リーマンショックで荒稼ぎ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/30 23:43 UTC 版)
「デビッド・テッパー」の記事における「リーマンショックで荒稼ぎ」の解説
リーマン・ショックやサブプライムローンによる金融危機の真っ只中だった2009年2月、米財務省が金融機関への公的注入を発表し、銀行が国有化されるのではという懸念から大幅に値崩れしていたシティグループやバンクオブアメリカといった銀行の銀行株や債権を大量に取得した。1ヵ月後の3月初頭には、これらの株はさらにその価値を下げ、紙クズ同然と化し始めたため、アパルーサの社内でも幹部との衝突が絶えなかった。しかしテッパーは自分の考えを信じ、辛抱強く保有し続けた結果、3月末には3倍ほどにその価値を増やし始め、最終的には70億ドルの利益を上げ、テッパー自身はマネージャーとして40億ドルの報酬を受け取った。この年、デビッド・テッパーは世界で最も高額の報酬を受け取ったヘッジファンドマネージャーとなった。
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