第13戦 - 第42戦(3人対戦形式時代・シーズン制導入前)
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「ボウリング革命 P★League」の記事における「第13戦 - 第42戦(3人対戦形式時代・シーズン制導入前)」の解説
2008年 第13戦 優勝…姫路麗(3) この回は1回戦が3人グループで1人勝ち抜け、準決勝は1回戦勝ち上がりの5人に加え、1回戦敗者のうち最高のスコアを記録した者が「ワイルドカード」で残り、3人グループで2人勝ち抜け、決勝を4人グループで争うという形式がとられた。第8回からプロとして参戦している森が1回戦で大会タイ記録の279のハイスコアを記録するも準決勝で敗退。決勝ではワイルドカードから勝ち上がった姫路が中盤の3連続ストライクで奪ったリードを守って逃げ切り、大会最多の3度目の優勝を飾った。一方、決勝で4位に終わった金城は、3度の3位決定戦敗戦に続き4度目の4位となり、初賞金を逃した。 第14戦 優勝…大石奈緒(2) この回もルールが変更となり、1回戦・準決勝・決勝とも3人グループ1人勝ち抜け。前回から採用のワイルドカードは、準決勝敗者の4人のうち最高のスコアを記録した者が決勝進出に変更された。この回から参戦の西村美紀が、1回戦で238の好スコアを出すも248の大石の前に敗退。また、第5戦以来の参戦となった長谷川真実は1回戦で名和(第10戦)・酒井美(第11戦)に並ぶ大会タイ(当時)の8連続ストライクを記録したが、準決勝で258を出した大石に敗れる。大石は決勝でも255という高スコアで片井・森を押さえ2度目の優勝。片井から「やはり彼女は『田町の女王』ですね」と言われた大石は、以後このフレーズが定着する。 第15戦 優勝…清水弘子(3) 参戦4回で2度優勝の「田町の女王」大石を誰が止めるかが大会の焦点となり、周囲からのプレッシャーが強まる中、大石はそれでも決勝に勝ち進む。だが決勝では連続ストライクが取れずスコアが伸び悩む大石に対し、2度のダブルでスコアを伸ばした清水が高坂を振り切り逃げ切った。前回まで6大会連続で1回戦敗退という不名誉な記録を続けていた三冠女王・清水が、大会最多に並ぶ3度目の優勝で復活を遂げた。 第16戦 優勝…大石奈緒(3) 大会名から初めて冠スポンサー名が消えた今大会は、1回戦に4ゲーム連続で最終フレームにオープンが出るなど、各選手がレーンコンディションの把握に苦しんだ。決勝は姫路が序盤にオープンを出し出遅れ、大会初の3大会連続決勝進出となった大石と、出産・育児休暇から前回復帰したばかりの吉田の争いとなったが、6連続ストライクでリードを奪った大石が、吉田の追い上げをかわし逃げ切り。「田町の女王」は出場6回で3度目の優勝を果たし、大会最多に並んだ。 第17戦 優勝…姫路麗(4) この回は片井がメキシコで行われた「QubicaAMFワールドカップ世界大会」に出場のため欠場した。 1回戦のAグループで、片井の代役として登場した松永はストライクを連発、第15戦で酒井美が出した大会記録に並ぶ9連続ストライクを達成した。 準決勝の第1試合に登場した松永は、先程出したばかりの記録を更新する10連続ストライク、さらに288をマークしハイスコア記録も更新した。また、同じグループの姫路もそれまでのハイスコア記録の279を出し、この時点でワイルドカードをほぼ手中に。残り1枠を争った準決勝第2試合は、5連続ストライクで先行する酒井美を終盤大石が4連続ストライクで追い上げ237で並び、ワンショットプレーオフの結果、ストライクの大石が4戦連続で決勝進出、9ピンに終わった酒井美は3戦連続で準決勝敗退となった。 そして迎えた決勝は、序盤に5連続ストライクで飛び出した姫路に対し、初優勝を意識し力んだ松永が終盤で力尽き脱落、序盤で出遅れた大石も終盤3連続ストライクで追い上げたが及ばず、姫路が大会最多の4度目の優勝。この優勝で勢いを得たか、姫路はその後12月にJLBCプリンスカップと全日本女子プロボウリング選手権を立て続けに制覇し、ポイントで清水を逆転し三冠女王に輝いた。 2009年 第18戦 優勝…松永裕美(初) 元旦の日本テレビの特番に出場した大石が「Google急上昇ワードランキング」の4位に入り、いつも以上に注目される中で1月26日の収録を迎えたが、結果は第13戦以来の1回戦敗退。その一方で新三冠女王・姫路が好調で、1回戦で289をマークし、前回松永が出したばかりのハイスコア記録を更新したが、準決勝ではスコアが伸びず敗退した。決勝では9連続ストライクで中谷と高坂を大きく突き放した松永が、4度目の挑戦で初優勝を果たした。 第19戦 優勝…松永裕美(2) 全日本ナショナルチームはプロ転向の宮城らと入れ替わりで新加入の小泉奈津美を加えた4人体制で臨むも初の全員初戦敗退。その一方でここまで未勝利だった西村が初の初戦突破を果たすと、準決勝も通過し初の決勝進出。しかし決勝では松永が2度のターキーで清水、西村を突き放し、放送開始4年目にして初の連覇を成し遂げた。 第20戦 優勝…中谷優子(3) この回からスタートした次回出場権剥奪をめぐる争いは、終盤で二転三転の末、鈴木理沙が酒井美を1ピン下回り、未勝利のまま名和と共に「一時退場」となった。一方でメンバーが3人にまで減ったナショナルチームが奮闘、特に大学生となって初の収録となった浅田が初の決勝進出を果たした。しかし決勝で序盤で脱落、中谷と吉田の関西勢同士の争いとなった。2度の4連続ストライクでリードした中谷が1年半ぶりの優勝。 第21戦 優勝…松永裕美(3) 今回で番組開始時からのメインスポンサーだったピザーラが撤退し、最後の「PIZZA-LAシリーズ」となった。6月の千葉女子オープンでトーナメント初優勝を果たした松永が1回戦から尻上がりに調子を上げ、決勝では大石と森を寄せ付けず圧勝した。 第22戦 優勝…佐藤まさみ(初) 新たにメインスポンサーに大塚製薬を迎えリニューアルした今大会は、収録前に会場の田町ハイレーンがリサーフェイス(レーン修復工事)を行ったためレーンコンディションも一新、以前のレーンに慣れていた各選手がスコアメイクに苦しんだ。そんな中、新人ながら収録の時点ですでにプロ2勝の佐藤まさみが初出場で決勝に進出。決勝は序盤、金城が4連続ストライクでリードしたが、佐藤が第6フレームから6連続ストライクで逆転、第3戦の小山以来となる初出場初優勝を達成した。 第23戦 優勝…浅田梨奈(初) 風邪による体調不良および右手の怪我という最悪のコンディションながら1回戦、準決勝とも高い集中力で250アップをマークした姫路、準決勝で佐藤の連勝を止めた浅田、そしてワイルドカードの谷川が決勝進出。前々回片井、そして今回大石が次回出場停止とナショナルチーム勢が苦戦する中、浅田は2度目の進出となる決勝で7連続ストライクを決めトッププロ2人を圧倒、アマチュアとしては大石に次いで2人目、番組初の10代での優勝者となった。 第24戦 優勝…片井文乃(初) 2009年トーナメント日程終了の翌週に、前日のDVD第3弾に続いて2日連続の収録という強行日程で行われたこの回は、1回戦Bグループでポイント・賞金ランキング2冠の姫路が中谷と共に新人の中村美月に敗れる波乱。さらにDグループでは浅田が173と崩れ、あわや前回優勝者が出場停止という事態となるが、最後のFグループで出場停止明けの清水が、第16・17戦の戸塚以来となるファウルを2度も記録し2度目の出場停止になる荒れた展開となった。そんな浅田を尻目に、他のナショナルチーム勢・片井と小泉がそろって決勝進出。決勝は中盤に小泉が3連続スプリットで脱落、片井が終盤に4連続ストライクで吉田を突き放した。片井は出場21度目で初優勝を果たし、キャプテンとしての有終の美を飾った。 2010年 第25戦 優勝…吉田真由美(2) 大塚製薬は結局半年で撤退し、2年ぶりにリニューアルされたセットは、スポンサーの全くないものに改修された。決勝は第9フレームを終えて3人が1マーク差に入る大接戦。ところが第10フレーム、先に投げた森と松永が共に1投目スプリットとなりオープン。最後に投げた吉田は2投目スペアの後の3投目、ピン数によっては森の優勝かプレーオフという場面でストライクを決め1ピン差で逆転し、優勝スコアが初めて200を切る混戦を制した。またしても第10フレームでの逆転で初代女王が4年ぶり2度目の優勝。 第26戦 優勝…西村美紀(初) 2月に発足した日本女子ボウリング機構(LBO)をめぐる騒動はPリーガーのLBO移籍という事態を招き、出場資格を失った清水・高坂に代わり、新たにプロテストトップ合格の岸田有加と、かつて「DHC発ボウリング娘」として活動していたアマチュアの張ヶ谷順子が加入。決勝は酒井美が2度、大石に至っては4度のスプリットで崩れる中、ただ一人ノーミスでまとめた西村が逃げ切り初優勝。 第27戦 優勝…姫路麗(5) 1回戦で200ピン以上をマークしたのが18人中4人という低調な大会となった。決勝は、第8フレームまで唯一ノーミスでPリーグ初のプロアマ優勝を目指す片井がリードしていたが、第9フレームでスプリットを出し姫路が逆転、第10フレームをスペアでまとめ逃げ切った。姫路が最多記録を伸ばし5度目の優勝。 第28戦 優勝…張ヶ谷順子(初) ナショナルチーム+張ヶ谷のアマチュア4人全員が1回戦を突破(特に小泉は大きくリードされた状態からの逆転。準決勝第1試合(浅田vs大石vs小泉)は第18戦以来のナショナルチーム対決となり浅田とワイルドカードの大石が勝ち上がり、第2試合では張ヶ谷がプロ2名を相手に勝ち、初の決勝進出。第12戦の大石vs片井以来、3人対戦形式になってからは初のアマチュア同士による決勝は張ヶ谷が4連続&3連続ストライクでリードするが、最終第10フレームでスペアミス、大石がパンチアウトを決めれば逆転という局面となるも、大石の第1投が9ピンに終わり、張ヶ谷がナショナルチームではないアマチュアとして初の優勝を飾った。 第29戦 優勝…松永裕美(4) 宮城の復帰で出場停止枠が3に増え厳しさが増したこの回の決勝は、2度のミスで出遅れた森が終盤3連続ストライクで追い上げるも、終始安定していた松永が最後はパンチアウトで突き放し4度目の優勝、森は4度目の正直もならなかった。 2011年 第30戦 優勝…松永裕美(5) 収録日前日までナショナルチームの選考会が行われ、その疲労からか、新メンバーに内定した張ヶ谷を含むナショナルチーム勢はメンバー落ちの小泉を除き全員1回戦敗退。史上初めて2大会連続で同じ顔合わせとなった決勝は、5連続ストライクでリードを奪った松永が逃げ切り、2度目の連覇で優勝回数を最多タイの5に伸ばした。ピザーラがこの回からスポンサーに復帰。 第31戦 優勝…松永裕美(6) 当初3月14日に予定されていた番組収録が東日本大震災の影響で約1ヵ月延期され4月4日となり、開催前にチャリティーオークションを開催した。今大会から1回戦各グループ最下位が次回出場停止となるルール変更で更に厳しさが増した。これにより第1戦から皆勤を続けていた谷川と姫路がこの第31戦でグループ最下位となり2人揃って次回出場停止となった。一方、松永はこの大会で史上初の3連覇をPリーグの新記録の9連勝で達成し、最多となる6度目の優勝を果たした。 第32戦 優勝…松永裕美(7) 次回出場停止枠が6人に増えたのに伴い、新たに鈴木亜季、柳美穂、そしてナショナルチームの向谷美咲が初参加。鈴木亜と柳が1回戦を突破したのに対し向谷は次回出場停止と明暗が分かれた。勢いに乗った鈴木亜は準決勝も勝ち上がり決勝に進み、第22戦の佐藤まさみ以来の初出場初優勝に挑んだが、出場停止明けでワイルドカードで決勝に進出し3度目の優勝を目指した吉田と共に松永を止めるには至らず、終盤6連続ストライクの松永が4連覇。併せて1回戦・準決勝・決勝でも勝ち、Pリーグ記録を更新する12連勝で花を添えた。 第33戦 優勝…姫路麗(6) 松永の5連覇に注目が集まったが、1回戦で第14戦以降1度も優勝者が出ていないというジンクスがあるCグループに入った松永は、最終フレームで金城に逆転を許し第28戦以来の初戦敗退(同時に第29戦1回戦から継続していた連勝も12で止まる)。その金城も準決勝で敗退し、今回もジンクスを打破はならず。またこの1回戦で第32戦の決勝戦に進出した松永・吉田・鈴木亜季が敗退(3人共に次回出場権は確保)、前回準決勝敗退組(岸田・柳・小泉)は全員1回戦敗退の上にグループ最下位で次回出場停止になった一方で、出場停止明け6選手中4選手(B:大石 C:金城 D:片井 F:姫路)と第32戦で1回戦敗退の2選手(A:西村 E:森)が準決勝進出の「下克上バトル」となった今大会の決勝は姫路&西村の親友コンビにPリーグ初のプロアマ優勝を目指す(第27戦以来2回目の挑戦)片井が挑む構図となったが、第5フレームから8連続ストライクの姫路が1年ぶりの優勝。出場停止明けの優勝は姫路が初。 第34戦 優勝…吉田真由美(3) 9試合全体の平均スコアが222、ストライク数178というハイレベルな争いとなった今回はプロ1年目の小林あゆみ、ナショナルチーム1年目の佐々木菜月、ユースナショナルチームの霜出佳奈が初参加。ナショナルチームはユースの霜出を含めた5人体制で臨んだが、5人全員が初戦敗退、しかもそのうち3人は次回出場停止という結果になった。Cグループは姫路と松永のトップ2に挑んだ酒井美が久々に275のビッグゲーム、209の姫路は初めての「前回優勝からの出場停止」となった。酒井美は好調を維持し、準決勝第1試合も257で勝ち上がり決勝進出、2位の長谷川もワイルドカードで初の決勝進出を果たす。決勝は収録直前に行われた公式戦を2連勝で好調キープの吉田とビッグゲーム連発で絶好調の酒井美はPリーグの決勝戦として記録にも記憶に残るマッチレースとなり、第10フレームでパンチアウトを決めれば優勝という状況を作るも3投目が9ピンに終わり吉田に257で並ばれ、第17戦の準決勝以来、決勝では初となるワンショットプレーオフに。前回のプレーオフで大石に敗れている酒井美はここでも7ピンに終わり、ストライクの吉田に敗れ2位。Cグループのジンクスとプレーオフに泣かされた酒井美は初優勝を逃した。 第35戦 優勝…小林あゆみ(初) JBC選手の撤退に伴い、第1戦以来のオールプロ体制になった今回は現役女子高生プロの田中亜実、現役女子大生プロの竹原三貴、小林あゆみの妹で1期先輩の小林よしみが新たに参戦。Pリーグでの姉妹出場は第4戦 - 第12戦の酒井美佳・玲佳以来となった小林姉妹だが、姉・あゆみは1回戦、準決勝と勝ち進んだものの、妹・よしみは次回出場停止と明暗を分けた(新メンバー3名とも1回戦敗退)。決勝戦は最多優勝の更新を狙う松永、準決勝第2試合で番組タイ記録の10連続ストライクを叩き出した小林あゆみ、ワイルドカードはCグループから初の優勝を目指す西村、という組み合わせに。ストライクが続かない松永、ダブル1つの西村を尻目に中盤の4thで突き放した小林がそのまま逃げ切り、参加2戦目にして初優勝。西村は準優勝で今回もCグループからの優勝者は現れなかった。松永は第25戦以来の決勝戦での敗戦。 2012年 第36戦 優勝…西村美紀(2) 新メンバーにP★リーガー発掘プロジェクトのオーディションから選ばれた安藤瞳と、韓国からキム・スルギが参戦。安藤、キム共に1回戦敗退(キムは次回出場停止)。決勝戦は1回戦、準決勝第1試合を245、259とPリーグでの自己ベストを更新し、Cグループから初優勝目指す鈴木亜と、2試合ノーミスゲームで2戦連続決勝進出した西村、ワイルドカードで決勝へ進出し、4度目の優勝目指す吉田の組み合わせに。7フレまでに3人が11ピン差という接戦だったが、ストライクが来ない鈴木亜が脱落し、またもやCグループでの優勝者は現れず。第8フレームからのターキーで213で終了した西村を、吉田が追う展開。第10フレーム2投目で8本スペア以上で勝ちという有利な展開だったが、まさかの6ピンカウント(ビッグ4によるスプリット)で及ばず。西村が2度目の優勝を果たした。 第37戦 優勝…松永裕美(8) 新メンバーにP★リーガー発掘プロジェクトのオーディションから選ばれた遠藤未菜が参戦。1回戦Aグループで早速松永と対戦し1回戦敗退(次回出場権は確保)、決勝戦は3戦連続決勝進出で自身初の連覇を目指した西村と2戦連続で通算3度目の決勝進出の鈴木亜季の挑戦を退けた松永が第32戦以来の優勝。 第38戦 優勝…西村美紀(3) 新メンバーにP★リーガー発掘プロジェクトのオーディションから選ばれた岩見彩乃が参戦。1回戦Fグループで酒井美佳・名和秋と対戦し「191」で健闘するも1回戦敗退、決勝戦は10フレーム2投目でスペアをクリアできなかった中村に対して4戦連続決勝進出の西村が7ピン差をスペアとストライクで逆転し、3度目の優勝を果たした。 また、Pリーグでアマチュア時代に3度優勝経験している大石奈緒が第45期プロボウラーとなり、キャッチフレーズも「北国のスーパーヒロイン」として4戦ぶりに復帰。 第39戦 優勝…松永裕美(9) 松永が第14戦のルール改正以降、1回戦18人中1位(スコア:258)、準決勝6人中1位(スコア:237)、決勝戦1位(スコア:236)で初の完全優勝をノーミスで飾る。 今回はプロテストに大石奈緒に次ぐ第2位で合格した、元女優で現役大学生(当時大学2年生)の渡辺けあきがPリーグ初参戦。 また、1回戦Fグループで西村美紀が7戦連続初戦突破のPリーグ新記録を達成。もう一つのPリーグ新記録の5戦連続決勝進出がかかった準決勝第2試合は松永に敗れ、第1試合2位でワイルドカード候補の小林あゆみの211を上回ることができず、タイ記録に終わった。 安藤瞳が3回目の参戦で1回戦Aグループで酒井と岸田に勝ち、第1回P★リーガー発掘プロジェクトのオーディションから選ばれた中で準決勝進出1番乗りを果たす。 第40戦 優勝…姫路麗(7) 1回戦Aグループでは9連続ストライクで自己ベストを更新した宮城が、名和との壮絶なストライク合戦の末に準決勝進出、Cグループでは応援に来ていれば負けなしの娘を連れてきた姫路が3回連続のグループ最下位による出場停止のスランプを脱出し、準決勝進出。Dグループでは酒井、松永を相手に竹原が7連続ストライクでPリーグ自己MAXの246で準決勝進出となった。この3名が決勝で争うこととなり、姫路がCグループのジンクスを破り7度目の優勝を飾った。姫路は2回目の出場停止明けの優勝。 また、1回戦Bグループで小林あゆみに敗れてグループ2位に終わった西村美紀の連続初戦突破が7で止まる。 第41戦 優勝…鈴木亜季(初) 1回戦Eグループでは初の出場停止明けの鈴木亜季が242で1回戦を突破し、準決勝は第2試合で2位に敗退も、211のスコアでワイルドカードにより4回目の決勝進出を果たし、決勝戦では自身初の連覇を目指した姫路と3大会ぶり4度目の優勝を狙った西村との対決を制し、237のスコアでPリーグ初優勝。ワイルドカードの優勝は第26戦の西村以来で、出場停止明けの優勝者は2人目、通算3度目。 今回初参戦の櫻井眞利子が、1回戦Cグループの第6フレームで、金城愛乃に次ぐ2人目の「伝説のビッグファイブ(4・6・7・9・10番ピン)」をクリア。しかし直後の第7フレーム1投目をまさかのガターとするなど、良くも悪くも鮮烈なPリーグデビューとなった。 2013年 第42戦 優勝…キム・スルギ(初) 1回戦Fグループで出場停止明けのキム・スルギがPリーグで自己最高の267で圧勝し、その勢いで準決勝も236で初の決勝進出を果たし、ワイルドカードから第31戦以来の決勝進出で2度目の優勝を狙った名和秋、自身の1回戦Aグループのジンクスを破り準決勝でも松永に勝利しキムと同様に初の決勝進出を果たした岸田有加との対戦となった決勝戦も序盤のリードを守って202で逃げ切り、外国人選手初のPリーグ制覇となった。キムは通算4度目で3人目の出場停止明けの優勝者であった。 キム・スルギの第42戦のスコアは1回戦18人中1位(スコア:267)、準決勝6人中1位(スコア:236)、決勝戦1位(スコア:202)で3試合とも一度も1ピンもリードを許さず、終始他を圧倒しての完全優勝(完全優勝は第39戦の松永に次いで2人目)。 今大会では1回戦Dグループは大石が西村に1ピン差の勝利、1回戦Eグループは名和が長谷川とのワンショットプレーオフの末での勝利と、僅差で勝敗が決まったケースが目立った。 また第41戦で優勝の鈴木亜季、準優勝の姫路、第3位の西村がいずれも1回戦敗退(第33戦以来)で、第41戦で1回戦勝ち抜けのメンバーが集まったDグループの大石を除き1回戦突破は、第41戦で1回戦敗退組(Bグループ:松永、Cグループ:宮城、Eグループ:名和)、及び出場停止明け組(Aグループ:岸田、Fグループ:キム)の巻き返し組の活躍も目立った。
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