大工房同盟とは? わかりやすく解説

大工房同盟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 16:48 UTC 版)

グランクレスト戦記」の記事における「大工房同盟」の解説

マティアス・クライシェ大公 声 - 野島昭生 マリーネ・クライシェの父。前大工房同盟盟主大講堂惨劇時にシルベストル・ドゥーセ大公と共に亡くなった結婚式の際はシルベストルと対話し、渋々ながら二人幸せを願うなど親らしい姿を見せていた。 同盟結成漕ぎつけた偉大な先祖をもつ上に、先代治世にて同盟から妻を得たアルトゥーク連合参加表明という一大事発生し家族人質にとられた先代戦闘継続断念したことで味方であるノルド軍に裏切者として討たれたという壮絶な時代経験している。このため打倒アルトゥークのため命を懸けていたが、娘であるマリーネがアレクシスと恋に落ちた上に従者達もマリーネを応援したため二人結婚認めることになってしまう。 早い段階戦乱に身を置いていたこともあり、この世界真の支配者魔法師協会であることに気付いていた。このため君主による秩序時代到来魔法師協会望んでいないであろう可能性をマリーネにも伝えていた。 マリーネ・クライシェ 声 - 茅野愛衣 ヴァルドリンド辺境伯にして、父マティアス・クライシェ大公亡き後の大工房同盟盟主アルトゥーク伯ヴィラール・コンスタンスは従兄同盟連合敵同士ではなく真の敵魔法師協会であるという真相独力で辿り着いた数少ない人物エーラム留学時にアレクシス出会い恋に落ちるも、大講堂惨劇によって結婚白紙戻ってしまう (デーモンロード出現時はシルーカに助けられたため、今でも恩人として接している)。その後和平自分幸せ諦め武力による大陸統一目指し同盟率いる。父や死んでいった兵士達喪に服するため、ドレス甲冑も常に黒を纏っている。 絶対に不可能と思われていたアレクシスとの結婚実現するため、父を始め同盟の有力君主働きかけ結婚式まで漕ぎ着けたが、その結果惨劇起きたため、自分我儘が父を死なせる原因となった後悔している。また、本来は情に厚い性格であるが、自分盟主引き継いだ後の同盟結束力揺らいでいることを憂慮しており、求心力維持するために敢えて苛烈決断下すようになった精神的に追い詰められ結果人為的に混沌引き起こすという蛮行行い人々を震え上がらせる従わぬ者はヴァルドリンド騎士団全て殲滅するという非人道的手法恐怖政治開始した時には卑劣とも取れ手段敵対勢力制圧していく様が、同じく覇道歩むミルザーの興味を引き、連合寄りだったダルタニアを同盟に寝返らせることに成功する。更に海洋エーリク擁する北の大国ノルド勢力をスタルクに入植させて南海進出させ、ダルタニア・ヴァルドリンドを合わせた三国挟撃し、仇敵アルトゥーク討ち果たしたヴィラール討った後も政治的に忙し日々疲労日々悪化していく。ヴァルドリンド威信を保たねばならない苦悩、ミルザーに貞操捧げてしまった後悔アレクシスへの懺悔などを経て精神的に限界迎えてしまう。自分一人人生犠牲とすることで世界争いを煽っている魔法師協会打倒しようという悲壮な決意固めるが、強力な戦力であったミルザーを失ったことで戦況大きく変わったことを自覚する自滅覚悟テオと戦う覚悟決めていたが、愛しあうマリーネとアレクシス結ばれない世界であれば滅ぼすと宣言したテオ言葉正気取り戻す。ミルザーに貞操奪われても自分愛してくれているアレクシスとついに結ばれたアレクシス結ばれた後は二人でテオ従属することを宣言テオ皇帝として認めた魔法師協会支配する世界に異を唱えたテオに関して皇帝に留まらない革命者の器であると注目している。のちに双子男女授かる。 アウベスト・メレテス 声 - 三上哲 マリーネの契約魔法師長。 メレテス一門出身で、シルーカ、アイシェラの養父魔法師君主助言者であり、自らの感情抑制し偏向のない思考君主献策すべきとの考え持っており、魔法師として行動する際は冷酷とも取れ判断をする。それは相手養女であっても変わらないが、個人として娘たち愛している。テオのへの帰順申し出てきたシルーカに対し好意的だったマリーネに対し一度連合君主名乗り同盟君主であるセーヴィス王と戦ったテオ迎え入れることで同盟内の結束緩んではいけないと進言。後のテオとシルーカの道筋大きく変えるきっかけとなった緻密な作戦立て正攻法を好むが、同盟から離反したムラード子爵を討つためスタルクを攻めた際にはあえて混沌災害腐海瘴気)を攻撃手段とする奇策献策するという柔軟性見せた。 メレテス一門の現門主であるティベリオ・メレテス養父とする。極度人見知りで、対人コミュニケーション最低限こなせるように感情抑制する術を身に着けた。性格には難があるものの魔法師としては抜群才能の持ち主で、魔法大学全科目を履修した虹の魔法師となる。マティアス・クライシェと契約し当初前述性格により孤立して雑用ばかりを押し付けられていたが、20歳時にアイシェラの養父となったことで感情コントロール改善見られるうになるマティアス亡き後はマリーネにより抜擢され、彼女の契約魔法師長就任した。 マリーネが宰相に就いてのち補佐官務めている。アイシェラを愛していることをようやく認め、妻に迎えたレイラ 声 - 佐倉綾音 マリーネ・クライシェの侍女アーヴィン慕っているが、二人とも相手厳しく接してもらうのが好みなため密かに性癖不一致懸念している。 マリーネとアレクシス恋愛関係についてはエーラム留学していた時から知っているため当初から好意的に受け止めている。アーヴィン協力してクライシェ大公及びドゥーセ大公裏側から説得した一人。 カミィ 声 - 小澤亜李 マリーネ・クライシェの侍女 マリーネとアレクシス恋愛関係についてはエーラム留学していた時から知っているため当初から好意的に受け止めている。アーヴィン協力してクライシェ大公及びドゥーセ大公裏側から説得した一人エルマー ヴァルドリンド騎士団若き団長父親が副団長であったことに加え自身爵位をもっていたため団長抜擢されており軍議へも参加している。フランツとは親友であり多く叙勲断ってまで自分についてきてくれた彼を大切に思っている。 それなりに鍛錬積んでいるが親の名声高かったことに加え勝ち戦しか経験してこなかったため逆境には弱い。セーヴィス王ナヴィル支援求めてきた際は加勢している立場にある自分達が優勢に戦い繰り広げてたことから、自分達の加勢得て苦戦するナヴィル責任追及し結果的に戦死させてしまう。高見見物をしていたつもりが、テオという流浪君主実質的な敗北を味わうことになったことに気付いて激昂一転して総攻撃開始する単なる消耗戦になった上にアルトゥーク介入を受け全面的な敗北となってしまう セーヴィスにおけるヴァルドリンド影響力失ったことに加え大陸最強を誇るヴァルドリンド騎士団の名に傷をつけたことに悔やみながら退却する中、常闇迷い込んでしまいヤーナ使い魔にされてしまう。ヤーナから魔王アデーレ復活に伴うアルトゥーク崩壊という嘘を吹き込まれた状態でヴァルドリンド帰国する行方不明だった団長帰国という事態により周囲から同情されていたが、マリーネの許可得ず独断騎士団仲間と共にアルトゥーク侵入無抵抗人狼族の命を奪うという蛮行繰り返してしまう。 素性蛮行発覚した後は逆に人狼族から終われ立場になるがエマルナ人質とする卑劣な戦い続け女王クララの命を奪い最終的に魔王アデーレ復活成功させる。しかし、人道反す戦い方をするエルマー絶望したフランツ達に見切りつけられたことで正気に戻る。正気戻った後はヤーナ騙された自分がしてしまった数々蛮行謝罪、自ら望んで人狼族に斃されクララの命を奪った責任をとった。 フランツ ヴァルドリンド騎士団若き騎士エルマー違い身分低かったものの数々の叙勲対象となるほどの才覚持ち主年齢身分つりあわないエルマー当初から支え続けてきたことから彼とは親友間柄であり、彼が指揮権をもつまで叙勲断り続けてきたほど大切に思っている。 ヴァルドリンド騎士団敗北する原因となった戦闘方針主張したエルマー失意の中で退却し行方不明になったことを心配していたが、彼が無事帰国したことで安堵する帰国したエルマーアルトゥーク侵入し人狼族の命を奪うという計画誘ってきた際は激怒するが、ヴァルドリンド騎士団敗北責任感じエルマー覚悟押される形で参加し仲間集うアルトゥーク侵入した後はエルマーと共に無抵抗人狼族の命を奪ったが、エルマーヤーナ操られていることに気付き失望する即座に蛮行辞めマリーネへ報告謝罪を行うようエルマー進言する受け入れられることはなかった。罪のない人狼族の命を奪うことが非人道的な行為であることを何度も主張するも、エマルナ人質とする卑劣な戦いで女王クララの命を奪ったエルマー絶望するエルマー袂を分かった後は他の騎士団と共にアルトゥーク降伏エルマーが行った蛮行全て説明したヴァルドリンド帰国した後はマリーネに全て報告した後、責任をとって自害したゲルハルト ヴァルドリンド騎士団新たな団長。マリーネのことを姫様と呼ぶなど慕っており忠誠心は厚い。実戦専門家として指揮官務めている。 戦争における大義重要性理解しており、マリーネが人為的に混沌災害引き起こしてスタルクに勝利する決定した際には懸念示したものの代替案提示できず受け入れる。その後はマリーネの狂気引きずられる形でのヴァルドリンド騎士団暴走制止することができず後手回っていたが、マリーネとアレクシス結ばれたことでようやくまともな騎士団運営ができるようになった。 ナヴィル・ジェルジェ 声 - 西凜太朗 セーヴィスを治める王。同盟所属テオ側から独立認めるように交渉を受けるがセーヴィス全て自分の物であるという返答をする。そのせいで、中立であった独立君主達の反感を買いテオ軍に敗北し撤退をする。その後同盟盟主ヴァルドリンド支援得て侵攻するが、テオ達の策によりラシック一騎討ち持ち込まれ戦死し聖印ラシックの物になった。 ジェリコ・オリック 声 - 高伸也 フォーヴィス王。爵位子爵アルトゥーク進軍に伴い抵抗意思示したため、テオやミルザー達に従属君主などを崩され自身ラシック軍に包囲された後にラシック一騎打ち行い敗北し聖印ラシックの物になった。 ブラニス 声 - 蓮岳大 フォーヴィスの独立君主爵位男爵毒蛇という異名を持つ。ヴィラール大親征伐の折りフォーヴィス王に従ったためヴィラール使者としてミルザーを差し向けられる。だが、ミルザーを謀殺しようと計る失敗し逆に部下ともども殺害された。 ラドヴァン・トーリアス 声 - 山本格 フォーヴィス領の港湾都市治め独立君主当初はフォーヴィス王と共に同盟であったテオとの戦い経て連合側へ、その後アルトゥーク条約側につくなど立場変えつつもうまく乗り切り続けた君主として珍しく民にも慕われておりテオもそんな姿勢感銘受けていたが、内心ではそれほど民の生活には興味はなく仁君として民に接しているのはあくまで演技に過ぎない先祖が民を軽視する統治したため、彼自身統治者となる以前多く人々から疑念抱かれており、そういった人々懐柔すべく徹底的に仁君として振る舞い最終的にはフォーヴィス領の港湾都市人々支持を得る至った。彼自身含めほとんどの人が気付いていないが、実は初代コルネーロ統治方法同じく民を扇動し民の支持最大武器としている。 フォーヴィスがヴィラールに従わなかったため、フォーヴィスに味方するテオ達と戦って敗北必至なため落としどころ探っていたが。テオ説得訪れたことを絶好機会判断し会談応じる。わざと民衆たちが囲む広場にて大声テオ対話自身望まぬ戦い巻き込まれ仁君であることを最大限宣伝し、あくまで民を守るためにやむをえずテオ降伏した誠実な人格者演じきった。テオの方でもラドヴァンが民から支持を得るためならば何でもやる人間だと判断し、わざとその演技乗じることで無血開城実現したヴィラール陣営にはいり後にテオ陣営にはいった後も、行動するのは民からの支持得られる判断した場合のみの人物として戦略加えられている。このため彼の本性知る人々の間では味方ではあるが、彼の利にならない場合には戦力として扱えない君主という認識になっている。 アルフレート・シェークス 声 - 内田直哉 クローヴィス王。ヴィラール大親征のおり、フォーヴィス王と共にヴィラールに従わなかったため軍を差し向けられるがフォーヴィスが5日落ちたと知ると降伏しヴィラール従属した同盟から連合移った後のアルトゥーク陥落後はアルトゥーク条約側につき、立場変えつつもうまく乗り切り続けた君主は代を重ねた名門がなるべきと考えており平民上がりテオラシックのことを快く思っておらず条約成立のおり、寝返り組なため名門であるセルジュ盟主推挙し発言権強めようとしたがセルジュ固辞して失敗する結果的にラシック盟主になることを渋々了承することになる。 テオシスティナ平定し帰還してきた後もテオ盟主になることを暗に反対する発言をしている。 ミルザーとの決戦武勲立てて発言権強めようとするがミルザーの猛攻撤退をすることになり、時代変わりつつあることを痛感した。 ミスラフ・シェークス 声 - 金子誠 アルフレート継嗣父親違い考え柔軟なため、世襲君主ではないテオ一代で名を挙げたことも好意的に受け止めている。父に従い同盟から連合移った後、今度アルトゥーク条約参加など数奇な運命を辿るが、時代の変化感じさせられる戦乱間近見られる自身立ち位置前向きに受け止めている。 ミルザーとの決戦初陣であり父親により戦功を建てさせる目的連れてこられたが、最後の決戦覚悟決めたミルザーの猛攻前に撤退した戦闘自体敗北するも、混沌時代において選ばれし者である立場人々平民達と平等に落命していく戦場見たことで混沌時代の終わり確信した。 ミルザーとの決戦父親から爵位受け継ぐ。 パーヴェル・ムラード 声 - 蓮岳大 スタルクの領主爵位子爵負け続けている同盟見切りをつけて、連合への寝返り画策し籠城していたが、スタルク征伐動き出したヴァルドリンド混沌災害利用され瘴気城内送り込まれ動けなくなったところをマリーネに刺され戦死したナユタ候 声 - 多田啓太 シャーン候 声 - 相馬康一 ノルド伯 声 - 石谷春貴 クバン候 声 - 蒔村拓哉 カリム声 - 高伸也

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大工房同盟(ファクトリー・アライアンス)

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グランクレスト戦記」の記事における「大工房同盟(ファクトリー・アライアンス)」の解説

大陸大勢力のひとつである軍事同盟大陸東側国々構成されている。

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