以降
以降とは、以降のいみ
以降とは、ある時間や、その出来事が起きてから後という意味のこと。「今日以降」と使う場合には、今日は含まれる。以降の以は、用いるの意味を持ち、指定した範囲や数字、物事などの起点を指す。一方の降は、降雨、降車などの言葉に使われ、降る、降りるの意味に加えて、その後を指す言葉である。以降の英語表現は、Or later や on and afterなどが挙げられる。
以降の語の類語
以降の類語には、以後や以来などが挙げられる。以後は、今から先やこれより後の意味があり、以降と同様の表現として使われる場合が多い。違いは、以降が示す物事や時間が確定しているのに対し、以後は物事や時間が確定しておらず明確ではない場合にも使うことである。また、以降と以後はすべての時系列で使えるが、以来は過去から当日を指す物事や時間でのみ使用できるため、以降と以後のように予定を語ることはできない。以降や以後、以来を使った例文
未来を指す例文
過去から現在を指す例文
以降
以降(いこう)とは、特定の時点や場所から後の時間や空間を指す言葉である。時間においては、「以降」はある時点から未来に向かっての時間を示し、空間においてはある地点から一定の方向へと続く範囲を示す。例えば、「20世紀以降の技術進歩」では、20世紀の開始時点から現在までの技術進歩を指し、「東京駅以降の駅」では、東京駅から先の駅を指す。また、文脈によっては「以降」が特定の事象や状況の後を示すこともある。例えば、「雨が降った以降、気温が下がった」では、雨が降った事象の後に気温が下がった状況を示す。
移行
移行(いこう)とは、ある状態から別の状態へ変化する過程を指す言葉である。この過程は、技術、制度、環境など様々な領域で用いられる。例えば、古いシステムから新しいシステムへの変更を伴う情報技術の分野では、データ移行という形で頻繁に用いられる。また、政策や法律の変更に伴い、新しい制度へ適応する過程も移行と表現される。移行は計画的に行われ、その過程は詳細なスケジュールや手順に従って進行する。このように、移行はある状態から別の状態への変化を円滑に進めるための重要なステップである。
以降
以降(いこう)とは、「ある時点より後」の意味で用いられる表現です。基準として話題に挙げられた時点や出来事が過ぎてから先(未来)を幅広く指し示す表現といえます。
「以降」の「以」の字は「以て」(もって)とも読まれ、「理由」「手段」および「動作が行われる時点」といった意味合いの字義があります。「降」の字は「降る」(くだる)とも読み、「下る」と同様、「時が過ぎる」「時間を経る」という字義を含みます。つまり「以降」は「その後」という意味の表現であります。
「以降」は基本的には「基準となる時点(日付や出来事など)を含める」表現として用いられます。たとえば、「4月以降のイベント開催予定」といえば、4月も含めて5月、6月と続く期間が指し示されていると捉えられます。「リーマンショック以降の経済」といえば、リーマンショックと総称される一連の市場の動向も含められます。
「以降」の類義語としては「以後」や「以来」などが挙げられます。
「以後」は「以降」と同様、ある時点や出来事を起点とし、その時点を含めて、その先(未来)を指し示す表現です。意味上の明確な違いはなく、ほぼ同義語といえますが、どちらかというと「以降」は時間経過そのものを指し示すニュアンスが色濃く、「以後」は後に起こった事象に焦点を当てるニュアンスが色濃く含まれます。
「以来」は「ある時点より後」という意味ではありますが、特に「過去のある時点から現在まで」の期間を指し示す意味で用いられる表現です。いま現在を起点としてまだ来ぬ未来を指す(「今日以来」のような)言い方には用いられません。
「以降」の対義語は、敢えて挙げるなら「以前」ということになるでしょう。ただし「以前」は字義上の対比関係からして「以前 - 以後」で呼応させたいところではあります。「降」の字は「昇降」の「昇」と呼応しますが、「以昇」という言い方はありません。
い‐こう〔‐カウ〕【▽一向】
い‐こう〔‐カウ〕【以降/×已降】
い‐こう〔ヰ‐〕【偉功】
い‐こう〔ヰカウ〕【偉効】
いこう〔いかう〕【▽厳う】
い‐こう〔ヰクワウ〕【威光】
い‐こう〔ヰ‐〕【威公】
い‐こう【×已講】
い‐こう〔‐カウ〕【意向/意×嚮】
いこ・う〔いこふ〕【憩う/▽息う】
い‐こう〔‐カウ〕【異香】
読み方:いこう
⇒いきょう(異香)
い‐こう〔‐カウ〕【移行】
い‐こう〔‐カウ〕【移項】
い‐こう〔ヰカウ〕【維綱】
い‐こう〔ヰカウ〕【胃×腔】
い‐こう〔‐カウ〕【衣▽桁】
読み方:いこう
室内で衣類などを掛けておく道具。木を鳥居のような形に組んで、台の上に立てたもの。衝立(ついたて)式のものと、2枚に折れる屏風(びょうぶ)式のものとがある。衣架(いか)。御衣(みぞ)懸け。衣紋掛け。
い‐こう〔‐カウ〕【衣香】
い‐こう〔ヰ‐〕【遺功】
い‐こう〔ヰ‐〕【遺構】
い‐こう〔ヰカウ〕【遺稿】
い‐こう〔ヰ‐〕【韋后】
行こう、逝こう
いこう
いこう(Disc1-11)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/07 07:12 UTC 版)
「超いきものばかり〜てんねん記念メンバーズBESTセレクション〜」の記事における「いこう(Disc1-11)」の解説
日本中央競馬会(JRA)2016年ブランドCM「あなたの競馬が走り出す。」編CMソング。
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いこう
出典:『Wiktionary』 (2021/11/26 12:12 UTC 版)
語源1
古典日本語「いこふ」
発音
動詞
活用
翻訳
語源2
副詞
いこう【厳う】
同音異義語
いこう
- 【以降, 已降】 ある基準になる時からあと。
- 【衣桁】 室内で着物などを掛けておく家具。
- 【威光】 侵し難い威厳。
- 【意向, 意嚮】 どうしたいかの考え。
- 【遺稿】 死後に残された原稿。
- 【移行】 状態が移り行くこと。
- 【一向】 ひたすら。
- 【已講】 僧職の名の一つ。
- 【衣香】 衣服にたきしめる香。
- 【威公】 中国の三国時代の蜀の重臣。楊儀の字。
- 【胃腔】 動物の胃の内腔。
- 【移項】 数式で、一方の辺にある項を、もう一方に符号を変えて移すこと。
- 【偉効】 優れた効果。
- 【偉功】 立派な手柄。
- 【異寇】 異国の軍勢。
- 【異香】 優れたよい香り。
- 【維綱】 もととなる法則。
- 【遺功】 死後に残る功績。
- 【遺香】 線香の香り。
- 【遺構】 古代の構造物の様式や配置などを知る手掛かりとなる、土地に残された柱穴など。
偈
偈 |
愒
禌
禌 |
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「いこう」の例文・使い方・用例・文例
- 我々の申し出は受け入れられなかったが,またの機会が来るまでがんばっていこう
- コインランドリーに寄っていこう。
- 空中給油機は給油中に吹き流しの空中曳航(えいこう)標的をつるす。
- お互い付き合っていこう。
- 私はこの方法でいこうと思う。
- これらのことに注意して、きれいな海を維持していこうね!
- 今後あなたは会社をどのようにしていこうとお考えですか?
- 私は、これからは、時間の使い方を改良していこうと思います。
- より良い結果を出すため、詳細部分はより改善していこうと思います。
- なので、私はそれをこれからも毎日続けていこうと思う。
- いくつか修正点を見つけたので直していこうと思う。
- 私はそれについてはこれから考えていこうと思います。
- 私は明るく生きていこうと思います。
- 私はこれからも英語の勉強を続けていこうと思いました。
- そのことを考えながら生きていこうと思います。
- 私たちはこれからもっとチャレンジしていこう。
- どうやって自立し、食べていこうか悩んでいる。
- 私たちはお互い支え合って共に生きていこう。
- 私は何を着ていこうかしら?
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