数え唄とは? わかりやすく解説

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かぞえ‐うた〔かぞへ‐〕【数え歌】

読み方:かぞえうた

一つとや(一つとせ)…二つとや(二つとせ)…」などと順に数えたててうたう歌。多く頭韻を踏む。

古今集仮名序六義(りくぎ)の一。感じたことをそのまま表した歌とも、物の名詠み込んだ歌ともいうが、語義不明漢詩の、六義(りくぎ)の賦(ふ)にあたる。


数え歌

(数え唄 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/22 04:48 UTC 版)

数え歌(かぞえうた)は、数えることをテーマにした和歌歌謡などを指す。歌謡は数え唄とも書く。

日本語の数え歌

和歌

日本では、古くは降神(神がかり)の儀式の際の呪言として用いられたと言われる。

古今和歌集』仮名序に歌の一体として「かぞへうた」について記されているが、具体的な内容は不詳である。

『倭儛歌譜』には「計歌」として記載されている。

歌謡

数詞を折り込んだ歌

歌詞の各行(バース)の頭に1から順に数詞折り込んで歌う。

民謡として、古くから伝えられているものも多い。言葉遊び的な要素もある。たとえば一をひとつと読むのを人に押韻し、歌詞を紡いでいく。

近世に入ると、和歌・神事祭文より、浄瑠璃・庶民歌謡まで幅広い分野で行われた。

数え上げるための歌

数をリズムよく数え上げるための歌。、童歌としては、手毬御手玉羽根突と組み合わされて発達した。

脚注

  1. ^ 秋月四郎「上方座敷歌集成」(大正13年)




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