繰り上げとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 繰り上げの意味・解説 

くり‐あげ【繰(り)上げ】

読み方:くりあげ

繰り上げること。⇔繰り下げ

足し算で、上のけたに数を繰り入れること。

義太夫節で、音を高めて強く語る節回し

歌舞伎で、問答口論の末に、両方掛け合いで、「さあさあさあ」と調子高めていくせりふ。最後一方相手決めつける


繰り上げ

日本語活用形辞書はプログラムで機械的に活用形や説明を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

繰り上げ

文語活用形辞書はプログラムで機械的に活用形や説明を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

繰り上げ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/06 00:54 UTC 版)

繰り上げ(くりあげ)とは、序列・順位付け等の下位に置かれていたものが、なんらかの事由によって、上位に転じることを言う。繰り上げの対象となった「元の上位」側は、序列・順位を落として繰り下げとなるか、除外されるが、そのいかんは定義の外である。

様々な評価競技選挙などにおいては、「元の上位」が不適格と判断された時点で下位の者の繰り上げが起こるが、多くの場合、不適格と見なされたものは失格し、繰り下げではなく序列・順位から除外される。

順位を上げる繰り上げ

評価・競技

試験による成績評価、芸術芸能武道などにおける評価(技能評価など)や、競技スポーツ競技、娯楽ゲーム)やその他様々なイベント上の競技や評価、様々な事物のランキングなど、およそ序列・順位付けの可能な価値基準・評価基準においては、上位のものが失格もしくは降格となった場合、空白となった評価位置・順位を、下位のものの順位を繰り上げることで埋めるという処置がよく行われる。

ただし、必ず行われるわけではなく、空位は空位としたまま繰り上げしないという選択肢もある。例えば、芸術や武道の順位付けが相対評価でなく絶対評価であった場合、上位に空きが生じることは下位の評価に影響しないため、昇格には繋がらない。

8位入賞(例:決勝進出者)、3位入賞(例:金・銀・銅メダリスト)など、特に上位の受賞が注目されるタイプのスポーツ競技の場合は、上位のみの繰り上げ処置が報道されるが、繰り上げ処置は順位付けが可能な範囲内で全て行われるのが通常である。

選挙

選挙においては、議員などに辞職や死去などで欠員が出た場合、先の選挙で次点だった立候補者を繰り上げ当選とする場合がある。

時間を早める繰り上げ

競技

駅伝競走においては、公道を使用するなどコースを使用できる時間に制限がある場合、あらかじめ時刻を定めておき、走者がその時刻までに中継地点に着けない場合、その走者の到着を待たずに次の走者を走らせる繰り上げスタートが行われる場合がある。繰り上げスタートしたチームの総所要時間は、後で繰り上げから前の走者の到着までの時間を加えて計算する。

繰り下げ

繰り下げ(くりさげ)は繰り上げと対義ではあるが、正反対の語ではない。

例えば、日本で最も高い建造物であった東京タワー東京スカイツリーの登場によって順位が「繰り下げ」となったが、もともと存在しなかった後者は「繰り上げ」によって第1位になったわけではない。「繰り上げ」は、定められた時間内での序列・順位付けによる場合に行われるが、「繰り下げ」はその対象が存在する限りはいつでも行われる。

関連項目


繰り上げ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/19 12:50 UTC 版)

和語の漢字表記

  1. くりあげ」を参照

「繰り上げ」の例文・使い方・用例・文例



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「繰り上げ」の関連用語

繰り上げのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



繰り上げのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの繰り上げ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの繰り上げ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS