げたように見えるため「カモメルーフ」と呼んでいる。ただし、86のそれはカモメに見えないため「パゴダルーフ」と呼んでいる。
- ^ このシートの着座位置はスポーティーハッチバックのE18#Hオーリス(530mm)と全く同じである。比較としてW30型プリウスで570mm、同じ車台のP13#型ヴィッツでは580mmと高くなる[要出典]。
- ^ エンジンを含めてTHSを構成するパーツの約70%が新たに設計されている。
- ^ 内訳はエンジンで-16.5kg、トランスアクスルで-8kg、バッテリーで-11kgなど。
- ^ なお、ゲート式シフトレバーの採用はコンベエンジン車と併売となる車種であれば一般的である。他にハイブリッド専用車で唯一となるシフトレバー形式を採用する例にはジャパンタクシーがストレート式インパネシフトを採用しているというものがある。
- ^ ただし、メーカーオプションなどの装着で車両重量が1,090kg以上となった場合は33.0km/L。
- ^ ただし、メーカーオプションなどの装着で車両重量が1,090kg以上となった場合は33.8km/L。
- ^ 「e燃費」のユーザーがインターネットで投稿した給油量と走行距離を基に算出した燃費。
- ^ mile per gallon(1ガロン当たりの走行距離(マイル))のこと。
- ^ ステアリングのギア比15.9と、Lグレード専用のセッティングとなる(「S」・「G」は14.1で、ヴィッツの「RS」と共通)。
- ^ デザインは3代目 CP110型ヴィッツの「F」(2011年12月販売型)用、および2代目(通算11代目)E160型カローラアクシオの1.3L車用、NP140型2代目ポルテ/初代スペイドの各1.3L車用と共通。
- ^ なお、当初はクールブルーまたはフレッシュグリーンが選択可能(指定しない場合は後者)で、1度目の改良でブルー系をディープブルーに差し替えていた。
- ^ ノア、ヴォクシー、アイシスの一部グレードで3ナンバー登録になっているのと同様である。なお、トヨタの1.5Lのハイブリッド車で3ナンバーは2代目プリウスもあるが、こちらはボディサイズによるものである。
- ^ メーカーオプションで、タイヤを「G」と同じ185/60R15に変更し、15インチアルミホイールを装着することも可能。
- ^ ノア/ヴォクシー・ヴィッツ・プリウス・マークX・アルファード/ヴェルファイアに続き、さらにハイブリッド専用車種とコンパクトカーのスポーツモデルとしては2車種目となる。
- ^ 2014年モデルではハロゲンヘッドライトが標準となり、LEDヘッドランプはメーカーオプションとなっていた。なお、エクステンション部の光沢ブラック加飾は2014年モデルのみハロゲン装着車だけに施されており、LED装着車では基準車と同一の艶消しブラック加飾であった。
- ^ 基準車の2015年モデルより採用された「Bi-Beam」ではなく、従来型のLEDヘッドランプを引き続き採用する。これは基準車のヘッドランプ形状が変更されたための措置であるが、フォグランプはそれと同じくLEDタイプが装着される。
- ^ 2014年(マイナーチェンジ前)モデルのみ、リアコンビネーションランプだけが他のG'sブランド車とは異なり基準車と同一のものが採用されていた。これはG'sブランド車の第1弾となる「ノア/ヴォクシーG's」以来である。
- ^ 2014年(前期)モデルのみ。
- ^ 2013年11月の改良時からは楽曲が「千本桜」、2014年7月からのCMではゲーム『ファイナルファンタジー』の楽曲「Prelude」に変更された。
- ^ 従来はロービームのみ光源がLED(ハイビームはハロゲン)だったのに対し、1灯の光源でロービームとハイビームの切替が可能。小糸製作所が開発に成功し、2014年11月発売のプリウスα(MCモデル)にて世界で初めて採用された。
- ^ メーカーオプション「LEDヘッドランプパッケージ」を選択することで搭載可能となる。なお、「L」と「G's」は選択不可。
- ^ トヨタとしては史上最速となる4年3カ月での達成。
- ^ 「L」と「S」は「Toyota Safety Sense」装着時に設定可能、「L」は他の装備も一緒にセットされる。
- ^ 2021年7月時点での工場出荷時期は注文から2カ月程度である。
- ^ GRヤリスはフロントセクションに採用(リアセクションはGA-Cプラットフォームを採用)。
- ^ 歩行者との衝突の可能性が高く、自車線内に回避可能な十分なスペースがあるとシステムが判断した場合で、ドライバーによる回避操舵を行った時に車両安定性確保と自車線からの逸脱抑制のための操舵支援を行う機能。
- ^ 前方に歩行者や自転車運転者がいる状態で停車又は徐行状態からアクセルペダルが必要以上に踏み込まれた場合に、ハイブリッドシステムの出力抑制又は弱いブレーキをかけることで加速を抑制し、衝突回避又は被害軽減をサポートする機能。
- ^ 周囲静止物は全車メーカーオプション設定。
- ^ 「X」以上のグレードにメーカーオプション設定。
- ^ イグニッションがOFFの状態で降車する場合は作動しない。
- ^ 運転席ターンチルトシートまたは寒冷地仕様と同時装着した場合、一部オプションの非装備化などによりオプションの合計金額から減額される。
- ^ なお、「コンフォートパッケージ」と「合成皮革パッケージ」を同時に装着した場合、「コンフォートパッケージ」の運転席イージーリターン機能が非装備化されるため、オプションの合計金額から減額される。
- ^ 初代では全グレードで選択できた。
出典
- ^ トヨタ、小型量産ハイブリッド車「アクア」を発売 - webCG 2011年12月26日
- ^ (モーターファン別冊「トヨタ・アクアのすべて」より)
- ^ a b c 『新型アクアを発売』(プレスリリース)トヨタ自動車株式会社、2021年7月19日 。
- ^ カーグラフィック2012年12月号「ジャイアント・テスト:コンパクトカーの総合性能」より。同誌のテストに参加した全ての車両でNo.1の総合性能であった。
- ^ トヨタアクアのすべて
- ^ トヨタ、コンパクトハイブリッド「アクア」発売 Car Watch 2011年12月26日
- ^ a b “トヨタ、「アクア」をマイチェン〜燃費性能37.0km/Lを達成”. 朝日新聞. (2013年11月28日) 2013年12月6日閲覧。
- ^ 燃費35.4km/Lで格安のハイブリッド車 トヨタ自動車「アクア」 - 日本経済新聞、2012年2月10日
- ^ TOYOTA、アクアを一部改良し、燃費性能で世界トップの37.0km/Lを実現 - TOYOTA Global Newsroom、2013年11月26日
- ^ 燃費の良い乗用車ベスト10 (PDF) - 国土交通省、2014年3月20日
- ^ 『e燃費アワード2013-2014』全部門トップ10
- ^ 実用燃費が優秀なクルマを発表『e燃費アワード2013-2014』 - MSN産経ニュース、2014年3月20日
- ^ 交通タイムズ社「GR Magazine」Vol.3より。
- ^ 『TOYOTA、2010年北米国際自動車ショーに「FT-CH」を出展』(プレスリリース)トヨタ自動車株式会社、2010年1月12日 。
- ^ 『TOYOTA、2011年北米国際自動車ショーに新型車「Prius v」を出展』(プレスリリース)トヨタ自動車株式会社、2011年1月11日 。
- ^ 『TOYOTA、東京モーターショーに、“つながる”コンセプトカー、小型FRスポーツ、プラグインハイブリッド車など未来のモビリティ社会をリードする新たなコンセプトカーを出展』(プレスリリース)トヨタ自動車株式会社、2011年11月15日 。
- ^ 『TOYOTA、新型車アクアを発売』(プレスリリース)トヨタ自動車株式会社、2011年12月26日 。
- ^ 『TOYOTA、アクアを一部改良』(プレスリリース)トヨタ自動車株式会社、2013年5月31日 。
- ^ 『TOYOTA、アクアを一部改良し、燃費性能で世界トップの37.0km/Lを実現-スポーツコンバージョン車シリーズ“G SPORTS(通称G's(ジーズ))”を新設定-』(プレスリリース)トヨタ自動車株式会社、2013年11月26日 。
- ^ 『TOYOTA、アクアをマイナーチェンジ-クロスオーバースタイルの新グレード「X-URBAN」を設定-』(プレスリリース)トヨタ自動車株式会社、2014年12月8日 。
- ^ 『TOYOTA、アクアに「Toyota Safety Sense C」を設定-同時に、アクア特別仕様車X-URBAN“Solid”を発売-』(プレスリリース)トヨタ自動車株式会社、2015年11月4日 。
- ^ 『TOYOTA、アクアの特別仕様車を発売』(プレスリリース)トヨタ自動車株式会社、2016年5月12日 。
- ^ 『TOYOTA、アクアをマイナーチェンジ-デザインを一新し、クロスオーバースタイルを進化させた「Crossover」を設定-』(プレスリリース)トヨタ自動車株式会社、2017年6月19日 。
- ^ 『TOYOTA、アクアに特別仕様車を設定』(プレスリリース)トヨタ自動車株式会社、2017年11月14日 。
- ^ 『TOYOTA、「GR」シリーズ4車種を発売』(プレスリリース)トヨタ自動車株式会社、2017年11月21日 。
- ^ 『TOYOTA、アクアに歩行者も検知する「Toyota Safety Sense」を採用-あわせて、サポカー<Sワイド>の特別仕様車を設定-』(プレスリリース)トヨタ自動車株式会社、2018年4月3日 。
- ^ 『TOYOTA、アクアの特別仕様車を発売』(プレスリリース)トヨタ自動車株式会社、2018年9月4日 。
- ^ 『TOYOTA、後付けの踏み間違い加速抑制システムを発売-保有車の安全・安心をサポート、「プリウス」、「アクア」から販売開始-』(プレスリリース)トヨタ自動車株式会社、2018年12月5日 。
- ^ 『TOYOTA、アクアを一部改良し、安全・安心装備を充実』(プレスリリース)トヨタ自動車株式会社、2019年7月1日 。2019年10月4日閲覧。
- ^ 『TOYOTA、コンパクトカー4車種にアウトドアカジュアルテイストの特別仕様車を設定』(プレスリリース)トヨタ自動車株式会社、2019年10月4日 。
- ^ 『TOYOTA、アクアの特別仕様車にパノラミックビューモニターを追加装備』(プレスリリース)トヨタ自動車株式会社、2020年6月3日 。
- ^ 『TOYOTA、アクア G“GR SPORT”に16インチ専用アルミホイールを標準装備』(プレスリリース)トヨタ自動車株式会社、2020年8月6日 。
- ^ 『KINTO専用の特別仕様車「KINTOツーリングセレクション」取扱開始』(プレスリリース)KINTO、トヨタ自動車(2社連名)、2020年11月19日 。2020年11月24日閲覧。
- ^ “トヨタ、新型ハイブリッド「アクア」が目標台数の10倍を受注”. Car Watch (インプレス). (2012年2月1日)
- ^ “2018年10月の車名別ランキング、乗用車1位はトヨタ「アクア」”. Car Watch (インプレス). (2018年11月6日) 2021年12月4日閲覧。
- ^ “環境仕様” (PDF). トヨタ自動車. 2021年7月21日閲覧。
- ^ 『アクアを一部改良』(プレスリリース)トヨタ自動車株式会社、2022年11月29日 。
- ^ 『2代目 アクア GR SPORT発売』(プレスリリース)トヨタ自動車株式会社、2022年11月29日 。
- ^ “トヨタがコンパクトカー「アクア」を一部改良 上質な特別仕様車も設定”. Web CG (2024年4月3日). 2024年4月6日閲覧。
- ^ Eco Car Cup 2016 夏大会 正式結果表
- 1 トヨタ・アクアとは
- 2 トヨタ・アクアの概要
- 3 2代目 MXPK1#型(2021年 - )
- 4 車名の由来
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