名鉄ク2070形電車とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 名鉄ク2070形電車の意味・解説 

名鉄ク2070形電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/28 20:18 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
名鉄サ2070形電車
名鉄ク2070形電車
サ2070形2071
基本情報
運用者 名古屋鉄道
製造所 関西鉄道四日市工場[1]
製造年 1898年(明治31年)
製造数 1両
改造所 名古屋鉄道鳴海工場
改造年 1942年(昭和17年)
主要諸元
軌間 1,067 mm(狭軌
車両定員 120人(座席40人)
車両重量 21.0 t
全長 15,254 mm
全幅 2,700 mm
全高 3,882 mm
車体 木造
台車 ボギー台車
制御装置 電空単位スイッチ式
間接非自動加速制御(HL制御)
制動装置 PF自動直通ブレーキ
備考 データはク2070形のもの。1944年の諸元表より[2]
テンプレートを表示

名鉄ク2070形電車(めいてつク2070がたでんしゃ)は、かつて名古屋鉄道で運用された電車制御車)である。

戦争の激化により、名鉄は輸送量増大に対応すべく車両増備が必要となり、旧式車輌の購入を考えた。1940年(昭和15年)、名鉄は鉄道省から旧式車輌のホユニ5070の払い下げを受け、自社の鳴海工場で車体補強など改造。1941年(昭和16年)、サ2070形(2071)として運用を開始する。改造は車体は補強程度としたため、外観はホユニ5070ほぼそのままであった。1942年(昭和17年)に付随車に改造されク2070形(2071)となる。

1963年(昭和38年)廃車。

脚注

  1. ^ 小寺 2021, p. 78.
  2. ^ 清水・田中 2019, p. 163.

参考文献

  • 加藤久爾夫・渡辺肇「私鉄車両めぐり 名古屋鉄道」『鉄道ピクトリアル アーカイブスセレクション』第30号、電気車研究会、2015年1月、 122 - 165頁。
  • 清水武、田中義人『名古屋鉄道車両史 上巻』アルファベータブックス、2019年。ISBN 978-4865988475
  • 小寺幹久『名鉄電車ヒストリー』天夢人、2021年。 ISBN 978-4635822695



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

名鉄ク2070形電車のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



名鉄ク2070形電車のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの名鉄ク2070形電車 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS