第13弾 市川海老蔵の歌舞伎に参加
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「岡村オファーがきましたシリーズ」の記事における「第13弾 市川海老蔵の歌舞伎に参加」の解説
(2013年9月21日放送「目指せ笑いの人間国宝イヨーッ!スペシャル」) 番外編のEXILEを除けば5年ぶり、休養後は初となるオファーであった。ゼロテレビ初回のゲストであった十一代目市川海老蔵が、自主公演の「ABKAI」に出演してみないかと冗談半分でオファーを行い、それを真に受けた岡村が「史上最短で人間国宝になる!」という目標を持って挑戦する。ギャラは博多華丸が演じるトーカ堂の北義則社長風に4万3000円。 最初は自らの役も知らされないまま、わずか30日で習得すべく、自主公演の準備で多忙な海老蔵に代わり、兄弟子の六代目市川新蔵の下で基本的な所作を練習した。当初は歌舞伎独特の風合いが習得できず、練習を見た海老蔵からも酷評されたものの、岡村が好きな『半沢直樹』にも出演した六代目片岡愛之助にも指導を乞うなど積極的に練習し徐々に上達。一方で、持ち前のダンスの才能や運動神経でこなしてきた過去のオファーとは違い、細部の細かさなどが要求される歌舞伎であるため「精神的には一番つらい」と漏らす一幕もあった。 また、海老蔵自身が演じる役が一寸法師であることに「43歳にもなってチビ役は嫌だ。」と演出の宮本亜門に対し役の変更を交渉するも一蹴される一幕もあった。 出演がかかった前日リハーサルでは成長した姿を海老蔵に見せつけ無事に合格をもらう。直後に開かれたメンバーとの決起集会では、海老蔵の当たり役である助六を無断で使用している大久保の海老蔵への謝罪やガリタ食堂のカレーが振る舞われた直後、着ぐるみシンディー君に入っていた江頭2:50が乱入する。地上波番組での出演は全裸ライブ事件で略式起訴され謹慎してから148日ぶりの出演となった。海老蔵に対し「にらみ対決」や「口上対決」を行うも、口上では全裸ライブ事件の詳細や謝罪を行った。 翌日の本番では、いつになく緊張する岡村に海老蔵がジョークで和ませる一方、「アドリブは禁止」と釘を刺された状態で舞台へ。練習の成果を十分に発揮し、会場からは割れんばかりの拍手をもらった。しかし、海老蔵と愛之助がアドリブを入れて岡村をイジり始め、突然の出来事に硬直する事態となってしまったが、無事に出番を終えることができた。 だが、自ら「アドリブ禁止」を言っておきながらアドリブをぶっこんで岡村を困らせた海老蔵に対し「十倍返しだ!」と憤った岡村は、当初出ないはずのエンディングにも乱入し海老蔵と共に変なおじさんを踊ったまま終幕、さらに締めの挨拶にも登場し、観客からは「岡村屋!」の掛け声も飛んだ(あまりの出来過ぎた展開に矢部は「岡村が仕込んだのではないか?」と疑った)。さらに気をよくした岡村は歌舞伎でありながら舞台上でブレイクダンスを踊った。 ダメ出しをしようとする矢部に対し満足げな顔であいさつした岡村はそのままどこかへと向かう。そしてこのことがWオファー後半戦となる「EXILEライブ」へと続くようになっている。
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