リーマン‐ショック
《リーマンは、リーマン‐ブラザーズ(Lehman Brothers)のこと》米国の大手投資銀行・証券会社リーマンブラザーズの経営破綻とその副次的な影響により世界の金融市場と経済が危機に直面した一連の出来事を指す。
[補説] サブプライムローン問題に端を発する証券化商品の価格急落により、多大な損失を抱えたリーマンブラザーズは、2008年9月15日、連邦破産法第11章(チャプターイレブン)の適用申請を発表。直前まで、米政府や他の金融機関による救済を受けられると見られていたため、破綻は驚きをもって受け止められた。その後、事態の収拾を図るため米議会に上程された金融安定化法案が世論の支持を得られず否決されたことも重なり、米国および世界各地の株式市場が大きく下落。金融市場・経済が不安定化する契機となった。
リーマン・ショック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/21 21:49 UTC 版)
リーマン・ショック(和製英語)は、アメリカ合衆国で住宅市場の悪化によるサブプライム住宅ローン危機がきっかけ[1]となり投資銀行のリーマン・ブラザーズ・ホールディングスが2008年9月15日に経営破綻し、そこから連鎖的に世界金融危機が発生した事象である[2][注釈 1]。これは1929年に起きた世界恐慌以来の世界的な大不況である。
注釈
出典
- ^ 【NHK】1からわかる!景気【中】バブル景気・リーマンショックって何?2020年1月24日
- ^ https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20190424_04.html
- ^ a b c “2008年9月15日 リーマンが破綻 破産法適用申請 リーマン・ショックダイアリー(11) This Day In 2008”. 日経. (2018年9月15日)
- ^ a b Lord Mervyn King: why throwing money at financial panic will lead us into a new crisis M. King, The Daily Telegraph, 27 Feb 2016
- ^ “世界的再編も リーマンに内外金融機関が食指”. MSN産経ニュース. (2008年9月4日). オリジナルの2008年9月7日時点におけるアーカイブ。
- 1 リーマン・ショックとは
- 2 リーマン・ショックの概要
- 3 リーマン・ショックを題材とした作品
リーマン・ショック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/08 02:48 UTC 版)
2008年のリーマン・ショック以降世界的な恐慌が訪れると共に、数多くの企業は内定取り消しを実施した。そのとき大学側は内定取り消しに遭った学生に対して翌年以降も新卒の肩書きで就職活動できるために卒業要件を満たしている卒業予定者に対しても希望するならば留年を認めるという異例の措置をとった。その後これが定着し希望留年制度などと名づけられ数多くの大学が制度としている。
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「リーマンショック」の例文・使い方・用例・文例
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