ダイバダッタとは? わかりやすく解説

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だいばだった【提婆達多】

読み方:だいばだった

[一]《(梵)Devadatta音写釈迦従兄釈迦弟子となったが、のちに背き阿闍世(あじゃせ)王をそそのかして師を殺害しようとして失敗天授

[二]《「デーバダッタ」と読む》中勘助小説大正10年1921)、那珂筆名刊行[一]主人公に、嫉妬に狂う愚かな人間悲哀を描く。


提婆達多

(ダイバダッタ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/11 23:27 UTC 版)

提婆達多(だいばだった、, : Devadatta、デーヴァダッタ、略称:提婆[1]、音写:調達[1]、訳:天授[1])は、釈迦仏の弟子で、後に違背したとされる人物である。


  1. ^ a b c d 「提婆達多」 - 日本大百科全書(ニッポニカ)
  2. ^ 船山 2005, p. A108.
  3. ^ #ミリンダ王2巻11頁
  4. ^ #ミリンダ王2巻119頁
  5. ^ #ミリンダ王2巻105-107頁『第八 サンガ(仏教教団)の分裂』
  6. ^ #ジャータカ全集8巻175頁『小ガチョウ物語』
  7. ^ #ジャータカ全集8巻177頁
  8. ^ #ジャータカ全集8巻178頁
  9. ^ #ジャータカ全集8巻179頁
  10. ^ 「爾時,提婆達兜來至世尊所,語諸弟子:「我今不宜臥見如來,宜當下床乃見耳。」提婆達兜適下足在地,爾時地中有大火風起生,遶提婆達兜身。爾時,提婆達兜為火所燒,便發悔心於如來所,正欲稱南無佛,然不究竟,這得稱南無,便入地獄。(…)佛告阿難:「於是,提婆達兜從地獄終,生善處天上,經歷六十劫中不墮三惡趣,往來天、人,最後受身,當剃除鬚髮,著三法衣,以信堅固,出家學道,成辟支佛,名曰南無。」」(『増一阿含経』巻第四十七)
  11. ^ #ミリンダ王1巻291頁
  12. ^ #ミリンダ王2巻3頁『第三 デーヴァダッタは何故に出家を許されたか?』
  13. ^ a b c #ジャータカ全集2巻127-130頁『セーリヴァの商人前世物語』
  14. ^ #ミリンダ王1巻202-205頁『第七 デーヴァダッタとブッダの優劣―業の報いの同異について』
  15. ^ #ミリンダ王1巻206-207頁
  16. ^ a b c #ジャータカ全集6巻159-160頁『海の商人物語』
  17. ^ a b #ミリンダ王2巻8頁
  18. ^ #ミリンダ王2巻4-6頁
  19. ^ 親鸞和讃集. Shinran, 1173-1262., Nabata, Ōjun, 1895-1977., 親鸞, 1173-1262., 名畑, 応順, 1895-1977.. 岩波書店. (1976年4月16日). ISBN 4003331834. OCLC 672505231. https://www.worldcat.org/oclc/672505231 


「提婆達多」の続きの解説一覧

ダイバダッタ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 22:59 UTC 版)

ブッダ (漫画)」の記事における「ダイバダッタ」の解説

ブッダ弟子。元カピラヴァストウ国王であるバンダカ息子。またアナンダ異父兄にあたる。容貌美しい。幼少期野掛けをしていた際に遭難し飲み水奪い合って級友達を殺したためカピラヴァストウから追放されるこの頃畜生道落とされナラダッタ出会ったことがあり、彼を真似て狼少年のようにふるまいながら過ごす日々の中で弱肉強食思想覚えていく。人間の世界を嫌いナラダッタと共に暮らしたがっていたが、紆余曲折をへて真似止めて自らの意思人間の世界戻りその後マガダ国流れ着きアジャセ王子仕える。

※この「ダイバダッタ」の解説は、「ブッダ (漫画)」の解説の一部です。
「ダイバダッタ」を含む「ブッダ (漫画)」の記事については、「ブッダ (漫画)」の概要を参照ください。

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