名鉄DB30形ディーゼル機関車とは? わかりやすく解説

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名鉄DB30形ディーゼル機関車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/10 09:36 UTC 版)

名鉄DB30形ディーゼル機関車
基本情報
運用者 名古屋鉄道
所有者 トヨタ自動車工業
製造所 日本輸送機
製造年 1960年
製造数 2両
引退 1988年
主要諸元
軸配置 B
軌間 1,067 mm
全長 5,250 mm
全幅 2,720 mm
全高 2,620 mm
運転整備重量 10.0 t
動力伝達方式 機械式
機関 トヨタ自動車工業2Dディーゼル機関1基
変速機 岡村製作所RM-118
制動装置 手動・空気
出力 95 ps/1,800 rpm
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名鉄DB30形ディーゼル機関車(めいてつDB30がたディーゼルきかんしゃ)は、かつて名古屋鉄道で運用されたディーゼル機関車である.2輌(31、32)が存在した。

概要

1960年(昭和35年)、日本輸送機が製造した小型のディーゼル機関車である。

主に31は三河線土橋駅トヨタ自動車土橋工場にの専用線で使用され、32は土橋工場で使用後、本社工場で使用された。車両の所有権はトヨタ自動車にあるが、車籍は名古屋鉄道に編入されていた。三河線土橋駅の専用線以外でも、日本国有鉄道(国鉄)岡多線北野桝塚駅の専用線でも使用された。

32は1975年(昭和50年)10月に、同じくトヨタ自動車本社工場で運用されていたDB12とともに廃車された。

31は1984年(昭和59年)鉄道による自動車輸送が中止された後も在籍していたが、1988年(昭和63年)に国鉄岡多線が第三セクター愛知環状鉄道に移管されたことにより不要となり、同年12月に廃車された。

参考文献

  • 清水武・田中義人・澤内一晃『名古屋鉄道の貨物輸送』フォト・パブリッシング、2021年。ISBN 978-4-8021-3270-1 




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