シネコン
英語:cinema complex
複数の映画を同時に上映できる大型施設。一般的には5つ以上の上映室(スクリーン)が設置されている施設を指すことが多い。国内にも10以上のスクリーンを持つシネコンがいくつかある。
シネコンは一箇所でさまざまな種類の映画を上映することが可能であり、利用者はどの配給チェーンの映画でもシネコンに行けば観ることができるといった便利さを享受できる。上映する映画の多さだけでなく、時間差を設けた上映スケジュールの運行や、最新の上映設備の導入が積極的に図られている。
また、託児所やショッピングセンターなどの商業施設の併設などにより相乗的な集客効果を図るシネコンも多い。
シネコンは、日本では1990年代に登場した方式で、比較的新しい映画館のスタイルと言えるが、以降急速に普及し、2000年代半ばには全国の映画館のスクリーン数の半分以上をシネコンが占めるようになったとされる。
日本国内のシネコンではワーナー・マイカル・シネマズ、TOHOシネマズ、松竹の子会社が運営するMOVIXなどが大手として知られている。
関連サイト:
ワーナー・マイカル・シネマズ
TOHOシネマズ
MOVIX
シネマ‐コンプレックス【cinema complex】
シネマコンプレックス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/04 13:55 UTC 版)
シネマコンプレックス(英語: cinema complex)は、同一の施設に複数のスクリーンがある映画館である。シネコン、複合映画館とも呼ばれる。
注釈
- ^ 映画館名簿2013年版を元に、それ以降に各社から発表された開閉館情報を加えた。東日本大震災の被害で2012年末時点で休館中の劇場は映画館名簿2013年版から削除されているため集計から除いている。日本映画製作者連盟の統計同様に5スクリーン以上をシネマコンプレックスとし集計としている。5スクリーン以上のサイトに付随して別棟が存在し、実質的に同一サイトとして運営されている場合は1サイトとしてスクリーン数にも含めた。
- ^ TOHOシネマズ株式会社運営のTOHOシネマズサイトの他、TOHOシネマズ錦糸町、お台場シネマメディアージュ、札幌シネマフロンティアの3サイトを計上。
- ^ 松江東宝5の1サイトを計上。
- ^ MOVIXの他、新宿ピカデリー、なんばパークスシネマ、大阪ステーションシネマの3サイトを計上。
- ^ T・ジョイ蘇我のプライベートルームを除く。多目的ホール兼用のこうのすシネマのシアター1を含む。
- ^ 厳密には1947年1月からスバル興業株式会社が有楽町スバル座にて全席指定制を実施したのを皮切りに定員入替制や全席指定制が広まった時期があった。しかし、これは一時的な流れにとどまり後に従来の流し込み制に戻っている。
- ^ 商業施設に映画館を併設するという考え方自体は古くから存在し、例えば、1930年代には既に百貨店である日本橋の白木屋に映画館の白木劇場が併設されるなどの動きがある。また、1980年代に商業施設に併設された映画館にはビデオシアターも多く含まれる。
- ^ 特別な記述がない限り開館当時のスクリーン数。
- ^ 施設内に映画館が開館した日。併設のパチンコ店は1980年に開業している。
- ^ 1997年の改装まで「小牧シネマ1 - 3」「小牧ロマン」「小牧コロナ1 - 3」等の名称で運営されていた。[55]
- ^ 1997年の改装時に入替制を導入。[56]
- ^ 1926年に開館した新盛座(後に新盛館に改称)を起源に1977年に2スクリーン、1985年に4スクリーン、1994年に6スクリーンと増設している。なお、新盛館は江南コロナ開設後も成人映画館である「江南シネマ」を併設して存続していた(江南コロナでカバーできない作品を上映する補完的な役割を持っていた)が、2002年に江南シネマと共に閉館している。
- ^ かつては海老名村時代の1926年に「相模座」という劇場が発足し、サイレントやトーキー映画を上映していたが、わずか7年ほどで閉館[72]。その後市制施行された1971年頃に「大塚劇場」が開業したが、わずか5年足らずで廃業[73]した為、ワーナー・マイカル開業までは主に隣の厚木市まで映画観賞に足を運ばなければならない状況が続いた。
- ^ a b この事業用地は、当初、松竹マルチプレックスシアターズの進出が計画されていたが、松竹が自社所有地に出店するよう計画変更した。そのため、テナントの選定が再度行われ、2001年にロウズ社が出店する計画となった。しかし、ロウズ社も破綻したため、ヴァージンシネマズ・ジャパンに計画変更。さらにヴァージンシネマズ・ジャパンも東宝に買収されたため、最終的には2005年にTOHOシネマズ二条が開館している。
- ^ ワーナーが配給する作品(『マトリックス』など)ですら封切りから数週間遅れて上映するということすらあった[91]。
- ^ ただし、この報道を東宝側は認めていない。
- ^ 前述の通りみなとみらい地区等の劇場と競合し、後の2011年1月16日に閉館している。
- ^ 上映1回当たりの平均入場者数を全座席数で除した割合。
- ^ 尤も、シネマコンプレックスが展開し始めた当初に開館したワーナー・マイカル・シネマズの各サイト(海老名・東岸和田・高岡・宇多津)、シネマシティ、シネマロブレ5などは、郊外型ではあるが駅前に出店していた。
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- 1 シネマコンプレックスとは
- 2 シネマコンプレックスの概要
- 3 現状
- 4 歴史
- 5 商圏と各地の状況
- 6 各社シネマコンプレックス
- 7 脚注
シネマコンプレックス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 18:43 UTC 版)
詳細は「シネマコンプレックス」を参照 1980年代以降、シネマコンプレックス(シネコン)と呼ばれる、複数スクリーンを持つ大型映画館が増えている。ショッピングモールなどと併設して郊外に建設されるケースが多く、今日では映画館の主流形態となっている。
※この「シネマコンプレックス」の解説は、「映画館」の解説の一部です。
「シネマコンプレックス」を含む「映画館」の記事については、「映画館」の概要を参照ください。
シネマコンプレックス(4階)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/04 08:17 UTC 版)
「BiVi沼津」の記事における「シネマコンプレックス(4階)」の解説
8スクリーン・全席指定・総入れ替え方式のシネマコンプレックス。また沼津駅北口近辺では唯一の映画館。沼津駅南口には古くからジョイランド沼津が存在するが、内装や座席・音響機器・スクリーンは必要に応じて更新されているものの、近隣の駐車場が少ない・旧式のエレベーターで狭い・人気作品レイトショーでは階段もひどく混雑するなど、周辺インフラの不足や設備の旧態化が目立つため、市内や近隣地域の映画ファンなどが「ゆったり映画が見られる映画館」として利用している。ただし、料金割引サービスはジョイランド沼津のほうが充実していていたが、IMAXや4DXを導入したシネマサンシャインららぽーと沼津という強力なライバルが出現した。 2019年に公開された「ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow」は、本作の舞台が沼津である関係から、地方では異例といえるチェーンマスターとして上映された。 シネマサンシャイン沼津 スクリーン座席数車いす席音響設備1番館 157 1 DTS / SRD-EX 2番館 257 2 DTS / SRD-EX 3番館 144 1 DTS / SRD-EX 4番館 298 2 DTS / SRD-EX 5番館 124 1 DTS / SRD-EX 6番館 124 1 DTS / SRD-EX 7番館 81 1 DTS / SRD 8番館 91 1 DTS / SRD
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「シネマコンプレックス(4階)」を含む「BiVi沼津」の記事については、「BiVi沼津」の概要を参照ください。
シネマコンプレックス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 01:49 UTC 版)
「イオン津ショッピングセンター」の記事における「シネマコンプレックス」の解説
イオンシネマ津が別棟に位置する。2000年12月15日に「ワーナー・マイカル・シネマズ津」として開業。2009年に大門にあった大門シネマが閉館してから2018年にイオンシネマ津南が開業するまでは津市唯一の映画館であった。 津市が舞台となった映画『WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜』(2014年)では、観客動員数が全国1位となり、矢口史靖監督が複数回舞台挨拶に訪れた。また桑名市が舞台となった『クハナ!』(2016年)では、同作の脚本と監督を手がけた秦建日子と主題歌を手がけたバンド「Chelsy」のAMIらが舞台挨拶で来館している。
※この「シネマコンプレックス」の解説は、「イオン津ショッピングセンター」の解説の一部です。
「シネマコンプレックス」を含む「イオン津ショッピングセンター」の記事については、「イオン津ショッピングセンター」の概要を参照ください。
シネマコンプレックス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 01:27 UTC 版)
「イオングループの商業ブランド」の記事における「シネマコンプレックス」の解説
イオンシネマ 運営会社:イオンエンターテイメント シネマコンプレックス イオン100%出資のシネマコンプレックスチェーン。元々はイオンシネマズが展開していたブランドで、2013年7月にワーナー・マイカル・シネマズ(後述)を展開していたワーナー・マイカルがイオンシネマズを吸収合併して現法人となった際にブランドを統合し、日本最大のシネマコンプレックスとなった。
※この「シネマコンプレックス」の解説は、「イオングループの商業ブランド」の解説の一部です。
「シネマコンプレックス」を含む「イオングループの商業ブランド」の記事については、「イオングループの商業ブランド」の概要を参照ください。
シネマコンプレックス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 01:27 UTC 版)
「イオングループの商業ブランド」の記事における「シネマコンプレックス」の解説
ワーナー・マイカル・シネマズ(2001年11月(イオングループ入り) - 2013年6月) 運営会社:ワーナー・マイカル シネマコンプレックス 米タイム・ワーナーグループとイオンリテール(旧・マイカル)出資のシネマコンプレックスチェーン。2013年7月に運営会社がイオンシネマズを吸収して現法人となった際にブランドをイオンシネマに統合したことにより消滅した。また、これにより25年にわたり使われたマイカルの名も幕を閉じることとなった。
※この「シネマコンプレックス」の解説は、「イオングループの商業ブランド」の解説の一部です。
「シネマコンプレックス」を含む「イオングループの商業ブランド」の記事については、「イオングループの商業ブランド」の概要を参照ください。
「シネマコンプレックス」の例文・使い方・用例・文例
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