名鉄モ600形電車 (2代)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/03 15:46 UTC 版)
名鉄モ600形電車(めいてつモ600がたでんしゃ)は、名古屋鉄道(名鉄)が岐阜地区の直流600 V電化路線区の一つである美濃町線において運用する目的で、1970年(昭和45年)に導入した電車である。名鉄に在籍する吊り掛け駆動車各形式のうち、間接非自動進段制御器を搭載するHL車に属する。
注釈
- ^ 主電動機4基仕様当時のモ601・モ602は自重21.0 t[1]、軌条塗油装置を搭載するモ606は自重18.2 t[2]。
- ^ モ601・モ602の台車はボールドウィン・ロコモティブ・ワークス42-84-MCB-1[2]。
- ^ モ601・モ602のみ4基 / 両[3]。
- ^ 1982年(昭和57年)12月当時の諸元表においてモ601・モ602は主電動機4基仕様車として扱われているが[1]、1985年(昭和60年)12月当時の諸元表においては本形式6両全車とも主電動機2基仕様として扱われている[2]。
- ^ 1973年(昭和48年)当時に撮影された画像にて、既にスカーレット1色塗装に変更されていたことが明らかとなっている[10]。
出典
- ^ a b c d e 『ヤマケイ私鉄ハンドブック8 名鉄』 p.115
- ^ a b c 『私鉄の車両11 名古屋鉄道』 pp.174 - 175
- ^ a b c d 「私鉄車両めぐり(154) 名古屋鉄道」 (1996) p.213
- ^ a b c d 『ヤマケイ私鉄ハンドブック8 名鉄』 pp.70 - 71
- ^ a b 「私鉄車両めぐり(133) 名古屋鉄道」 (1986) p.196
- ^ a b c d e 「私鉄車両めぐり(87) 名古屋鉄道 2」(1971) p.62
- ^ a b c d e f g h 「名古屋鉄道 現有車両プロフィール2005」 (2006) p.248
- ^ 『日本の私鉄4 名鉄』 p.68
- ^ a b c d 『私鉄の車両11 名古屋鉄道』 p.85
- ^ a b c d e f g h i j k l 『RM LIBRARY130 名鉄岐阜線の電車 -美濃電の終焉(下)』 pp.33 - 35
- ^ a b c d e f g h i j k l m 「新車ガイド 名古屋鉄道モ600形」 (1970) pp.104 - 105
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o 『日車の車輌史 図面集 - 戦後私鉄編』 p.271
- ^ a b c 「岐阜市内、揖斐、谷汲、美濃町線の記録」 (2006) pp.120 - 121
- ^ a b c d e f g h 「名鉄600形のD-12台車 -琴急デ1形の面影を求めて-」 (2000) pp.114 - 115
- ^ 「私鉄車両めぐり(46) 名古屋鉄道 補遺」 (1961) p.36
- ^ 『RM LIBRARY130 名鉄岐阜線の電車 -美濃電の終焉(下)』 pp.14 - 16
- ^ a b c d e 『路面電車ガイドブック』 pp.378 - 379
- ^ 『RM LIBRARY130 名鉄岐阜線の電車 -美濃電の終焉(下)』 pp.9 - 10
- ^ 「名古屋鉄道車歴表」 (1996) p.238
- ^ a b c d e f g 「名古屋鉄道 現有車両プロフィール2005」 (2006) p.249
- ^ 「名古屋鉄道 現有車両プロフィール2005」 (2006) p.250
- ^ 「名古屋鉄道 現有車両プロフィール2005」 (2006) p.246
- ^ 『RM LIBRARY130 名鉄岐阜線の電車 -美濃電の終焉(下)』 p.36
- ^ 『まるごと名古屋の電車 ぶらり旅してここが気になる』 pp.122 - 127
- ^ 名鉄モ605について | 飛騨フォレストビレッジ
- ^ a b 旧名鉄美濃町線美濃駅 - 美濃市観光情報 2014年12月15日閲覧
- 1 名鉄モ600形電車 (2代)とは
- 2 名鉄モ600形電車 (2代)の概要
- 3 主要機器
- 4 運用
- 5 保存車両
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