つくばエクスプレス(つくばえくすぷれす)
東京・秋葉原と茨城県つくば市の間を結ぶ全長58.3kmの鉄道路線である。1994年10月に起工式が行われ、現在は、秋葉原駅の拡張工事やつくば駅の建設などが進行している。当初の予定よりも5年遅れているものの、2005年度に開業することを目指している。
1989年に、「大都市地域の宅地開発・鉄道整備の一体的推進に関する特別措置法」が施行され、常磐新線の建設へ向けた準備が始まった。東京都、埼玉県、千葉県、茨城県の1都3県と民間企業が出資するという第三セクター方式により、事業が進められている。
つくばエクスプレス構想は、鉄道の施設により沿線地域の地価が上昇することを前提としていたため、バブル崩壊で地価が大幅に下落したのは予想外のことだった。そのため、固定資産税の増収を見込んでいた自治体の中には、財政難という事情も加えて、事業費の捻出に苦心しているところもある。
事業の採算性について疑問の声もある中、開業の時期がさらにずれ込む可能性もある。
なお、「つくばエクスプレス」という名称は、一般公募と街頭モニター調査をもとに、首都圏新都市鉄道が決定した。
(2001.02.04更新)
首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス
(つくばエクスプレス から転送)
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つくばエクスプレス(TSUKUBA EXPRESS、略称ならびに路線記号:TX)は、東京都千代田区の秋葉原駅と茨城県つくば市のつくば駅を結ぶ、首都圏新都市鉄道の鉄道路線である。『鉄道要覧』における正式路線名は常磐新線(じょうばんしんせん)であるが、案内上は全く使用されない。また、「つくばエクスプレス」は会社および輸送機関の愛称としても使われていることから、特に路線を指す場合において乗車券類などにつくばエクスプレス線という表記が使われる場合もある[3]。
- 1 首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスとは
- 2 首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスの概要
つくばエクスプレス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 14:45 UTC 版)
「自動列車制御装置」の記事における「つくばエクスプレス」の解説
首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス線では、東京メトロ東西線向けに準ずるデジタル伝送式新CS-ATCを採用した。最高速度160km/hでの走行を想定し、5 – 160 km/hを5km刻みで制御する。また前方予告機能のほか、終端駅など過走距離が取れない場所ではORP方式 による停止パターン制御を採用している。交流電化区間を走行する観点から、デジタル伝送を採用し、その利点を生かして場内進路情報や停止が必要な位置までの前方距離などが運転台のモニタ装置に表示される。 ATC信号は常時送信ではなく踏込送信方式となっている。列車が軌道回路に進入した際には、TD装置が列車の検知と在線を判定して在線軌道回路に信号を送信する。検知によって信号を送信するため、列車進行により次の軌道回路に列車が入った場合には、送信点の変化時において、車上側にごく僅かなタイムラグ(無信号状態)が発生するが、車上装置側に許容値内の時素を持たせて対応している。もちろん許容値を超える無信号があった場合は無信号絶対停止のためEB(非常ブレーキ)が動作する。 ただし、停車場構内の場内・出発進路のあるところは各進路設定により関係進路上の軌道回路が常時送信で送信する。
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つくばエクスプレス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 01:37 UTC 版)
オレンジ色で袖の無い服、肘の辺りまである同色の手袋を着用している。性別不詳。
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