バイポーラとは? わかりやすく解説

バイポーラトランジスタ

(バイポーラ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 20:57 UTC 版)

バイポーラジャンクショントランジスタ: Bipolar junction transistor; BJT)はトランジスタの一種である。日本ではバイポーラトランジスタ: Bipolar transistor)と呼ばれることが多い。N型とP型の半導体がP-N-PまたはN-P-Nの接合構造を持つ3端子の半導体素子であり、電流増幅およびスイッチングの機能を持つ。のちに登場した電界効果トランジスタ(FET)などのユニポーラトランジスタと異なり、正・負両極のキャリアをもつためバイポーラ[注釈 1]と呼ばれる。


注釈

  1. ^ 「2極の」という意味。
  2. ^ 点接触型のトランジスタは点接触部が機械的な衝撃やパッケージの熱膨張などで簡単に破損してしまうなど信頼性が非常に低かったため、信頼性にまさる接合型が発明され接合型の性能(周波数特性など)が向上すると、姿を消した。
  3. ^ 第2トランジスタのコレクタ-エミッタ間飽和電圧第1トランジスタのコレクタ-エミッタ間飽和電圧第2トランジスタのベース-エミッタ間電圧 のとき。

出典

  1. ^ トランジスタ技術編集部 『最新トランジスタ規格表&互換表〈2008/2009〉』CQ出版、2008年。ISBN 978-4789844628 


「バイポーラトランジスタ」の続きの解説一覧

バイポーラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 10:04 UTC 版)

オペアンプ」の記事における「バイポーラ」の解説

全てバイポーラトランジスタ、または入力段がJFETオペアンプ当てはまる。全てJFET構成されオペアンプ基本的に無く出力段にはもっぱらバイポーラトランジスタ使われる

※この「バイポーラ」の解説は、「オペアンプ」の解説の一部です。
「バイポーラ」を含む「オペアンプ」の記事については、「オペアンプ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「バイポーラ」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「バイポーラ」の関連用語

バイポーラのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



バイポーラのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのバイポーラトランジスタ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのオペアンプ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS