第五班
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アドルフ・ラインハルト 声 - 遊佐浩二、高森奈津美(少年時代) ドイツ・南米第五班班長。U-NASAドイツ支局所属。襟長の服を着て常に口元を隠した27歳の男性。身長180cm、体重88kg。ドイツ出身。マーズ・ランキング2位。専用武器は、対テラフォーマー受電式スタン手裏剣『レイン・ハード』。外伝漫画『RAIN HARD』では主人公を務める。 一見無愛想だが心優しい性格で、死別の悲しみを負うことを避けるために普段は周囲に対し淡泊で冷酷な態度をとっている。班員からはその性格を理解され敬愛されている。両親はバグズ手術の失敗で死亡しており、幼少時より軍に買われてM.O.手術の実験体として育った。そのため全身に怪我や火傷の痕があり、特に口元は大きな傷のため歯茎が一部露出している。自分の命に価値を見出だせず、絶望の中で生きていた時に現在の妻ローザ・ツィプリース(声 - 寿美菜子)に出会った。自分を人間として接し愛してくれた彼女を「自分を人間にしてくれた」と深く尊敬し愛しているが、同時に妻が不貞を働いているかも知れないと内心では疑っており、家族を失うことを恐れ何も聞けずにいる己の弱い心を卑下している。なお、アニメ版では明確に不貞を働いた上に、初日にアドルフの給料を確認して下ろそうとした妻のローザは、ジェシカ博士に「ゴキブリ」と唾棄され、その代償として「アドルフの家族ではない」と見なされ、アドルフの給料の振り込みを停止された上で切り捨てられた。原作ではそういった金銭に汚いような描写は特になく、その後の描写もない。 手術ベースはデンキウナギ。人類初のM.O.手術の成功体となった人物。最初期素体のためツノゼミによる身体強化はされていない。人為変態時はデンキウナギの能力で全身の筋肉に発電器官を備え、テラフォーマーを殺傷するほどに強力な電撃を放つことができる。最初に手裏剣をレールガンの原理で敵に打ち込み、次に刺さった手裏剣に雷を落とす要領で電気を流し込むという、二段構えの戦闘スタイルを得意とする。強力すぎる電気は身を滅ぼし得るため、体内に安全装置を埋め込んでいる。電撃の他にも、ウナギの粘液で相手の直接攻撃を逸らす、磁場を利用してレーダーのように敵の存在を感知する、心肺が停止しかけても自身の電撃をA.E.D.代わりに使って蘇生する、電磁力を操ってバリアを張り弾丸を防ぐなど、幅広い能力を持つ。 火星到着最初の夜に数百のテラフォーマーの大軍に襲撃され、激闘の末絶命した。その直後、研究秘匿目的でドイツ支局により密かに仕掛けられていた体内の自爆装置が起動し、第五班メンバーとテラフォーマーの軍勢と共に爆発した。 第四班の離反やジョセフの野望に感づいており、死ぬ間際にエヴァに「第一班に合流しろ。第四班と第六班には付いて行くな。お前は生命の木の実だ」と警告した。 エヴァ・フロスト 声 - 佐倉綾音 ロングヘアでグラマーな18歳の少女。身長162cm、体重54kg。ドイツ出身。内気な性格でネガティブな言動が多い。世間知らずな面があり、班の皆から可愛がられていた。同時期に手術を受けた燈やシーラ達と仲良くなる。マーズ・ランキング100位。「バグズ手術の次の可能性を示す4人」の内の1人。 アドルフ絶命時の自爆に巻き込まれて死ぬが、プラナリアの特性により再生し、奇跡的に復活を遂げる。アドルフの体細胞が混ざったことでデンキウナギの特性も使えるようになった。実はこの過程で、ジョセフに殺されて特性を奪われ、クローンを作られている。その中でたまたまジョセフに殺された記憶のないはぐれ者が分化し、燈たちと合流して、第五班唯一の生存者となる。 第3部では「SPACIALs」にドイツ軍から派兵され、ともに戦っている。 手術ベースはプラナリア。体の一部程度なら欠損しても瞬時に回復し、全身がバラバラに粉砕されても条件が整えば記憶を維持した五体満足の状態まで再生が可能。後にアドルフからデンキウナギの能力を受け継ぎ、電撃攻撃や電磁力バリアなどを操れるようになった。機械の安全装置の代わりにプラナリアの再生能力で放電時の肉体的負荷を軽減している。肉弾戦は全くできない。 小説『THE OUTER MISSION』では、イザベラ、サンドラと共に訓練としてスカベンジャーズの作戦に同行する。 イザベラ・R・レオン、ワック・エリクソン、サンドラ・ホフマン、エンリケ、フリッツ、アントニオ、ジョハン、レイシェル、ミラピクス 声 - 東條加那子(イザベラ、ミラピクス)、赤澤涼太(ワック)、平野綾(サンドラ)、羽多野渉(エンリケ)、各務立基(フリッツ)、小田柿悠太(アントニオ)、竹内栄治(ジョハン) ドイツ・南米第五班班員。 手術ベースはイザベラはリオック、サンドラがイエネコのジャーマンレックス、エンリケがサメ の一種、アントニオがハリセンボン、ジョハンがカメの一種。 マーズ・ランキングはイザベラが13位で、専用武器は対テラフォーマー攻撃用蹴球レガース『カルナバル・ド・パリス』。
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第五班
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「JDCシリーズの登場人物」の記事における「第五班」の解説
鈴風 鵜ノ丸(すずかぜ うのまる) UNO探偵 着流しを着て、腰には鞘に収められた太刀(竹光)を腰に差した素浪人風の格好をしている。色黒で、ボサボサの髪をちょんまげに結っている。時代劇オタク。 カード収集家、カードマジックの愛好者で、カードゲームの愛好家。クレジットカードから様々な店の会員証まで、カードと名の付く物なら何でも収集する。とりわけ好きなのがUNO。「桃太郎侍」の数え唄をモデルにした独自の数え唄を歌う。 JDC本部ビル爆破の時は入院していたため、爆発の難を逃れた。その後、調査のためケープタウンにいたところ、怪しい人物に気がつき、気づいていない振りをし、自分を尾行させ、共に乗船した豪華客船内で接触した。 デイブ 太・ワーク(フット・ワーク) - 大食いすることで、事件に関する膨大な情報を吸収する。 「デイブ」はあだ名。上記のような推理法の持ち主であることから肥満体である。いつも天城漂馬にからかわれており、そのことを良く思っていない。
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第五班(ウドン班)
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「BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-」の記事における「第五班(ウドン班)」の解説
ウドン・メタル・イワベエ・デンキのフォーマンセル。他の班と違い、全員男性で構成されている。1度目の中忍試験では第二次試験にて砂隠れのシンキたちの班に敗北したが、2度目の中忍試験ではイワベエとデンキが最終試験に進出している。デンキが中忍に昇格してからは、デンキを隊長としたスリーマンセルで活動している。 伊勢ウドン(いせ ウドン) 声 - 野瀬育二、重松朋(少年期) 元エビス班の一員。少年時代のように鼻水を垂らしていないが、鼻を啜る癖は残っている。弟子のイワベエたちには先生らしく厳格だが、同期でスリーマンセルを組んでいた木ノ葉丸とモエギの前では現在も交流が続いており、柔軟な態度で接している。 現在でこそ上忍だが、忍者学校時代は落ちこぼれだったことから、同期に遅れをとることを恐れるイワベエたちに、自身の体験からアドバイスをしている。 垂らした鼻水を形態変化させ操る術「ハナミズキ」を得意とする。 結乃イワベエ(ゆいの イワベエ) 声 - 浜添伸也 赤いターバンにボンタンが特徴。一人称は「オレ」。身長167cm。 戦闘技術は高いが、忍者学校時代は座学の成績不良が原因で2度留年しており、「ダブりのイワベエ」と呼ばれていた。そのせいで当初は不貞腐れて授業をサボり、クラスメイトに暴力を振るうなど横暴な行為を繰り返していた。 初対面ではボルトのことを「親の七光り」と軽視していたが、彼との忍者学校での模擬戦を経て改心し、以降ボルトらと友達になる。短気で喧嘩っ早いが素直な性格で、ボルトたち同期の忍たちの兄貴分的な存在。料理が得意という意外な一面がある。 変わり身、隠れ蓑の術など基本的な術を会得している以外に、土遁の術を主に使用し、普段持ち歩いている鉄棒に岩を発出してハンマーのように振りかざす肉弾戦を得意とする。 七代目火影のナルトを尊敬しており、彼のような忍を目指している。一方で祖父が四代目水影・やぐらに殺されたことを父から聞いているため、修学旅行当初は霧隠れの里に対して良い印象を抱いておらず、現在の開発が進んだ里にも「ろくでもない部分を隠している」と批判的な感情を抱いていたが、新忍刀七人衆の事件を経てわだかまりが解け、やぐらの孫であるかぐらとも和解する。デンキとは性格も得意分野も対照的だが馬が合い、忍者学校の授業に真面目に取り組むきっかけを作ったり、定期試験間際には互いの苦手分野解決のために協力していた。ワサビとはよく口喧嘩をして張り合っている。 ボルトと同時期に参加した2度目の中忍試験では、最終試験まで残り、第2回戦でワサビと対戦。一族の期待を背負うワサビの調子の悪さを察し彼女と試験中に喧嘩になり、ワサビの調子を取り戻させるが、本格的に戦う前にチャクラの使い過ぎで戦意喪失となった。 メタル・リー 声 - 西谷亮 ロック・リーの息子。顔つきも服装も父親によく似ているが、目はつり目で髪もやや短い。忍装束は父や彼の師匠のガイと同じく緑色の修行着。身長150cm。父親同様一人称は「僕」で敬語で話し、同期のメンバーたちのことは「君」または「さん」付けで呼ぶ。父のことは「パパ」と呼んでいる。 性格は父譲りで真面目かつ一生懸命で、毎朝登校前に崖登りの修行をするなど努力を惜しまない。しかし他人に注目されると緊張し、大きな失敗をしてしまう悪癖がある。 ゴースト事件では、課外ボランティアで失敗した際にシカダイに言われた一言が原因で落ち込んでいたところを鵺に操られ、翌朝の登校直前にシカダイに襲いかかるが、その後正気に戻った。 忍者学校卒業後は第五班(ウドン班)の下忍として活動している。下忍になってからも緊張癖は治っていないが、父や彼の師匠であるガイらの荒療治によってその悪癖すらも体術に取り入れた変則的な動作を会得し、さらに「八門遁甲」の初歩にも自力で至っている。 ボルトと同時期に参加した2度目の中忍試験では第二次試験にて腹を下してしまい、失格になった。 雷門デンキ(かみなりもん デンキ) 声 - 一木千洋 髷で眼鏡をかけた少年。「雷門カンパニー」の社長であるエレキの息子。一人称は「ボク」。身長138cm。 父の「会社を継ぐには勉強だけでなく忍術も学ばなければならない」という意向で忍者学校の忍術科に入ることになったが、本人は気弱ないじめられっ子で、当初は忍になりたいとは思っていなかった。 ボルトの助言で父に反論するも受け入れられず落ち込んでいたところを鵺に操られ、忍者学校の入学式当日にいじめっ子たちを巻き込んで雷車を暴走させる事件を起こすが、居合わせたボルトの説教を受けて正気に戻る。この事件をきっかけにボルトのように強くなることを決め、自分の意思で忍になることを決めた。 入学当初は忍に関する知識はあまりなく、教わっていない内容については携帯しているノートパソコンで補っていた。当初は身体能力も低かったが徐々に改善されており、修学旅行後はイワベエ、メタルとのスリーマンセルでシカダイら猪鹿蝶とも対等に渡り合えるほどの実力を身に着けており、中忍昇格者を決める際には候補として挙げられるまでになった。 普段は柔軟な性格だが、パソコンなど興味を惹かれるものがあったり知識をひけらかすと人が変わり、饒舌になる一面がある。班では暴走しがちなイワベエやメタルのストッパー的存在となっている。 忍者学校卒業後は第五班(ウドン班)の下忍として活動している傍ら、父の会社の営業にも関わっている。ボルトと同時期に参加した2度目の中忍試験では、最終試験まで残り試合放棄で棄権になったボルトとミツキの試合の繰り上げでツバキと対戦。遠野カタスケの試作品の化学忍具を使って参戦し、ツバキを行動を読んで行動し勝利、中忍に昇格し、第五班の中隊長となった。 戦闘能力は他の2人に比べ低めだが、パソコン操作を応用したシステムのハッキング、情報収集、戦況分析に指揮など、後方支援能力に長けている。中忍再試験の際には雷遁忍術を会得しており、科学忍具を駆使した技術能力を遠野カタスケからも一目置かれている。 「週刊少年ジャンプ」の読者応募企画『BORUクラ』で最優秀賞に選ばれたキャラクターが元になっている。
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