三河鉄道デ300形電車とは? わかりやすく解説

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三河鉄道デ300形電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/23 17:09 UTC 版)

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三河鉄道デ300形電車
名鉄モ3000形電車
デ300形301
基本情報
運用者 三河鉄道名古屋鉄道
製造所 日本車両製造
製造年 1929年昭和4年)
製造数 2両
主要諸元
軌間 1,067 mm(狭軌
電気方式 直流1500 V架空電車線方式
車両定員 120人(座席56人)
車両重量 36 t
全長 17,594 mm
全幅 2,730 mm
全高 4,107 mm
車体 半鋼
台車 日本車輌 鉄道省型ボギー台車
主電動機 三菱電機 MB-98-A
主電動機出力 100 PS
搭載数 4基 / 両
歯車比 75 : 16
制御装置 電空単位スイッチ式間接非自動加速制御(HL制御)
三菱造船
制動装置 三菱電機 AMM自動空気ブレーキ
備考 1944年の諸元表より[1]
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三河鉄道デ300形電車(みかわてつどうデ300がたでんしゃ)は、三河鉄道が新製した通勤形電車。後年三河鉄道が名古屋鉄道(名鉄)へ吸収合併されたことに伴い、モ3000形と改称された。

沿革

三河鉄道が導入した半鋼製電車である。1929年(昭和4年)1月に2両(301・302)が日本車輌製造で製造された。1941年(昭和16年)、三河鉄道が名古屋鉄道に合併されると、デ300形はモ3000形(3001・3002)に改称する。主に三河線で運用された。

1966年(昭和41年)に廃車となる。台車は3730系に転用。車体は福井鉄道に譲渡され150形となった。

脚注

  1. ^ 清水武、田中義人『名古屋鉄道車両史 上巻』アルファベータブックス、2019年、161頁。ISBN 978-4865988475

参考文献

  • 清水武、田中義人「名古屋鉄道車両史 上巻」、アルファベータブックス、2019年4月。



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