第43戦 - 第89戦(3人対戦形式時代・シーズン制導入後)
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2013年 第43戦 優勝…森彩奈江(初) 今大会を第1シーズン第1戦とし、第3戦までを1シーズンとするシーズン制を導入した。本戦を行う前に、出場予定選手24名の中から本戦出場18名を決める6ショットチャレンジが行われた(各シーズン第1戦のみ実施)。その中でPリーグ最多優勝回数の松永、同じく優勝回数3回の吉田・大石の実力者が第43戦に出場できない波乱が起きた。それ以外に小林よしみ・安藤・竹原も同様に第43戦に出場できなかった。 また、怪我の影響で戦列を離れていた佐藤まさみが第35戦以来の出場となった。 1回戦Aグループでは、初参戦の舟本舞が第1フレームから7連続ストライクを叩き出す快進撃を見せ、Pリーグデビュー戦ハイスコア記録を塗り替える264で準決勝進出。Bグループは10大会ぶりの初戦突破となった森、Cグループは酒井、Dグループは2度目の参戦で初勝利の櫻井眞、Eグループは姫路、Fグループは長谷川とのワンショットプレーオフを制した西村が勝ち上がる。長谷川は2戦連続でワンショットプレーオフで1回戦敗退の不運。 準決勝第1試合では逃げる酒井を8フレーム目からのパンチアウトを含む6連続ストライクで逆転した森が勝利し、第30戦以来6度目の決勝進出を決める。一方第2試合ではレーンを読み切れず、3選手ともなかなかストライクが続かない中で西村が214で勝利し、第1試合で218を記録した酒井がワイルドカードで決勝進出となった。 決勝戦では酒井がノーミスでゲームを続けていく中、森は第3フレームでオープン、左右でボールを変えて挑んだ西村が第5フレームでオープンとなる。酒井が逃げる中、第5フレームから4連続ストライクで森が第7フレームで1位へ躍り出る。再逆転を狙った酒井の第9フレームはビッグ4となりオープンで勝負あり、この決勝戦で1投目をストライクとカウント「9」でまとめた森がPリーグ出場33度目にして初優勝を飾った。 Pリーグ初優勝が3戦連続というのは、番組開始当初の第1戦から第6戦までの6人連続(吉田・名和・佐藤(現姓:小山)幸恵・姫路・中谷・清水)を除くと、第22戦から第24戦(佐藤まさみ・浅田・片井)以来の出来事。 また第42戦で優勝のキム・スルギ、準優勝の名和、第3位の岸田がいずれも1回戦敗退する一方で、第42戦で1回戦敗退組(Bグループ:森、Cグループ:酒井、Eグループ:姫路、Fグループ:西村)の活躍が目立った。 その一方で名和、鈴木亜季、中村、宮城、佐藤、岸田が次回出場停止となった。 第44戦 優勝…吉田真由美(4) この回は第1戦からの会場だった田町ハイレーンではなく、小林あゆみのホームグラウンドであるトミコシ高島平ボウルで開催された。 1回戦は西村、吉田、安藤、小林よしみ、森、小林あゆみが勝ち上がった。準決勝では小林よしみ・あゆみの姉妹対決が実現、安藤と小林あゆみがトップ通過し、吉田がワイルドカードで決勝進出となった。決勝戦は第9フレームを終えて3人が1マーク差に入る大接戦。ところが最終フレームにて先に投げた小林と安藤が共にオープン。吉田がストライクと9本スペアで他の2名のスコアを上回って逆転し、4度目の優勝を飾った。 今回優勝の吉田は第42戦のキム・スルギ以来、通算5度目で4人目の出場停止明けの優勝者で、第13戦から導入されたワイルドカードから2度の優勝(第25戦と第44戦)はPリーグでは姫路(第13戦と第17戦)に次いで2人目であった。 一方で酒井、長谷川、舟本、大石、渡辺、櫻井が次回出場停止となり、いずれも第1シーズン終了。 次回第1シーズン最終戦の出場者は、準決勝進出の上記6名と姫路、松永、谷川、鈴木理沙、竹原、キム・スルギと出場停止明けの6名(名和、鈴木亜季、佐藤まさみ、宮城、中村、岸田)の計18名。 第45戦 優勝…吉田真由美(5) 第1シーズンチャンピオン決定戦進出を巡る戦いとなった第45戦は、1回戦Aグループで松永と岸田を下した吉田の勝利により今戦復帰組の決定戦進出が絶たれ、B〜Fグループから鈴木亜季、鈴木理沙、森、安藤、中村が勝ち上がり、森が1回戦勝利の時点で決定戦進出1番乗りを決めた一方で、勝てば進出の可能性があった小林あゆみ(第2戦終了時で10pt)はFグループ敗退で望みを絶たれた。 準決勝は第1試合で吉田が勝利(ワイルドカード候補は235の鈴木亜季)で2人目の決定戦進出を決めた、第2試合は森が勝利、敗れてもワイルドカードで決勝進出なら決定戦進出の可能性があった10ptの安藤は鈴木亜季の点数に届かず敗退、シーズン第1戦から確実にポイントを加えていた13ptの西村が最後の枠を掴んだ。 決勝戦は吉田が共に2度目の優勝を狙った森と鈴木亜季を下し5度目の優勝を飾り、松永に次ぐ2人目、自身初のPリーグ連覇を達成。 第1シーズンチャンピオン決定戦 優勝…吉田真由美 第1シーズンチャンピオン決定戦は勝負どころでの4連続ストライクでノーミスでまとめた吉田が227で優勝。森彩奈江と西村美紀が213で同点となったため、順位を決めるワンショットプレーオフを行い、4投目で森がストライク、西村が9本という結果となり、森が2位、西村が3位となった。 第46戦 優勝…遠藤未菜(初) 今大会も第2シーズン第1戦とし、第3戦までを1シーズンとするシーズン制となった。前回と同様に本戦を行う前に、出場予定選手24名の中から本戦出場18名を決める6ショットプレイが行われた。 5名のメンバーの入れ替わりがあり、小泉がプロとして第33戦以来の復帰、プロ試験を受けていた遠藤と岩見も復帰し、新加入メンバーとして、プロ2年目の櫻井麻美とルーキーの古田翔子が加わった。新メンバーの櫻井麻と古田は6ショットプレイで19位以下となり、第47戦がPリーグデビュー戦となった。 1回戦Aグループでは、長谷川がピン差の接戦を制し。Bグループは遠藤がノーミスゲームで第41戦を上回る自己最高スコアの237で5戦目の挑戦でPリーグ初勝利。Cグループは第1シーズンチャンピオン決定戦で第2位の森が準決勝進出を決めた。Dグループはプロとして復帰した小泉が第32戦以来の勝利で準決勝進出。Eグループは第38戦Fグループと同じ組み合わせ(酒井・名和・岩見)となったが、今回は名和が勝利。Fグループは安藤が3戦連続初戦突破で各々準決勝進出を決めた。 準決勝第1試合はPリーグ初勝利の遠藤が2ゲーム連続のノーミスで決勝進出。準決勝第2試合は小泉が2ゲーム連続のノーミスで決勝進出を決めた。ワイルドカードは197で森が決勝進出となった(ワイルドカードが200点未満での進出は初)。 決勝戦は第2フレーム以降ノーミスでまとめた遠藤がプロ以外の選手(当時ナショナルチームに関わった選手を除く)で初優勝を遂げた。同時にPリーグ発掘プロジェクトから初めての優勝選手となった。復帰戦の優勝(出場停止明けも含む)は通算6度目。 また第46戦は実力者の松永(Pリーグ優勝回数最多、6ショット以外で初)、吉田(第1シーズンチャンピオン・前大会優勝)、岸田(トップシードプロ)、谷川(Pリーグ優勝経験者)、大石(Pリーグ優勝3回)が次回出場停止となった。 第47戦 優勝…キム・スルギ(2) Pリーグは第14戦以降は、参加18名をA - Fの6つのグループに分けて1回戦を戦うが、今回第46戦で第3位の小泉が(都合により)欠場し17名で実施。小泉は不戦敗で次回第48戦も出場停止扱いとなり、その影響でDグループの鈴木亜と中村は現行制度では異例の1対1の対戦となった(出場した鈴木亜と中村は抽選とゲーム成立により次回出場権を確保した)。 1回戦はAグループは姫路、Bグループは渡辺が6戦目の挑戦でPリーグ初勝利、Cグループは安藤が4戦連続で初戦突破、Dグループは鈴木亜季、Eグループは西村、Fグループはキム・スルギが勝ち上がった。一方で前回決勝進出の3名は、準優勝の森は次回出場権を確保したものの1回戦グループ2位で敗退、優勝の遠藤は1回戦でグループ最下位となり次回第48戦は出場停止となり、小泉も前述の通り次回出場停止となった。 準決勝では6名全員のスコアが200以上のハイレベルな戦い。第10フレームで6-7-10番のスプリットを決めた安藤と、中盤の4連続ストライクでキムを振りきった西村がトップ通過し、キムがワイルドカードで決勝進出となった。 決勝戦の結果は、キムが最終フレームのパンチアウトで西村を逆転し、2度目の優勝を飾った(キム・スルギの優勝はいずれも出場停止明け)。ワイルドカードの優勝は第41戦の鈴木亜季以来(自身は初)。 今回優勝のキム・スルギは1回戦で櫻井眞に1ピン差で勝利、準決勝もワイルドカード候補の渡辺を1ピン上回って決勝進出し、決勝戦も逆転勝利で、全て僅差のスコアにより優勝を勝ち取った。出場停止明けの優勝は第44戦の吉田以来、通算6度目(復帰戦の優勝は通算7度目。遠藤の場合は第43戦 - 第45戦はプロテスト受験のため参加不可能だったため、出場停止明けとは異なる)。 新加入メンバーは2名とも1回戦敗退となった。櫻井麻美はEグループ2位で次回の出場権を確保したが、古田はAグループ最下位で次回出場停止となった。 次回第2シーズン最終戦の出場者は、準決勝進出の上記6名と名和、長谷川、森、中村、櫻井麻、櫻井眞と出場停止明けの6名(吉田、松永、谷川、岸田、大石、岩見)の計18名。 2014年 第48戦 優勝…姫路麗(8) 第2シーズンチャンピオン決定戦進出を巡るポイント上位3枠の戦いは、シーズン第2戦(第47戦)終了時点で、第1位は11ptの遠藤、第2位は10ptの安藤、第3位は10ptの西村(同じポイントの場合は総得点で順位を決定)の状況の中で、第2シーズン第1戦(第46戦)で優勝の遠藤が前回の第2シーズン第2戦(第47戦)で1回戦グループ最下位による出場停止で、第1シーズンとは一転して大混戦で上位3名も結果次第で総入れ替えの可能性が十分にあり、今大会参加の18名全員にチャンピオン決定戦のチャンスがある状況(トップの遠藤も結果次第で可能性有)でスタート。 1回戦の戦いはAグループは6ショット以外で初の出場停止明けの松永が6戦ぶりに準決勝進出、敗れた名和は6pt、岩見は0ptで共に今シーズン終了。 Bグループは岸田がPリーグ自己タイの246で第42戦の第3位以来の準決勝進出、5戦連続準決勝を逃したものの2位に入り安藤が11ptとなり遠藤と同ポイントも総得点で暫定首位に立つが、確定とはいかず、シーズンチャンピオン決定戦進出は残り試合の結果待ち、長谷川は4ptで今シーズン終了。 第46戦1回戦の再戦となったCグループは、姫路が2戦連続準決勝進出、敗れた第1シーズンチャンピオンの吉田は1pt、第1シーズン第2位の森は8ptで今シーズンが終了し、この時点で吉田と森は2シーズン連続のチャンピオン決定戦の進出の望みが絶たれる。 Dグループは鈴木亜が2戦連続準決勝進出、敗れた櫻井眞と中村は共に2ptで今シーズン終了。 Eグループは1マーク以内の大接戦の末、谷川が18戦ぶりに準決勝進出、敗れた第47戦優勝のキムは10pt(総得点で暫定3位の西村に届かず)、大石は0ptで共に今シーズン終了。 Fグループは西村が2戦連続準決勝進出で13ptで暫定首位に立ち、同時に2シーズン連続でシーズンチャンピオン決定戦進出を決めた。敗れた渡辺は5pt、櫻井麻は1ptで今シーズン終了。 この1回戦終了時点で、残り2枠を姫路・松永・谷川・鈴木亜・岸田・安藤・遠藤(安藤と遠藤はレギュラーシーズンは終了で結果待ち)で争うことになった 準決勝第1試合は、姫路が225で7戦ぶりの決勝進出で10ptとなり、シーズンチャンピオン決定戦進出へ大きく前進、松永は176でワイルドカードの権利は得たが、シーズンチャンピオン決定戦進出の望みは絶たれ、岸田は3ptで今シーズン終了。 準決勝第2試合は、鈴木亜が215で3戦ぶりの決勝進出で9ptとなり、シーズンチャンピオン決定戦進出へ希望をつなぐ、西村が205でワイルドカードで2戦連続決勝進出、谷川は3ptで、ワイルドカード候補の松永も4ptで共に今シーズン終了。 この時点で残り2枠を姫路・鈴木亜・安藤の争いとなった(準決勝第1試合終了時点で暫定3位の遠藤は、姫路の準決勝の勝利で事実上今シーズン終了)。シーズンチャンピオン決定戦進出の条件で姫路は決勝戦で2位以内または3位でも171点以上、鈴木亜は点数に関係なく決勝戦で2位以内。姫路と鈴木亜のどちらかが進出の条件を満たさない場合は安藤が決定戦進出が決まる展開となった。 決勝戦は姫路・鈴木亜・西村の顔合わせ(第41戦決勝戦の再戦)となったが、今回は姫路が248で8戦ぶり8度目の優勝(15pt)を決めて同時にシーズンチャンピオン決定戦進出、235で2戦連続の準優勝の西村は17ptでトップでシーズンチャンピオン決定戦進出、212の鈴木亜は2位以内に入れず、10ptで今シーズン終了。レギュラーシーズンでCグループからの優勝は2回目となるが、いずれも姫路(第40戦以来)が達成。第2シーズンチャンピオン決定戦進出者は西村・姫路・安藤となった。 第2シーズンチャンピオン決定戦 優勝…西村美紀 第2シーズンチャンピオン決定戦は今シーズントップ通過の西村が中盤の5連続ストライクとノーミスの237で2位以下に50点以上の差をつけて優勝。姫路が2位、安藤が3位となった。 第49戦 優勝…松永裕美(10) 今大会を第3シーズン第1戦とし、第3戦までを1シーズンとするシーズン制を継続。前回と同様に本戦を行う前に、出場予定選手24名の中から本戦出場18名を決める6ショットプレイが行われた。 3名のメンバーの入れ替えがあり、田中が第39戦以来の復帰、小林よ・舟本も第1シーズン以来の復帰。復帰組の3名は6ショットを通過した一方、酒井・名和・鈴木理・岸田・櫻井眞・小泉が6ショットで第50戦からの出場となった。 1回戦Aグループは、鈴木亜がノーミスゲームで3戦連続。Bグループは接戦を小林よが制して2度目。Cグループは大石が逃げ切りで、シーズン制導入後初勝利で7戦ぶり。Dグループは2度目の出場の古田が最大31点差を逆転で初勝利。Eグループは松永が277のハイスコアで。Fグループは安藤が244のPリーグ自己更新で。各々準決勝進出を決めた。 準決勝第1試合は小林よ・鈴木亜・大石の対戦で最終フレームの投球次第で全ての順位が決まる展開となり、大石が逆転勝ちで第39戦以来の決勝進出を決め、ワイルドカード候補は189の小林よ。 準決勝第2試合は松永・古田・安藤の対戦で古田が7連続ストライクで2ゲーム連続でPリーグ自己最高を更新するスコア247で初の決勝進出を決めた。ワイルドカードは2ゲーム連続のノーミスゲームの227で松永が獲得して10戦ぶりの決勝進出となった。 決勝戦は松永がPリーグ初のプロアマ優勝を狙った(2度目の挑戦)大石と初の決勝進出の古田の挑戦を、ノーミスゲームで退け、10戦ぶりにPリーグ初の2桁となる10度目の優勝を遂げた。松永は第18戦の初優勝以来の2度目のワイルドカードから優勝。これは吉田(第25戦と第44戦)に次いで2人目。 一方でキム、谷川、舟本、森、竹原、中村が次回出場停止となった。 第50戦 優勝…名和秋(2) 区切りの第50戦(第3シーズン第2戦)を迎えた1回戦、Aグループは姫路がこのグループ唯一のノーミスゲームで、Bグループは吉田がターキーとノーミスゲームで、Cグループは名和がストライク10個で圧倒、Dグループは櫻井麻が前回優勝の松永と準優勝の大石を中盤の6連続を含む8個のストライクで突き放し、Pリーグ自己最高の231で4戦目でPリーグ初勝利、Eグループは小泉が2度のターキーを含むストライク7個で、Fグループは西村が中盤の5連続ストライクでそれぞれ準決勝進出を決めた。 準決勝第1戦は、Pリーグ開幕戦から活躍の吉田・姫路・名和の顔合わせとなったが、名和がPリーグ初の2ゲーム連続2ケタストライクの259で決勝進出、姫路が236でワイルドカード候補となった。 準決勝第2戦は、西村が202で勝ち上がり(この時点で姫路がワイルドカードで決勝進出)、小泉と櫻井麻が192で同点でポイント獲得のためのワンショット・プレーオフを行い6投目で櫻井麻が準決勝第2試合2位、小泉が3位。 決勝戦は名和が217で第2戦以来8年ぶり2度目の優勝を決め(第14戦以降の現行制度では自身初)、準優勝は205で西村、第3位は184で姫路。レギュラーシーズンでCグループの優勝者は今回で通算3度目だが、過去2回はいずれも姫路(第40戦と第48戦)で姫路以外でのCグループの優勝者は名和が初。 出場停止明けの優勝は第47戦のキム以来、通算7度目(復帰戦の優勝は通算8度目)。 第3シーズンチャンピオン決定戦進出の3枠を巡るポイント争いは、この時点で名和が11ptでトップ、第2位は10ptで西村(総得点:834)で、第3位は同じ10ptで総得点の差で大石(総得点:805)の状況で第3シーズン最終戦へ。 一方で前回第49戦で準決勝進出の6名は、全員1回戦で敗退し、準優勝の大石、小林よ、鈴木亜は次回出場権を確保したものの、優勝した松永(9pt)、第3位の古田(7pt)、安藤は1回戦グループ最下位で次回第51戦は出場停止となり、今シーズン終了。安藤はこの時点で2シーズン連続のチャンピオン決定戦の進出の望みが絶たれる。 前回優勝者の次回1回戦グループ最下位で次回出場停止のケースは今回で4例目(過去に第33戦優勝者姫路、第45戦優勝者吉田、第46戦優勝者遠藤) それ以外で、酒井美、田中、渡辺も1回戦グループ最下位で次回第51戦は出場停止となり、今シーズン終了。 次回第3シーズン最終戦の出場者は、準決勝進出の上記6名と鈴木亜、鈴木理、岸田、小林よ、大石、櫻井眞と出場停止明けの6名(谷川、森、中村、舟本、竹原、キム)の計18名。 第51戦 優勝…森彩奈江(2) 第3シーズンチャンピオン決定戦進出を巡るポイント上位3枠の戦いは、シーズン第2戦(第50戦)終了時点で、第1位は11ptの名和、第2位は10ptの西村、第3位は10ptで大石(同じポイントの場合は総得点で順位を決定)の状況。今シーズンも大混戦で今大会参加の18名全員にチャンピオン決定戦のチャンスがある状況で第3シーズン最終戦がスタート。 1回戦の戦いはAグループは岸田が3戦ぶりに準決勝進出、敗れた姫路は7pt、鈴木亜は4ptで今シーズン終了。この時点で姫路は2シーズン連続のチャンピオン決定戦の進出の望みが絶たれる。 Bグループは大石が2戦ぶり準決勝進出、敗れた小林よは6pt、鈴木理は1ptで今シーズン終了。 Cグループは全員がノーミスゲームでストライク数26個のハイレベル(3名のアベレージが246.7)な戦いは、櫻井眞が2つのPリーグ自己新(ストライク10個とスコア275)で8戦ぶりに準決勝進出、2位に敗れた西村は1ptを加算し11ptもシーズンチャンピオン決定戦進出は残り試合の結果待ち、舟本は0ptで今シーズン終了。 Dグループは自身初の連覇を目指す名和が2戦連続準決勝進出、敗れた谷川は1pt、竹原は0ptで今シーズン終了。 Eグループは出場停止明けの森が5戦ぶりに準決勝進出、敗れた櫻井麻は5pt、中村は1ptで今シーズン終了。 Fグループは唯一ノーミスの吉田が逆転で2戦連続準決勝進出、敗れた小泉は4pt、キムは0ptで今シーズン終了。 この1回戦終了時点で、名和と大石が第3シーズンチャンピオン決定戦進出を決めた。残り1枠を西村・吉田・岸田・櫻井眞で争うことになった。 準決勝第1試合は、大石が終盤の5連続ストライクで逆転勝利で209で2戦ぶりの決勝進出、2位の岸田は178でワイルドカードの権利は得たが、シーズンチャンピオン決定戦進出の望みは絶たれ、櫻井眞は4ptで今シーズン終了。 準決勝第2試合は、名和と森が226で並びワンショット・プレーオフの末、名和が1位通過で森が2位通過となった。決勝進出ならシーズンチャンピオン決定戦の可能性があった7ptの吉田はこの試合の3位に終わり、5ptのワイルドカード候補の岸田と共に今シーズン終了。この時点で第3シーズンチャンピオン決定戦の最後の1枠は西村に決定し、3シーズン連続のシーズンチャンピオン出場が決まった。 決勝戦は名和・大石・森の顔合わせとなったが、ワイルドカードで決勝進出の森が232で8戦ぶり2度目の優勝(9pt、ワイルドカードからの優勝は自身初)、準優勝の大石は19ptでトップでシーズンチャンピオン決定戦へ、自身初の連覇を目指した名和はこの試合3位で終了し、18ptで2位で大石と共にシーズンチャンピオン決定戦へ。 森の出場停止明けの優勝は前回優勝の名和に続き2戦連続で通算8度目。(復帰戦の優勝は9度目、2戦以上連続で出場停止明けの選手の優勝は第40戦・姫路、第41戦・鈴木亜、第42戦・キム・スルギの3戦連続以来) 第3シーズンチャンピオン決定戦 優勝…西村美紀 第3シーズンチャンピオン決定戦は3戦連続シーズンチャンピオン決定戦出場の西村美紀がラスト5連続ストライクで逆転し、シーズンチャンピオン連覇を達成。大石が2位、名和が3位となった。 第52戦 優勝…櫻井眞利子(初) 今大会も第4シーズン第1戦とし、第3戦までを1シーズンとするシーズン制を継続。前回と同様に本戦を行う前に、出場予定選手24名の中から本戦出場18名を決める6ショットプレイが行われた。 6名のメンバーの入れ替わりがあり、第1回次世代P★リーガー発掘プロジェクトのオーディションに合格し、第46戦に優勝した遠藤未菜がプロテストに合格してプロボウラーとして、第47戦以来の復帰。 新加入メンバーとして、第2回次世代P★リーガー発掘プロジェクトのオーディションで合格した中から寺下智香、鶴井亜南・前屋瑠美の3名が参戦。(この3名はオーディションで合格後、いずれも第47期プロテストに合格)更にプロ3年目の中野麻理子と遠藤・寺下・鶴井・前屋と共に第47期プロテストに合格したルーキーの本間成美が加わった。新メンバーは全員6ショットプレイで18位以内に入り、出場権を確保した。 その一方で、Pリーグ最多で唯一の2桁優勝の松永、シーズンチャンピオン優勝経験者で5回優勝の吉田が第52戦に出場できない大波乱が起き、他に第10回優勝の谷川、実力者の酒井、安藤と中村も同様に第52戦は出場できず、この6名はシーズン第2戦の第53戦からの参戦となった。 1回戦の戦いはAグループは、鈴木亜が6連続ストライクとノーミスゲームの248で2位以下に大差をつけ、3戦ぶりに準決勝進出。Pデビュー戦の本間は161のロースコアながら辛くもグループ最下位を免れ、次回出場権は確保した。一方でP自己ワーストの渡辺が次回出場停止。 Bグループは3シーズン連続シーズンチャンピオンを狙う西村を櫻井眞が中盤以降の連続を含む7個のストライクのノーミスゲームで逆転し、自身初の2戦連続準決勝進出。プロとして復帰の遠藤が次回出場停止。 Cグループは第14戦の現行制度定着後初の全員がデビュー戦及び左投げ2名となった中野・寺下・鶴井の組み合わせとなった試合は、Pリーグデビュー戦直前に新人戦で優勝した寺下が鶴井との接戦をノーミスゲームの218で初陣を飾った。敗れたものの鶴井は204のスコアで次回出場権を確保した。出遅れた中野は無念の次回出場停止となった。 Dグループは姫路が終始安定した内容で小泉を突き放し、ノーミスゲームで2戦ぶりの準決勝進出。その一方でP自己ワーストのキムが次回出場停止。 Eグループは大石が中盤から終盤の6連続ストライクで、ノーミスゲームの名和との打ち合いを逆転で制し、2戦連続の準決勝進出。再度Pリーグ初勝利がお預けとなった田中が次回出場停止。 FグループはPリーグデビュー戦の前屋が7個のストライクの229で、ノーミスの古田との競り合いを制して初陣を飾った。一方で前回第51戦で優勝した森が次回出場停止となった。 前回優勝者の次回1回戦グループ最下位で次回出場停止のケースは今回の森が5例目(過去に第33戦優勝者姫路、第45戦優勝者吉田、第46戦優勝者遠藤、第49戦優勝者松永)。 準決勝第1試合は櫻井眞・鈴木亜・寺下の対戦で櫻井眞が序盤のリードを守り、190で逃げ切り、自身初のPリーグ連勝で初の決勝進出。ワイルドカード候補は181の寺下。 準決勝第2試合は大石・姫路・前屋の対戦で序盤主導権を握るも中盤から後半にスコアが伸び悩んだ大石を3マーク近いリードを許した前屋が中盤以降はノーミスで土壇場で逆転し、186で逆転勝利で第32戦鈴木亜以来のPリーグデビュー戦での決勝進出を決めた。このゲーム2位の大石が180に終わったため、寺下もPリーグデビュー戦でワイルドカードで決勝進出を決めた。寺下のワイルドカード181での進出は、第46戦の森を下回るスコアでの進出。更に準決勝進出者全員が200を下回るスコアはPリーグ史上初の出来事。 決勝戦は第14戦の現行制度定着後初の全員が「誰が勝っても初優勝」となる組み合わせとなった試合は、櫻井眞がスタートからの7連続ストライクで圧倒し、255のハイスコアで第22戦の佐藤まさみ以来のPリーグデビュー戦優勝を狙った前屋・寺下を退け、自身初の3連勝で念願のPリーグ初優勝を遂げた。初優勝は第46戦の遠藤未菜以来で1年ぶりの出来事。 第53戦 優勝…大石奈緒(4) 第4シーズン第2戦の準決勝進出者は、Aグループは3戦ぶり復帰の松永、Bグループは3戦連続で大石、Cグループは名和とのハイレベルな争いを7ピン差の267で制した酒井が10戦ぶり、Dグループは前回優勝の櫻井眞が自身初の3戦連続(シーズン1戦目の優勝者の準決勝進出は第1シーズンの森以来)と初の4連勝で、Eグループは3戦ぶり西村、Fグループは2戦連続で姫路がそれぞれ決めた。 一方で、前回決勝進出の寺下が1回戦グループ最下位で次回出場停止となったため、シーズン制導入後シーズン第1戦目の決勝進出者から少なくとも1名が4シーズン連続でシーズン第3戦目が出場停止(シーズン第2戦にて1回戦グループ最下位となってしまう)となるジンクスが継続されてしまった(第1シーズン・酒井、第2シーズン・遠藤と小泉(小泉は不戦敗)、第3シーズン・松永)。 更に、シーズン第2戦から参戦(6ショットによる出場停止明け)組も、安藤がPリーグ参戦後自己ワーストのスコアで1回戦グループ最下位となったため、シーズン制導入後1名がシーズン第2戦だけの出場に終わってしまうジンクスも継続されてしまった(第1シーズン・大石、第2シーズン・古田、第3シーズン・酒井)。 それ以外で、小泉・古田・鶴井・本間も1回戦最下位で次回出場停止となり、寺下・安藤と共に今シーズン終了となった。 準決勝第1試合は全員がノーミスのハイレベルな戦いから大石が終盤の5連続ストライクで逆転し、237のスコアで勝ち上がり、酒井が224でワイルドカード候補となり、第2試合は姫路が7連続ストライクで他を圧倒して249で勝ち上がり、西村が228のスコアでワイルドカードで決勝進出となった。 この結果、シーズン制導入後続いていたシーズン第2戦の優勝者が6ショットによる出場停止明けの選手の優勝が3シーズン連続で止まった。 決勝戦は、大石が215でアマチュア時代(当時ナショナルチーム)の第16戦以来の優勝でPリーグ初のプロアマ優勝を達成した。2ピン差の2位は西村・3位姫路で終了した。 次回第4シーズン最終戦の出場者は、準決勝進出の上記6名と吉田、谷川、名和、鈴木亜、中村、前屋と出場停止明けの6名(森、キム、田中、渡辺、中野、遠藤)の計18名。 第4シーズンチャンピオン決定戦進出の3枠を巡るポイント争いは、トップは15ptで大石、2位は14ptの櫻井眞、3位は同じ10ptで総得点により姫路(1,061)、4位は前屋(811)、シーズンチャンピオン3連覇と4シーズン連続チャンピオン決定戦出場を目指す西村は8ptの5位で第4シーズン最終戦を迎えることになった。 2015年 第54戦 優勝…松永裕美(11) 第4シーズン最終戦は今大会参加の18名全員にシーズンチャンピオン決定戦のチャンスがある状況でスタート。 1回戦の戦いは、 Aグループは、ノーミスゲームの鈴木亜が213で2戦ぶり準決勝進出、シーズン3連覇と4戦連続シーズンチャンピオン決定戦進出へこの試合の勝利が絶対条件の西村は8pt、中野は1ptで共に今シーズン終了。 Bグループは、酒井が211で2戦連続で準決勝進出、ポイントランクトップの大石はこの試合2位で16ptとなりシーズンチャンピオン決定戦進出へ大きく前進もレギュラーシーズンは終了。自己ワーストの遠藤は0ptで今シーズン終了。 Cグループは、復帰戦のキムが229で7戦ぶり準決勝進出、3位に敗れたポイント3位の姫路は10ptでレギュラーシーズン終了でシーズンチャンピオン決定戦進出は他選手の結果待ち、2ピン差惜敗の谷川は2ptで今シーズン終了。 Dグループは、シーズンチャンピオン決定戦進出を巡って重要な試合となったが、櫻井眞が2ピン差の185で4戦連続準決勝進出と同時に17ptでポイント1位を確定し、初のシーズンチャンピオン決定戦進出を決め、敗れた森と前屋は順位を決めるワンショット・プレーオフの末、森が制したが1pt、最低でも2位以内がシーズンチャンピオン決定戦進出への絶対条件の前屋は10pt(総得点で同じポイント3位の姫路に届かず)で共に今シーズン終了。 Eグループは、松永が246でシーズン制導入後初の2戦連続準決勝進出、敗れた渡辺と中村は共に1ptで共に今シーズン終了。 Fグループは、今シーズンは1回戦でハイスコアも惜敗続きの名和が184で3戦ぶり準決勝進出、3ピン差惜敗の吉田は2pt、自己ワーストの田中は0ptで共に今シーズン終了。 1回戦終了時で16ptでポイント2位の大石もポイント3位以下の選手に逆転される可能性が消えたため、ポイント2位を確定して2シーズン連続2度目のシーズンチャンピオン決定戦進出を決めた。 準決勝第1試合は、キムが203で勝ち上がって優勝した第47戦以来7戦ぶりの決勝進出で6ptとなり、シーズンチャンピオン決定戦望みを繋ぐ、2位の鈴木亜(この時点で8pt)が180でワイルドカード候補となりシーズンチャンピオン決定戦進出への可能性は準決勝第2試合の結果待ち、酒井は7ptで今シーズン終了。 準決勝第2試合は、松永が199で勝ち上がって5戦ぶりの決勝進出で9ptとなり、シーズンチャンピオン決定戦進出へ希望をつなぎ、ポイントトップの櫻井眞はワイルドカードの点数に届かず18ptでレギュラーシーズンは終了、名和も櫻井眞と同様にワイルドカードの点数に届かず5ptで今シーズン終了と共に2戦連続チャンピオン決定戦出場を逃した。一方で、鈴木亜のワイルドカードでの決勝進出を決めてシーズンチャンピオン決定戦進出の希望を繋いだ、一方でスコア180でのワイルドカードでの進出は、第52戦の寺下の181を下回るスコアでの進出。 この時点でシーズンチャンピオン進出の残り1枠は事実上松永と鈴木亜の争いとなった(決勝戦で優勝者が少なくともポイントで姫路を上回ることが確実なため姫路もこの時点で今シーズン終了。キムは優勝しても、松永が2位の場合はポイントで下回り、鈴木亜が2位の場合は総得点で下回るため今シーズンは決勝戦で終了)。 決勝戦は松永・キム・鈴木亜の顔合わせとなり、終盤の4連続ストライクの逆転勝ちので松永が5戦ぶりPリーグ最多記録更新の11度目の優勝(14pt)を決めて同時に自身は初のシーズンチャンピオン決定戦進出、準優勝のキムと3位の鈴木亜は共に9ptで今シーズン終了。 更に新たなジンクスで6ショットでトップの(トップタイも含む)成績で勝ち上がった選手は、シーズンチャンピオン決定戦進出及びレギュラーシーズンの優勝 を決めた選手はこの時点ではいない。 (第1シーズン:60点 酒井美佳・長谷川真実・鈴木理沙、第2シーズン:59点 鈴木理沙、第3シーズン:59点 谷川章子・中村美月、第4シーズン:59点 名和 秋・西村美紀・森彩奈江) 第4シーズンチャンピオン決定戦 優勝...松永裕美 第4シーズンチャンピオン決定戦は初めて第4シーズンレギュラーシーズン優勝者3名による顔合わせとなった。試合はノーミスの松永が199で制し、初のシーズン女王に輝いた。大石が2位、櫻井眞が3位となった。 松永のシーズン女王は、6ショット出場停止明けからの優勝で、このケースは第1シーズン女王となった吉田真由美に次いで2人目。 第55戦 優勝…森彩奈江(3) 2006年4月の放送開始から10年目を迎えたP★リーグは「聖地」田町でのラスト開催で様々な節目を迎える第55戦もこの大会を第5シーズン第1戦とし、第3戦までを1シーズンとするシーズン制を継続。 第4シーズンから5名のメンバーの入れ替わりがあり、第2回P★リーガー発掘プロジェクトのオーディションに合格した中から浦麻紗実が新たに参戦、小林あゆみが第45戦(第1シーズン第3戦)以来10戦ぶり、小林よしみ・竹原三貴・櫻井麻美はいずれも第51戦(第3シーズン第3戦)以来4戦ぶりに復帰。 前回の第4シーズンと同様に本戦を行う前に、出場予定選手24名の中から本戦出場18名を決める6ショットプレイが行われ、復帰組の4名は通過した一方、浦は19位以下となり第56戦(シーズン第2戦)がPリーグデビュー戦となった。 それ以外で、Pリーグ開幕戦優勝を含む5回優勝の吉田、第46戦優勝の遠藤、安藤、小泉、渡辺も第56戦からの出場となった。 第1戦の準決勝進出者は、Aグループは、小林よしみがPリーグ自己新の231で、前回準優勝のキムと前回優勝で前シーズン女王の松永を下し、第49戦以来。Bグループは、Pリーグ創設メンバーの酒井が188のスコアで、3戦目で初勝利を目指した本間と前シーズン3位で自己新の5戦連続準決勝進出を目指した櫻井眞利子を下し、酒井自身は第15戦から第17戦以来の約6年半ぶりに3戦連続で。Cグループは、今回の出場で31戦連続出場のPリーグタイ記録の西村が久々のビッグゲーム255のスコアで、デビュー戦以来の準決勝進出を目指した寺下と前シーズン2位「田町の女王」大石を下し、2戦ぶりに。Dグループは、第52戦Cグループ以来2度目のサウスポー2名の入ったゲームは、鶴井が9個のストライクでP自己新の253で、10戦ぶり復帰の小林あゆみと4戦ぶり復帰の櫻井麻を下し、3戦目でP初勝利。Eグループは、古田のデビュー戦と同じ顔合わせ(第47戦Aグループ)となったが、Pリーグ創設メンバーの姫路がラスト4連続ストライクの206で逆転勝利で、同じくPリーグ創設メンバーの名和と第49戦決勝進出以来の初戦突破を狙った古田を下し、2戦ぶり。Fグループは、アマチュア時代の第3戦から出場の森がノーミスゲームの228で、前回第3位の鈴木亜と第40戦決勝進出以来の初戦突破を狙った竹原を下し、自身2度目の優勝を飾った第51戦以来。 この時点で早くも第4シーズンチャンピオン決定戦へ進出した3名(松永・大石・櫻井眞)が全て1回戦グループ最下位(次回出場停止)となる大荒れの展開となったが、これはシーズン制導入後初の出来事。 この結果、次回出場停止となったのは先述の前シーズンチャンピオン決定戦進出の3名の他に櫻井麻(6ショット以外で初)、古田、竹原の計6名。 準決勝第1試合は、酒井が185で第43戦以来2年ぶりの決勝進出(準決勝を勝利で決勝進出は第34戦以来)、西村が178でワイルドカード候補となった。小林よしみの初の決勝進出は次戦以降へ。 準決勝第2試合は、森と姫路が215で共に決勝進出(ワンショット・プレーオフの結果で森が勝利、姫路がワイルドカード)。Pリーグ参戦後初の200割れの鶴井の決勝進出は次戦以降へ。 文字通り田町ラストゲームとなった決勝戦はノーミスゲームの森が246のスコアで3回目の優勝を飾った。悲願の初優勝を狙った酒井と9度目の優勝を狙った姫路が224の同ピン(ワンショット・プレーオフの結果で姫路が2位、酒井が3位)。 2011年3月で再放送の放送を終了したが、この第55戦(4月6日深夜より)再放送を再開した(放送時間は、本放送終了後の3日後の月曜日深夜24:00 - 24:30)。 第56戦 優勝…姫路麗(9) 新たなP★リーグの開催地は、小泉奈津美が所属している川崎グランドボウルで迎えることになった第5シーズン第2戦の準決勝進出者は、Aグループは2戦連続の西村、Bグループは遠藤が優勝時の第46戦以来10戦ぶり、Cグループは12戦ぶりに実現した小林姉妹の対決を今回は妹の小林よしみが自身初の2戦連続準決勝進出で、Dグループは名和との競り合いを1ピン差で制した鈴木亜季が2戦ぶりに、Eグループは寺下がP自己MAXの244でPデビュー戦の決勝進出時以来4戦ぶり、Fグループは2戦連続で姫路がそれぞれ決めた。 一方で、前回決勝進出の酒井が1回戦グループ最下位で次回出場停止となったため、シーズン制導入後シーズン第1戦目の決勝進出者から少なくとも1名が5シーズン連続でシーズン第3戦目が出場停止となるジンクスも継続。 更に、シーズン第2戦から参戦(6ショットによる出場停止明け)組も、渡辺・安藤・吉田が1回戦グループ最下位となったため、シーズン制導入後少なくとも1名がシーズン第2戦だけの出場に終わってしまうジンクスも継続。安藤はシーズン制導入後初の2シーズン連続で6ショット敗退後の復帰戦でグループ最下位となってしまった。 それ以外で、キム・本間も1回戦最下位で次回出場停止となり、酒井・吉田・安藤・渡辺と共に今シーズン終了となった。 また、今大会がPリーグデビュー戦となった浦麻紗実は敗れたもののグループ2位を確保し、第5シーズン最終戦も参戦可能となった。 準決勝第1試合は小林よしみが206のスコアでP自身初の連勝で初の決勝進出、西村が183でワイルドカード候補となり、第2試合は寺下が中盤から後半にかけての5連続ストライクで他を圧倒して237で勝ち上がり、姫路が205のスコアでワイルドカードで決勝進出となった。 決勝戦は、姫路が初優勝を目指した小林よしみ・寺下の挑戦を207で退け、8戦ぶり9度目の優勝を決めた。6ピン差の2位は寺下・3位小林よしみで終了した。 次回第5シーズン最終戦の出場者は、準決勝進出の上記6名と名和、森、小林あ、小泉、鶴井、浦と出場停止明けの6名(松永、竹原、大石、櫻井眞、櫻井麻、古田)の計18名。 第4シーズンチャンピオン決定戦進出の3枠を巡るポイント争いは、トップは16ptで姫路、2位は12ptの森、3位は同じ10ptで総得点により小林よしみ(1,019)、4位は寺下(906)で第5シーズン最終戦を迎えることになった。 第57戦 優勝…小林あゆみ(2) 第5シーズンチャンピオン決定戦進出を巡る戦いとなった1回戦の戦いは、Aグループは小林あゆみが第44戦準優勝時以来の勝利、ポイントトップの姫路はこの試合2位で1ptを加算して17ptでレギュラーシーズン終了、シーズンチャンピオン決定戦進出は他選手の結果待ちとなった、名和は2ptで今シーズン終了。 Bグループは寺下が2戦連続初戦突破で13ptとなり、ポイント2位に浮上して準決勝進出、2戦ぶりシーズンチャンピオン決定戦進出を目指した西村は9pt、浦は1ptで共に今シーズン終了。寺下の勝利で、復帰組のシーズンチャンピオン決定戦進出が絶たれた。西村の敗退により、シーズン制導入後、6ショットでトップの(トップタイも含む)成績で勝ち上がった選手は、「シーズンチャンピオン決定戦進出 及び レギュラーシーズンの優勝が出来ない」というジンクスが継続されてしまった。 Cグループは森が逆転勝利で15ptとなり、ポイント2位に返り咲いて準決勝進出。敗れた遠藤は4pt、竹原は0ptで共に今シーズン終了。 Dグループは小林よしみが3戦連続初戦突破で13ptとなり、ポイント3位に返り咲いて準決勝進出、敗れた鈴木亜は5pt、小泉は1ptで共に今シーズン終了。 復帰組の顔合わせとなったEグループは、松永が3戦ぶり準決勝進出、敗れた櫻井麻は1pt、古田は0ptで共に今シーズン終了。Fグループは、大石が4回目の優勝時以来の勝利で4戦ぶり準決勝進出、敗れた鶴井は4pt、櫻井眞は0ptで共に今シーズン終了。前回シーズンチャンピオン決定戦へ進出した選手が0ptで終了は初。 シーズンチャンピオン決定戦進出を大きく左右する準決勝第1試合は、ポイント4位の寺下が勝って16ptで2戦連続決勝進出と同時にポイント3位以内を確定して初のシーズンチャンピオン決定戦進出を決めた。2位に敗れた小林あゆみは224でワイルドカード候補となったもののシーズンチャンピオン決定戦進出は絶たれた。この試合で3位に敗れたポイント2位の森はポイントを加算することができずポイント3位となり15ptでレギュラーシーズン終了で、シーズンチャンピオン決定戦進出は小林よしみの結果待ちとなり、ポイント1位の姫路の3シーズンぶり2回目のシーズンチャンピオン決定戦進出が決まった。 準決勝第2試合は、松永が第54戦優勝時以来の決勝進出、最低でも決勝進出でシーズンチャンピオン決定戦進出が事実上決まる小林よしみはこの試合で2位になったものワイルドカードの224を上回れず14ptで3位森の15ptを上回れず、大石は3ptで今シーズン終了。この結果、決勝戦を待たずにシーズンチャンピオン決定戦進出者は寺下・姫路・森で決定した。シーズン制度導入後14ptでシーズンチャンピオン決定戦へ進出できなかったのは初(シーズンチャンピオン決定戦進出のこの時点においての最低ポイント獲得は11pt。(第2シーズンの安藤瞳と第3シーズンの西村美紀)、10pt以下の選手がシーズンチャンピオン決定戦へ進出するのは第69戦まで待たなければならない。 ワイルドカードで決勝進出となった小林あゆみが、決勝戦で第9フレームまであわやパーフェクトという試合運びを見せ、267というハイスコアで22戦ぶり2回目の優勝を飾った。 第5シーズンチャンピオン決定戦 優勝…姫路麗 第5シーズンチャンピオン決定戦は、初めて前のシーズンのメンバーと総入れ替えの組み合わせとなったが、姫路麗が終盤第9フレームで寺下を逆転し、シーズンチャンピオン初優勝。4シーズンぶり2回目のシーズンチャンピオン決定戦出場の森が2位、寺下が3位となった。 第58戦 優勝…酒井美佳(初) 5名のメンバーの入れ替わりがあり、新加入メンバーとして、第2回P★リーガー発掘プロジェクトのオーディションで合格した中から新たに坂本詩緒里が参戦、プロテスト受験のため欠場していた岩見彩乃がプロとして第48戦以来、浅田梨奈がプロとして第33戦以来およそ4年ぶりに、鈴木理沙が第51戦(第3シーズン第3戦)以来、中村美月が第54戦(第4シーズン第3戦)以来4戦ぶりにそれぞれ復帰。 前回の第5シーズンと同様に本戦を行う前に、出場予定選手24名の中から本戦出場18名を決める6ショットプレイが行われ、復帰組の4名は通過した一方、坂本は19位以下となり第59戦(シーズン第2戦)がPリーグデビュー戦となった。 それ以外で、優勝経験者の鈴木亜、大石、櫻井眞と小林(よ)、渡辺も第59戦からの出場となった。 今大会のスコアは第14戦からの現行制度定着後、9試合全体の平均スコアがワーストの188.7、200UPが延べ人数で10人に満たない(9人)難易度の高いレーンコンディションで行われた。 1回戦の戦いは、 Aグループは、第56戦からPリーグの会場となった川崎グランドボウルがホームの小泉が3戦目でホーム初勝利で第50戦以来の準決勝進出。鈴木理が次回出場権を確保。岩見はPリーグデビュー戦から5試合連続で1回戦最下位のPリーグワースト更新で次回出場停止。 Bグループは、名和が第54戦以来の準決勝進出。復帰戦の2名は浅田が次回出場権を確保。中村はPワーストタイの9回目の次回出場停止。 Cグループは、吉田が第51戦以来の準決勝進出。安藤は遠藤と2ピン差で4ゲーム連続の1回戦最下位を免れ第49戦以来のポイントを獲得し次回出場権を確保。2度のスペアミスが響いた遠藤が次回出場停止。 Dグループは、鶴井が1ピン差で10フレームでキムに逆転勝ち、P初勝利の第55戦以来2回目の準決勝進出。キムは3ゲーム連続1回戦敗退も次回出場権を確保。終盤に崩れた前シーズン第2位の森が次回出場停止。 Eグループは、酒井が第55戦以来の準決勝進出。前大会2回目の優勝を飾った小林あゆみは2戦連続準決勝進出を逃すも次回出場権は確保。一方で第25戦から連続出場を継続していた西村がPリーグ参戦後自己ワーストのスコアで1回戦最下位(1回戦最下位は第54戦にあるが、シーズン3戦目のため対象外)となり次回出場停止で、連続出場が34で止まる。 Fグループは第49戦1回戦以来の姫路・松永2強対決に寺下が挑んだ試合は松永が第58戦の全体のMAX247で2戦連続準決勝。前シーズン優勝の姫路は次回出場権を確保で、前シーズン3位の寺下が次回出場停止。森と寺下が次回出場停止、姫路は次回出場停止こそ免れたが、第5シーズンに続いて前シーズンのシーズンチャンピオン決定戦を戦った3名が1回戦で姿を消す事態となった。 準決勝第1試合は小泉が213で、Pリーグ1期生の吉田と名和に勝利で第46戦以来の決勝進出。ワイルドカード候補は193で名和。 準決勝第2試合は酒井が201で、久々の2戦連続の決勝進出を目指した松永と初の決勝進出を目指した鶴井を退け、ラスト田町の第55戦以来の決勝進出。2位の松永は名和のスコアに届かず、名和がワイルドカードで決勝進出。 決勝戦は酒井・名和・小泉の対戦となったが、ノーミスの酒井が悲願のPリーグ初優勝を飾った。小泉が自己最高の第2位に入り、第3位は名和。 第59戦 優勝…松永裕美(12) 準決勝進出者は、Aグループは自身の連敗を5で止めて10大会ぶりに安藤瞳、Bグループは小林姉妹を下したPリーグデビュー戦の坂本詩緒里、Cグループは前大会2位の小泉奈津美が初の2戦連続で、Dグループは松永裕美が2戦連続で、Eグループは自身の連敗を7で止めて12大会ぶりに渡辺けあき、Fグループは自身連覇時(44-45戦)以来の2戦連続の吉田真由美がそれぞれ準決勝進出を決めた。 前回決勝進出の酒井・名和・小泉が次回出場権を確保したため、シーズン制導入後シーズン第1戦目の決勝進出者から少なくとも1名がシーズン第3戦目が出場停止となるジンクスは5シーズン連続で止まる。 一方でシーズン第2戦から参戦(6ショットによる出場停止明け)組で、鈴木亜季が1回戦グループ最下位となったため、シーズン制導入後少なくとも1名がシーズン第2戦だけの出場に終わってしまうジンクスは継続。 前回シーズン女王の姫路麗が1回戦Eグループで最下位に終わったため、2シーズン連続のシーズン女王の望みがこの時点で消えた。 それ以外で小林あゆみ・浅田梨奈・鶴井亜南・キムスルギが1回戦最下位で次回出場停止となり、姫路・鈴木亜と共に第6シーズン終了となった。 準決勝第1試合は小泉が初の2戦連続決勝進出、ノーミスの安藤が201でワイルドカード候補となり、オープンフレーム4個の坂本は3ptで最終戦へ。 第2試合は4連続ストライクスタートの吉田が14大会ぶり(5度目の優勝時以来)に決勝進出、松永が渡辺とのワイルドカード争いを競り勝って216で獲得。安藤は5pt、渡辺は3ptで最終戦へ。 決勝戦の顔あわせは、前大会で準決勝へ進出した吉田・小泉・松永となった。前大会準決勝進出者3名が決勝戦へ進出するケースは第30戦以来。 決勝戦の結果は、14戦ぶりの優勝を狙った吉田、Pリーグの初優勝を狙った小泉を松永が217でPリーグ最多優勝回数を更新する12度目の優勝を3ゲーム連続のノーミスゲームで飾った。(松永はワイルドカードで3度決勝進出しているが全て優勝している)。2位は2大会連続で小泉、Pリーグ参戦後自己ワーストのスコアの吉田が3位で終了した。 シーズンチャンピオン決定戦進出争いは、この時点でトップは18ptで小泉奈津美、2位は13ptの松永裕美、3位は12ptで酒井美佳、4位は10ptで吉田真由美。 シーズン制導入後、第2戦終了時に3位の選手が12ptに達している(これはシーズン制導入後初の出来事)ため、出場停止明けの6名のシーズンチャンピオン決定戦出場の可能性はシーズン第3戦開始前に消滅は初の出来事。これにより第5シーズンチャンピオン決定戦に出場した森・寺下も連続出場の可能性が消えたため、第6シーズンチャンピオン決定戦出場メンバーは2シーズン連続で前回同様総入れ替えとなることが決まった。 次回第6シーズン最終戦の出場者は、準決勝進出の6名と酒井、名和(6pt)、鈴木理(2pt)、小林よ、大石、櫻井眞(いずれも1pt)と出場停止明けの6名(西村、森、中村、寺下、遠藤、岩見)の計18名。 2016年 第60戦 優勝…小泉奈津美(初) シーズン制導入後、第2戦終了時に3位の選手が12ptに達しているため、出場停止明けの6名がシーズンチャンピオン決定戦出場の可能性が消滅している状況でシーズン最終戦を迎えた。 1回戦の戦いは、Aグループはノーミスゲームの櫻井眞が1年ぶりに準決勝進出、一方で復帰戦の寺下(1pt)と2度目のシーズンチャンピオンを目指した安藤(5pt)は共に自己ワーストで今シーズン終了。 Bグループはシーズンチャンピオン決定戦進出を大きく左右する松永と小泉の直接対決は、ノーミスゲームの小泉が自己新の3戦連続準決勝進出で21ptとなり、初のシーズンチャンピオン決定戦進出を決めた。敗れた松永は13ptでレギュラーシーズン終了で、シーズンチャンピオン決定戦進出は他選手の結果待ち、復帰戦の中村は1pt(自己タイの10連敗)で今シーズン終了。 Cグループは復帰戦の遠藤が4大会ぶりに準決勝進出、一方で2度目のシーズンチャンピオン決定戦を目指した名和は6pt、初のシーズンチャンピオン決定戦を目指した渡辺は4ptで共に今シーズン終了。 Dグループは吉田が3戦連続準決勝進出で13ptとなり、ポイント3位に返り咲き、シーズンチャンピオン決定戦進出へ大きく前進。敗れた大石は2pt、岩見は0pt(Pリーグデビュー後6連敗)で共に今シーズン終了。 Eグループは復帰戦の西村が4大会ぶりに準決勝進出、初のシーズンチャンピオン決定戦進出を目指した酒井は2位で13ptとなったものの、同ポイントの松永と吉田に総得点で届かず、復帰戦の森(0pt)と共に今シーズン終了。 Fグループは、小林よが3大会ぶりに準決勝進出、共に初優勝で初のシーズンチャンピオン決定戦進出を目指した坂本と鈴木理は3ptで今シーズン終了。 1回戦終了時点で櫻井眞・小林よ(共に4pt)・西村・遠藤(共に3pt)は準決勝進出も3位の13ptに届かないため、準決勝を待たずにシーズンチャンピオン決定戦進出の3名は小泉・吉田・松永に決定。 初の1時間スペシャルの放送となった準決勝2試合を放送、第1試合は小泉が勝って初の3戦連続決勝進出を決めた、櫻井眞利子が179でワイルドカード候補となり、遠藤は3ptで今シーズン終了。第2試合は西村が7大会ぶりに決勝進出、小林よが吉田に競り勝ち、196でワイルドカードを獲得。吉田は13ptでレギュラーシーズン終了、櫻井眞は5ptで今シーズン終了。 決勝戦は、2戦連続準優勝の小泉が6ゲーム連続のノーミスゲームで悲願の初優勝を決めた。29ptはシーズン制導入後最高のポイント、小林よが自己最高の2位に入り、西村が3位。小林よ(8pt)と西村(7pt)は今シーズン終了。 第6シーズンチャンピオン決定戦 優勝...吉田真由美 第6シーズンチャンピオン決定戦は、2シーズン連続で総入れ替えの組み合わせで、シーズン第2戦決勝戦の再戦となったが、第1シーズンチャンピオンの吉田がノーミスゲームで2回目のシーズンチャンピオン優勝。2シーズンぶり2回目のシーズンチャンピオンを目指した松永が2位、初のシーズンチャンピオン決定戦進出の小泉が3位となった。 第61戦 優勝…小泉奈津美(2) メンバーの入れ替わりはシーズン制導入後新加入の2名のみで復帰組ゼロは出場停止導入後も含めて初めての出来事。ルーキーの年に全日本選手権を制した山田幸と川崎由意が新たに参戦。 前回の第6シーズンと同様に本戦を行う前に、出場予定選手24名の中から本戦出場18名を決める6ショットプレイが行われ、川崎は通過した一方、山田は19位以下となり第62戦(シーズン第2戦)がPリーグデビュー戦となった。 それ以外で、前シーズンチャンピオンの吉田、前シーズン第1戦で初優勝の酒井、優勝経験者のキム・櫻井眞、岩見も第62戦からの出場となった。 1回戦の戦いは、 Aグループは、接戦を制した遠藤が初の2戦連続初戦突破。Bグループは、安藤が終盤の5連続ストライクで突き放し2大会ぶりに初戦突破。Cグループは、9フレーム終了時点で同スコアまでもつれた西村との10フレーム勝負を制した鶴井が3大会ぶりに準決勝進出。Dグループは、小泉が4大会連続で初戦突破、Pリーグ初参戦の川崎の挑戦を退けた(川崎も200UPで次回出場権は確保)。Eグループは、出場停止明けの姫路が第56戦以来の準決勝進出。Fグループは前大会準優勝の小林よが2ピン差で2大会連続の初戦突破。 その一方で前シーズンチャンピオン第2位の松永、過去の優勝経験者の森・鈴木亜・浅田、更に渡辺・坂本が次回出場停止となった。 準決勝第1試合は安藤が193で、14大会ぶり3度目の決勝進出。ワイルドカード候補は惜敗の192で鶴井。 準決勝第2試合はPリーグ参戦後自己最高の255で小泉が4人目の4大会連続の決勝進出を決めて、姫路とのワイルド・カードを競り合いの末に小林よが獲得。(自身初の2大会連続決勝進出も果たす) 決勝戦は小泉・安藤・小林よの対戦となったが、ノーミスの小泉が初の連覇を飾った(連覇は松永・吉田に次いで3人目)。安藤が自己最高の第2位に入り、第3位は小林よ。 第62戦 優勝…西村美紀(4) 1回戦の戦いは、Aグループはレギュラーシーズンの優勝回数が合計18個の強豪対決となった試合は、吉田が大石との接戦を制し、準決勝進出。大きく出遅れた姫路(3pt)は2シーズン連続でシーズン第2戦で終了。 BグループはPリーグデビュー戦の山田が遠藤との接戦を制し、第52戦の寺下・前屋以来のデビュー戦勝利を飾った。中盤で2度のオープンが響いた小林あ(1pt)は2シーズン連続でシーズン第2戦で終了。 Cグループは西村が自己最高に僅か1ピン差に迫る258で準決勝進出、ノーミスゲームのPリーグデビュー2戦目の川崎が自己記録更新で次戦出場権を確保し、Pリーグレビュー戦から7戦連続未勝利(ワーストタイ)と7戦連続1回戦最下位(ワースト更新)の岩見(0pt)は今シーズン終了。 Dグループは小林よが寺下との接戦を制し、3大会連続準決勝進出の一方で、前回準優勝の安藤(9pt)は自己ワースト更新で今シーズン終了。 Eグループは収録直前の右膝靱帯損傷の中で強行出場の鶴井が自己最高更新の258で初の2戦連続準決勝進出、その一方で前回優勝と5大会連続決勝進出を目指した小泉は名和との次回出場権争いを1ピン差で辛くも確保し、名和は(1pt)今シーズン終了。 Fグループは、6ショット停止明けの3名の組み合わせとなったが、キムが8大会ぶりに準決勝進出、櫻井眞が辛うじて次回出場権を確保し、まさかの終盤のミスで酒井(0pt)は今シーズン終了。 準決勝は6選手全員が210を超えるハイレベルの戦いは、第1試合は吉田が自己ベストと川崎グランドボウルのハイスコア記録(松永が第57戦1回戦で記録)に並ぶ268で、3大会ぶりに決勝進出。ワイルドカード候補は236の西村。敗れたものの山田も自己記録更新の212。第2試合は大接戦の末、キムが238で8大会ぶりに決勝進出。小林よは224、鶴井は216でワイルドカードのスコアに共に届かず、ワイルドカードは西村が獲得。 決勝戦は優勝経験2回以上の吉田・西村・キムの対戦となったが、今回の決勝進出メンバーでレギュラーシーズンの優勝から遠ざかっていた西村が4年ぶり(第38戦以来)に4回目のレギュラーシーズンの優勝を飾った。Cグループから勝ち上がっての優勝は、姫路(第40戦と第48戦の2度あり)、名和(第50戦)に次いで3人目で延べ4人目。キムが第2位に入り、第3位は吉田。 第63戦 優勝…坂本詩緒里(初) 1回戦の戦いは、Aグループは12ptで今シーズン第1戦のチャンピオンの小泉が10ptで前大会(今シーズン第2戦)チャンピオンの西村との直接対決を制し、15ptとなり、2シーズン連続シーズンチャンピオン決定戦進出へ大きく前進。敗れて11ptの西村の4シーズンぶりのシーズンチャンピオン決定戦進出は他選手の結果待ち。序盤で大きく出遅れた遠藤は4ptで今シーズン終了。 Bグループは2ptの大石が7連続ストライクで久々の準決勝進出、2位に敗れた吉田は8pt、櫻井眞利子は1ptで今シーズン終了。 Cグループは全員ノーミスゲームの試合はスタートから6連続ストライクの鶴井が3大会連続準決勝進出で10pt、猛追も届かなかった寺下は2pt、Pリーグ初勝利を目指し3戦連続200超えも川崎は2ptで共に今シーズン終了。 Dグループはキムが2つのPリーグ記録を塗り替える(スコア290と11連続ストライク)快挙で2戦連続準決勝進出で12ptとなり、ポイント2位に返り咲き、シーズンチャンピオン決定戦進出へ大きく前進。共に出場停止明けの松永は1pt、浅田は0ptで今シーズン終了。 Eグループは復帰戦の森が準決勝進出、山田は4pt、復帰戦の鈴木亜は0ptで共に今シーズン終了。 Fグループは、初の復帰戦の坂本が4大会ぶりに準決勝進出、初のシーズンチャンピオン決定戦進出を目指した小林よは8pt、復帰戦の渡辺は1ptで今シーズン終了。 第7シーズンチャンピオン決定戦 …小泉奈津美 第7シーズンチャンピオン決定戦は、誰が勝っても初のシーズン女王となる組み合わせで、2シーズン連続2度目のシーズンチャンピオン決定戦出場の小泉が共にシーズンチャンピオン決定戦初出場の鶴井とキムを退け、初のシーズンチャンピオン優勝。ノーミスゲームの鶴井が2位、キムが3位となった。 第64戦 優勝…大石奈緒(5) 第65戦 優勝…鶴井亜南(初) 西村美紀の出場辞退に伴い、第47戦以来の17名で実施。西村は不戦敗で次回第66戦も出場停止扱いとなり今シーズン終了、その影響で抽選の結果Aグループの名和と小林よはゲーム成立により次回出場権を確保した。 1回戦はAグループは自身のPリーグで自己最高スコアで小林よ、Bグループは川崎がラスト5連続ストライクの大逆転で4戦目の挑戦でPリーグ初勝利、Cグループは古田が16大会ぶりに初戦突破、Dグループは鶴井、Eグループは姫路、FグループはPリーグデビュー戦の小池が227で女王松永に4ピン差でそれぞれ勝ち上がった。その一方で前回決勝進出の3名は、9ptで前大会覇者の大石はワンショットプレーオフで辛くも次回出場権を確保したもの、準優勝の9pt坂本、7ptの第3位の寺下が1回戦グループ最下位となり次回第66戦は出場停止となった。それ以外に森、櫻井眞、大嶋も次回出場停止となった。坂本を除く5名は今シーズン終了。 準決勝は第1試合はPリーグ初勝利の川崎が201で初の決勝進出。(ワイルドカード候補は180の古田)第2試合は大接戦の末、鶴井が1ピン差でPリーグデビュー戦の小池に競り勝ち、2試合連続でノーミスゲームの小池が192でワイルドカードで決勝進出となった。 決勝戦の結果は、第52戦以来の誰が勝ってもPリーグ初優勝となった試合は、ノーミスゲームの鶴井が2度目の決勝進出で優勝を飾った。川崎が準優勝、佐藤まさみ以来のPリーグデビュー戦優勝を狙った小池が3位。 第8シーズン第2戦終了時点で、第1位は12ptの鶴井、第2位は10ptの大石、第3位は坂本9pt。 なお、坂本はレギュラーシーズンの第66戦は出場停止だが、シーズン最終戦の展開次第でシーズンチャンピオン決定戦の可能性は残っている。 次回第2シーズン最終戦の出場者は、準決勝進出の上記6名と酒井、名和、松永、大石、小泉、安藤と出場停止明けの6名(キム、小林あ、遠藤、本間、岩見、山田)の計18名。 2017年 第66戦 優勝…小泉奈津美(3) 復帰予定の山田幸が怪我のため欠場のため、今大会も17名の参戦。一方でシーズンチャンピオン争いは第69戦は出場停止の坂本(9pt)と左記の17名で3枠を争うことになった。 1回戦の戦いは、2人対戦となったAグループは安藤が5大会ぶりに準決勝進出、敗れた古田は6ptで今シーズン終了。 Bグループは全員が出場停止明けの3名の顔あわせは、遠藤がPリーグ初勝利を目指した岩見に4ピン差で5大会ぶりに準決勝進出、初勝利がお預けとなった岩見は1pt、キムは0ptで今シーズン終了。 惜敗の岩見は、デビュー戦からの連敗を更新。(一方でレビュー戦からの連続最下位は8で止め、同じく9戦目で初めて200UPを達成) Cグループはもつれる試合となったが、前大会で初優勝の鶴井が2大会連続で準決勝進出、松永は2pt、最終フレームで逆転の可能性があった本間は6回目の挑戦もPリーグ初勝利がお預けで0pt、松永は2ptで共に今シーズン終了。 Dグループは名和が5連続と3連続を含むストライク9個で快勝し、8大会ぶりに準決勝進出、3位に終わった川崎は9ptで総得点で暫定でポイントランキング3位に入り、チャンピオン決定戦進出は他選手の結果待ち(この時点で坂本はシーズンチャンピオン決定戦進出の可能性が消え、今シーズン終了)。2位の小林よは4pで今シーズン終了。 Eグループはノーミスゲームの小泉が2大会ぶりに準決勝進出、小池は5pt、復帰戦の小林あ(1pt)と共に今シーズン終了。 Fグループは、大石が2大会ぶりに準決勝進出、姫路は5pt、酒井は4ptで今シーズン終了。 1回戦終了時点で鶴井の2シーズン連続チャンピオン決定戦進出が決定。 準決勝第1試合は鶴井が安藤とのマッチレースを4ピン差で勝って初の2大会連続の決勝進出を決め、安藤が242でワイルドカード候補となり、遠藤は3ptで今シーズン終了。 安藤が準決勝で2位に終わった時点で大石の4シーズンぶり3回目のシーズンチャンピオン決定戦進出が決まった。 準決勝第2試合はノーミスゲームの小泉が逆転勝ちで5大会ぶりに決勝進出決定。安藤がワイルドカードで5大会ぶりに決勝進出。2位に終わった大石は14ptでレギュラーシーズン終了。名和は4ptで今シーズン終了。 準決勝終了時点で小泉の3大会連続のシーズンチャンピオン決定戦進出が決まり、決勝戦を待たずにシーズンチャンピオン決定戦進出の3名が決まった。(この時点で川崎の今シーズンが終了。) 決勝戦は、小泉が逃げ切りで5大会ぶり3度目の優勝を決めた。(16pt)、3回目の挑戦で初優勝を目指した安藤(9pt)は今シーズン終了。鶴井は19ptでレギュラーシーズン終了。 第8シーズンチャンピオン決定戦 優勝…鶴井亜南 第8シーズンチャンピオン決定戦は第4シーズン以来のレギュラーシーズン優勝者3名による顔合わせとなった。試合は鶴井が182で制し、初のシーズン女王に輝いた。大石が2位、小泉が3位となった。 大石は3度目のシーズンチャンピオン決定戦の挑戦も再び2位、西村以来2人目の3シーズン連続でシーズンチャンピオン決定戦に進出した小泉は2人目のシーズンチャンピオン連覇を狙うも及ばなかった。 第67戦 優勝…小池沙紀(初) 4名のメンバーの入れ替えがあり、長谷川が第48戦以来3年ぶりに復帰、鈴木亜・浅田は第7シーズン以来の復帰。鈴木理は第6シーズン以来の復帰。 浅田を除いた復帰組の3名は6ショットを通過した。一方で、浅田以外に安藤・大石・小泉・浅田・川崎・大嶋が6ショット落ちで第68戦からの出場となった。 1回戦Aグループは、寺下がノーミスゲームで3大会ぶり。Bグループもノーミスゲームで酒井も3大会ぶり。Cグループは松永が第59戦優勝時以来8大会ぶり。Dグループは前回シーズン女王に輝いた鶴井がノーミスゲームで3大会連続。Eグループは小林(あ)が第57戦優勝時以来10大会ぶり。Fグループは小池が235のPリーグ自己更新で2大会ぶり。各々準決勝進出を決めた。 一方で岩見は10回目の準決勝進出挑戦もPリーグワースト更新の9度目の1回戦最下位、森が第22戦1回戦のスコアを下回る自己ワースト更新で次回出場停止となった。 上記以外に鈴木亜、キム、遠藤、坂本、遠藤が次回出場停止となった。 準決勝第1試合は酒井・松永・寺下の対戦はノーミスゲームの松永が第59戦以来の決勝進出を決め、ワイルドカード候補は189の寺下。 準決勝第2試合は小林(あ)・鶴井・小池の対戦は小林あゆみと小池が213の同ピンで共に決勝進出。ワンショット・プレーオフの末、小林あゆみが1位通過、小池がワイルドカードを獲得。 決勝戦は、2度目の決勝進出の小池が逆転勝利でPリーグ初優勝を飾った。2位は小林(あ)、3位は松永。 次回出場者は、6ショット落ちの6名・準決勝進出者6名・1回戦2位を確保の6名(姫路・名和・長谷川・鈴木理・小林(よ)・櫻井眞)の計18名で行われる。 第68戦 優勝…小池沙紀(2) 1回戦の戦いは、Aグループは復帰2戦目の長谷川が逆転勝ちで第46戦以来22大会ぶりに準決勝進出。前大会第3位の松永は次回出場権を確保(8pt)。前大会準優勝の小林あゆみ(9pt)はレギュラーシーズン終了。 Bグループは大接戦の末、川崎が浅田とのワンショットプレーオフ(第3投で決着)の末、逆転勝利で3大会ぶりに準決勝進出。浅田は次回出場権を確保(1pt)。僅か3ピン差で敗れた酒井は(3pt)で今シーズン終了。 Cグループは前大会で初優勝の小池が224で初の2大会連続で準決勝進出。大石は次回出場権を確保(1pt)。自己ワーストの名和(1pt)は今シーズン終了。 Dグループはノーミスゲームの安藤が2大会ぶりに準決勝進出。3シーズン連続でシーズンチャンピオン決定戦進出を狙う小泉は次回出場権を確保(1pt)。初の200割れの大嶋(0pt)は今シーズン終了。 Eグループはノーミスゲームの姫路が櫻井眞利子に4ピン差で競り勝ち3大会ぶりに準決勝進出。惜敗の櫻井眞利子は次回出場権を確保(2pt)。寺下(4pt)は2シーズン連続でシーズン第2戦で終了。 Fグループはノーミスゲームの鶴井が4大会連続で準決勝進出。オープンフレームを1で留めた小林よしみは次回出場権を確保(2pt)。オープンフレーム3つの鈴木理(1pt)は今シーズン終了。 準決勝第1試合は全員がノーミスゲームの締まった試合は連覇を狙う小池が225で競り勝ち、準決勝は初勝利で2大会連続で決勝進出。ワイルドカード候補は215の長谷川。ジャスト8(第1投球で8番ピンが残る)が2度の不運の川崎は197。 準決勝第2試合は安藤が216で2大会ぶりに決勝進出。姫路は205。鶴井は178。ワイルドカードは長谷川が獲得し、2度目の決勝進出(いずれもワイルドカードで)。 準決勝敗退の3名は、鶴井が6pt、姫路が5pt、川崎が3ptで次回出場権を確保。 決勝戦は今大会3ゲーム連続で220台のスコアの小池がノーミスゲームで4人目の連覇(過去に松永・吉田・小泉)を達成(初優勝からの連覇は松永・小泉に次いで3人目)。更にシーズン制導入後、シーズン第1戦とシーズン第2戦の連続優勝は初めて(過去にシーズン中の連続優勝も第1シーズン第2戦と第3戦の吉田のみ)。Cグループから勝ち上がっての優勝は姫路・名和・西村に次いで4人目。4度目の決勝進出の安藤(9pt)が第2位、第3位は長谷川(6pt)。 この結果、20ptの小池はポイントランキング2位以下の選手に2人以上に逆転される可能性がなくなったためシーズン最終戦を待たずにシーズンチャンピオン決定戦進出が決定(これはシーズン制導入後初の出来事)。シーズンチャンピオン決定戦進出の残り2枠の争いは準決勝進出の6名、1回戦で次回出場権確保の6名、復帰組の6名とレギュラーシーズン終了の小林あゆみ(9pt)で争われる。 ポイントランキングは、第2位は小林あゆみ、第3位は安藤瞳(第2位と第3位のポイントは同じ、総得点差による)、第4位は松永、第5位は鶴井、第6位は長谷川。(第5位と第6位はポイントは同じ、総得点差による) 更に6ショット落ちからシーズン第2戦を投球しただけでシーズン終了が少なくとも1人が9シーズン連続で継続。シーズン第1戦の決勝進出組のジンクスは第6シーズンを除き、少なくとも1人がシーズン第2戦で1回戦最下位となり、シーズン終了するケースが続いている。 第69戦 優勝…岩見彩乃(初) 第9シーズン最終戦は小池は既にシーズンチャンピオン決定戦進出が決定。残り2枠をレギュラーシーズン終了の小林あゆみ(9pt:ポイントランキングはこの時点で2位)と決定戦進出を決めている小池以外の今大会参加の17名全員にシーズンチャンピオン決定戦のチャンスがある状況でスタート。 1回戦の戦いは、 Aグループは、ノーミスゲームの小林よしみが223で準決勝進出(5pt)、シーズン連覇と3戦連続シーズンチャンピオン決定戦進出へこの試合の勝利が絶対条件だった9ピン差で2位に終わった鶴井は7pt、2位でも3シーズンぶりのシーズンチャンピオン決定戦進出の可能性があった松永は3位に終わり8ptで共に今シーズン終了。 Bグループは、2ゲーム連続ノーミスゲームの川崎が218で2戦連続で準決勝進出(6pt)、ノーミスゲームも5ピン差惜敗の長谷川は7ptで今シーズン終了。序盤のミスが響いた安藤は3位に終わり、9ptでシーズンチャンピオン決定戦のポイントランキングで小林あゆみを総得点で上回り暫定で2位になったものの他選手の結果待ちとなった。(安藤:799点、小林あゆみ:773点) Cグループは、3選手共通でシーズンチャンピオン決定戦進出へは初戦突破が絶対条件の中で、復帰戦の鈴木亜季が終盤の6連続ストライクで13戦ぶりに準決勝進出(3pt)、3位に敗れた姫路は5pt、復帰戦の坂本は1ptで共に今シーズン終了。 Dグループは、最大32点差をつけられた岩見が中盤以降の7連続ストライクで、松永以来2人目のレギュラーシーズン3連覇を狙った小池と優勝経験者の大石に勝ち、11回目の出場でPリーグ初勝利(3pt)。大石はワンショットプレーオフで2位になったものの今シーズン終了。小池は20ptでレギュラーシーズンを終了。 Eグループは、Cグループと同様にシーズンチャンピオン決定戦進出へは初戦突破が絶対条件の中で、復帰戦のキムとPリーグ初の4シーズン連続のシーズンチャンピオン決定戦進出を目指す小泉が共に203でワンショットプレーオフとなり、ストライクのキムが1年ぶりに準決勝進出(3pt)、敗れた小泉は4シーズン連続のシーズンチャンピオン決定戦進出の希望が絶たれ1pt、0ptの遠藤と共に今シーズン終了。 Fグループも、C・Eグループと同様にシーズンチャンピオン決定戦進出へは初戦突破が絶対条件の中で、ノーミスゲームの森が234で1年ぶりに準決勝進出(3pt)。浅田と櫻井眞利子は共に2ptで今シーズン終了。 1回戦は全てのグループで一番ポイントの少ない選手が準決勝進出する下克上の様相を示した。 準決勝第1試合は、鈴木亜季がスタートからの7連続ストライクで257で第54戦以来15大会ぶりに決勝進出で6ptとなり、シーズンチャンピオン決定戦望みを繋ぐ、2位の小林よしみ(この時点で6pt)が201でワイルドカード候補となり決勝進出と初のシーズンチャンピオン決定戦進出は準決勝第2試合の結果待ち、勝てばシーズンチャンピオン決定戦がほぼ確定の状況だった川崎は3位に終わり6ptで今シーズン終了。 3pt同士の対戦となった準決勝第2試合は、ノーミスゲームのキムが236で勝ち上がって6戦ぶりの決勝進出で6ptとなり、シーズンチャンピオン決定戦進出へ希望をつなぎ、惜敗も224の岩見がワイルドカードを獲得し、初の決勝進出でシーズンチャンピオン決定進出へ希望を繋いだ。一方で敗れた森は3pt、ワイルドカード候補の小林よしみは6ptで共に今シーズン終了。 この時点でシーズンチャンピオン進出の残り2枠は決勝進出の3名と9ptの安藤の争いになった。(小林あゆみも9ptだが、決勝進出者の総得点で事実上ほぼ絶望的となり、今シーズン終了) 決勝戦は鈴木亜季・キム・岩見の顔合わせ(第20戦から導入された出場停止制度になってから初めて全員が出場停止明けの顔合わせ)は、最終フレームまでもつれる展開となった結果、181の鈴木亜季が3位に終わり7ptで今シーズン終了。キムと岩見は共に192ピンでのワンショットプレーオフとなった。(優勝者を決めるワンショットプレーオフになったのは、シーズン制導入前の第34戦以来吉田真由美と酒井美佳の対戦以来2度目、決勝戦のワンショットプレーオフは第61戦以来3度目) 2位以内を決めたキムはこの時点で9ptながら、既に安藤の総得点(799点)を上回っており(キムは824点)、ワンショットプレーオフの結果に関係なく2度目のシーズンチャンピオン決定戦進出が決定。 ワンショットプレーオフの結果はストライクを出した岩見がPリーグ初優勝で9ptとなり総得点(844点)で安藤を上回ったため、シーズンチャンピオン決定戦の最後の1枠を掴んだ。 キムと岩見は共に1桁のポイントでの進出及びレギュラーシーズンの1戦分のみのポイントでの進出はシーズン制が導入されて以来初のケースである。(9ptはシーズンチャンピオン決定戦進出するために絶対条件なポイント) 第9シーズンチャンピオン決定戦 優勝…小池沙紀 第9シーズンチャンピオン決定戦は第8シーズンのメンバーから総入れ替え(チャンピオン決定戦のメンバー総入れ替えは3度目)で、キムは2度目の進出。岩見と小池は初出場で誰が勝っても初のシーズンチャンピオンとなった戦いは最初に躓いたものの4フレームから7連続ストライクの小池が247で制し、初のシーズン女王に輝いた。(1シーズンで160万円獲得は第1シーズンの吉田以来2人目)217のキムが2位、212の岩見が3位となった。 シーズンチャンピオン決定戦でオープンフレームが全体で1回は第5シーズン以来2回目。(8フレームの寺下のみ) 第70戦 優勝…山田幸(初) 3名のメンバーの入れ替えがあり、霜出がアマ時代の第34戦以来6年ぶりにプロとして復帰、渡辺は第7シーズン以来の復帰。怪我のため欠場していた山田幸は第8シーズン(第64戦)以来の復帰。 渡辺を除いた復帰組の2名は6ショットを通過した。一方で、渡辺以外に森・キム・小林よ・小泉・鶴井が6ショット落ちで第71戦からの出場となった。 1回戦Aグループは、前大会初優勝の岩見が自身初の2大会連続初戦突破。Bグループはノーミスゲームで浅田がPリーグ復帰後初でアマ時代の第28戦以来7年ぶり。Cグループは鈴木亜が、約4年ぶりの2大会連続。Dグループは唯一ノーミスゲームの川崎が3大会連続。Eグループは怪我から復帰の山田幸がデビュー戦以来8大会ぶり。Fグループは唯一ノーミスゲームの酒井が3大会ぶり。各々準決勝進出を決めた。 一方で小池はPリーグ初参戦後初の次回出場停止、それ以外に松永、大石、安藤、寺下、坂本が次回出場停止となった。 準決勝第1試合は鈴木亜・浅田・岩見の対戦は浅田がPリーグ復帰後初の(第59戦以来)決勝進出を決め、ワイルドカード候補は204の鈴木亜。 準決勝第2試合は酒井・川崎・山田幸の対戦は山田幸がPリーグの自己記録更新の235で決勝進出。ワイルドカード候補争いは酒井が202に終わったため、鈴木亜が獲得。 決勝戦は、初の決勝進出の山田幸が5連続ストライクとターキーで圧倒し、Pリーグの自己記録を更に上回る258でPリーグ初優勝を飾った。2位は鈴木亜、3位は浅田。 次回出場者は、6ショット落ちの6名・準決勝進出者6名・1回戦2位を確保の6名(姫路・名和・小林(あ)・遠藤・大嶋・霜出)の計18名で行われる。 第71戦 優勝…大嶋有香(初) 1回戦の戦いは、Aグループは岩見が鶴井に競り勝ち、3大会連続準決勝進出。鶴井(1pt)は次回出場権を確保。渡辺(0pt)はシーズン終了。 Bグループはノーミスゲームの小泉がノーミスゲームで5大会ぶりに準決勝進出。遠藤(2pt)は次回出場権を確保。3位に終わった前回優勝の山田幸は(11pt)でレギュラーシーズン終了。前大会優勝者の次回出場停止はシーズン制度導入後、遠藤・松永に次いで3人目。 Cグループはノーミスゲームのキムが2大会ぶりの準決勝進出。酒井(5pt)は次回出場権を確保。姫路(1pt)は今シーズン終了。 Dグループはノーミスゲームの大嶋が5回目の挑戦で初の準決勝進出。名和(2pt)は次回出場権確保。霜出(1pt)は今シーズン終了。 Eグループは前大会準優勝の鈴木亜が前大会3位の浅田に逆転勝ちで3大会連続準決勝進出。惜敗の浅田は次回出場権を確保(8pt)。森(0pt)は今シーズン終了。 Fグループはノーミスゲームの小林よしみが2大会ぶりに準決勝進出。川崎(4pt)は次回出場権を確保。小林あゆみ(1pt)は今シーズン終了。 準決勝第1試合は岩見が再逆転で自身初の連勝(準決勝勝利で決勝進出は自身初めて)で2大会ぶりに決勝進出。ワイルドカード候補は216の小泉。3位はキム。 準決勝第2試合は大嶋が第5フレームから8連続ストライクで逆転勝利で初の決勝進出。2位の鈴木亜が217で僅か1ピン差でワイルドカードを獲得。3位小林よは2位鈴木亜に4ピン届かず。 準決勝敗退の3名は、小泉が4pt、キム・小林よは3ptで次回出場権を確保。 決勝戦は乱戦となったが、9フレームまでノーミスの大嶋が205のスコアで逃げ切り、初優勝。2位は岩見、3位は鈴木亜。 Pリーグ初優勝が3大会連続(岩見・山田・大嶋)というのは、開幕シリーズを除くと、第22戦から第24戦(佐藤まさみ・浅田・片井)、第41戦から第43戦(鈴木亜季・キム・森)以来の3例目。 この結果、決勝進出者の鈴木亜、岩見、大嶋のポイントはいずれも12pt。11ptの山田幸は今シーズン終了。更に出場停止明け6名のシーズンチャンピオン決定戦進出も消える。(これは第6シーズン以来2回目) 6ショット落ちからシーズン第2戦を投球しただけでシーズン終了が少なくとも1人が10シーズン連続で継続。シーズン第1戦の決勝進出組のジンクスは第6シーズンを除き、少なくとも1人がシーズン第2戦で1回戦最下位となり、シーズン終了するケースが続いている。 2018年 第72戦 優勝…キム・スルギ(3) シーズン制導入後、第2戦終了時に3位の選手が12ptに達しているため、出場停止明けの6名がシーズンチャンピオン決定戦出場の可能性が消滅している状況でシーズン最終戦を迎えた(このケースは第6シーズン以来2度目)。 1回戦の戦いは、Aグループはノーミスゲームの小林よしみが2大会連続準決勝進出(6pt)で初優勝と初のシーズンチャンピオン決定戦進出へ望みをつなぐ、初のシーズンチャンピオン決定戦進出を狙った酒井(6pt)と2シーズンぶり2度目のシーズンチャンピオンを目指した鶴井(1pt)は共に今シーズン終了。 Bグループは、出場停止明けの寺下が5大会ぶりに準決勝進出。初のシーズンチャンピオン決定戦進出を狙った川崎(5pt)と2シーズンぶり2度目のシーズンチャンピオンを目指した小泉(4pt)は共に今シーズン終了。 Cグループはシーズンチャンピオン決定戦進出を左右する大嶋と鈴木亜との直接対決に前回シーズン女王で初の出場停止明けの小池との対戦は、鈴木亜が圧勝で4大会連続準決勝進出(15pt)と同時に初のシーズンチャンピオン決定戦進出を決めた、一方1ピン差の2位争いは大嶋が入り13ptとなったが、初のシーズンチャンピオン決定戦進出は他の選手の結果待ち、小池は0ptで今シーズン終了。 Dグループはキムが2大会連続で準決勝進出(6pt)、シーズンチャンピオン決定戦進出へ望みをつなぐ。敗れた2回目のシーズンチャンピオン決定戦進出を目指した名和は2pt、大石は1ptで共に今シーズン終了。 Eグループはシーズンチャンピオン決定戦進出を左右する岩見と浅田の直接対決に、復帰戦で同期生の坂本の顔合わせとなったが、岩見が4大会連続準決勝進出(15pt)と同時に2シーズン連続シーズンチャンピオン決定戦進出を決めた。勝てばシーズンチャンピオン決定戦進出の可能性のあった浅田は2位に終わり(9pt)、復帰戦の坂本(0pt)と共に今シーズン終了。 Fグループは、遠藤が6大会ぶりに準決勝進出(5pt)で、プロ転向後初優勝と初のシーズンチャンピオン決定戦進出へ望みをつなぐ、復帰戦の松永は1pt、同様に復帰戦の安藤は0ptで今シーズン終了。 1回戦終了時点でシーズンチャンピオン決定戦進出の残り1枠は、大嶋・小林よ・キム・遠藤で争われることになった。 準決勝第1試合は鈴木亜が接戦を制して4戦連続決勝進出を決めた、小林よはが215でワイルドカード候補となったが、初のシーズンチャンピオン決定戦進出の望みは絶たれた。寺下は3ptで今シーズン終了。 準決勝第2試合はスタートから6連続ストライクを決めた遠藤が258のPリーグの自己記録更新で26大会ぶり2回目の決勝進出、キムは234でワイルドカードで決勝進出を決めたが、2シーズン連続のシーズンチャンピオン決定戦進出の望みは絶たれた。岩見は15ptでレギュラーシーズン終了。この結果、シーズンチャンピオン決定戦進出の残り1枠は、大嶋・遠藤に絞られた。 決勝戦は、ノーミスゲームのキムが第47戦以来3回目の優勝を決めた。4大会連続で決勝進出の鈴木亜は2位に終わり、レギュラーシーズン終了。優勝して217以上のスコアならシーズンチャンピオン決定戦進出の可能性のあった遠藤は3位(9pt)で今シーズン終了。シーズンチャンピオン決定戦進出の残り1枠は、大嶋が掴んだ。 第10シーズンチャンピオン決定戦 優勝…大嶋有香 第10シーズンチャンピオン決定戦は、シーズン第2戦決勝戦の再戦(第6シーズンチャンピオン決定戦と同じパターン)となったが、シーズン第2戦を優勝した大嶋がスタートから4連続ストライクで終始リードし、逃げ切りで初のシーズンチャンピオン優勝。鈴木亜季が2位、岩見が3位となった。 第73戦 優勝…寺下智香(初) 第74戦 優勝…姫路麗(10) 第75戦 優勝…寺下智香(2) 第11シーズンチャンピオン決定戦 優勝…寺下智香 第76戦 優勝…森彩奈江(4) 第77戦 優勝…森彩奈江(5) 2019年 第78戦 優勝…寺下智香(3) 第12シーズンチャンピオン決定戦 優勝…森彩奈江 第79戦 優勝…松永裕美(13) 第80戦 優勝…寺下智香(4) 第81戦 優勝…川﨑由意(初) 第13シーズンチャンピオン決定戦 優勝…寺下智香 第82戦 優勝…小林あゆみ(3) 第83戦 優勝…姫路麗(11) 2020年 第84戦 優勝…松永裕美(14) 第14シーズンチャンピオン決定戦 優勝…姫路麗 第85戦 優勝…小林あゆみ(4) 第86戦 優勝…霜出佳奈(初) 第87戦 優勝…姫路麗(12) 第15シーズンチャンピオン決定戦 優勝…小林あゆみ 第88戦 優勝…小林あゆみ(5) 2021年 第89戦 優勝…川﨑由意(2) 第16シーズンチャンピオン決定戦 優勝…川﨑由意
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