ゴア教団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 01:21 UTC 版)
邪神ゴア かつてインダス文明を滅ぼした邪神。「紫の宝玉」に宿った魔力により海の城を構成する岩石・土砂がその肉体を構築した巨大なゴーレム。触れたあらゆる物体を泥に変えて吸収し、果てしなく巨大化していく。宝玉を封印しない限り倒すことは不可能。 ドーヴィルによって覚醒しインド本土に向かおうとしたが、クリシュナとキッドにより宝玉が奪取され、再び眠りについた。 ドーヴィル ゴアを称える教団の当主。ゴアに魅入られ、2000年もの時を生きながらえていた。部下を平気で盾にする冷酷な性格。 白人が大手を振る現在のインドを毛嫌いし、滅亡・浄化するためにゴアの復活を目論む。ゴアを復活させ大虐殺を行おうとしたが、チャンドラの自爆により絶命する。 その正体はかつて仏陀を裏切ったダイバダッタその人。 クリシュナ アガスティヤ出身の魔剣士。アガスティヤを裏切り、チャンドラの元へと向かい門下生3000人を虐殺し、ゴアに寝返る。 暴風神の力を宿した聖剣ルドラを有し、変幻自在の剣術「アシュラの舞」で一度はキッドを破る。 第3の目を覚醒させたキッドと精も根も尽き果てるまで戦い続け、最後は改心したサラの死を受け、ゴアを裏切ることを決意。キッドに「生きてお前が犯した罪を償え」と命じられる。 元は最貧層の出身で、父親に口減らしの為絞殺されそうになったため、咄嗟に撲殺してしまう。奴隷として売られ、死んだサラへの思いを断ち切る為にヨガの修行を行うが、その力に目を付けたドーヴィルにより妹の復活をダシに操り人形にされた。 ヴァルダ・ラーダ 火の相の行者。固太りの男で、普段から粗野な言動をとる。自然界のあらゆる炎を操る。血液を炎上させたり、1000℃に及ぶ火炎のビームを剣から放つ。 その正体は小人で、強い男の肉体に乗り移り肉体を奪う。ジョーカーとの戦いで元の肉体に限界が来たため彼の身体を奪おうとした。しかし炎の秘術が通じず、代わりにバランに寄生しようとするもバランごとボコボコにされ、逃げ出したところをバラバラに切り裂かれ、鳥の餌になった。 ハイドラ・マーダ 水の層の行者。常に鉄仮面を被った巨漢。普段から慇懃無礼な敬語を用いる。あらゆる水と氷を操る。大気中の水分をダイヤモンドより硬い氷に変え、剣やチャクラムで相手を切り刻む。 その正体はゴア教団の作り出した白虎の半獣人。その呪われし出自による凶暴性を仮面で封じていた。ハリーに仮面を外されたことで暴走し、彼を道連れにしようとするが喉笛を切り裂かれ致命傷を負う。死の間際に人としての優しい心を取り戻し、顔も人間のそれになったが、ヴァルダに処刑される。
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