名鉄サ40形電車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 19:43 UTC 版)
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サ40形
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基本情報 | |
運用者 | 名古屋鉄道 |
製造所 | 元ワ204:日本車輌製造 元ワ205:名古屋電車製作所 元ワ206・ワ207:鉄道車両製造所 |
種車 | ワ200形204-207 |
製造年 | 日本車輌製:1911年(明治44年) 名古屋電車製:1913年(大正2年) 鉄道車両製:1899年(明治32年) |
改造所 | 名古屋鉄道 |
改造年 | 1944年(昭和19年) |
改造数 | 4両 |
投入先 | 広見線 |
主要諸元 | |
軌間 | 1,067 mm(狭軌) |
車両定員 | 48人(座席なし) |
車両重量 | 6.0 t |
全長 | 6,274 mm |
全幅 | 2,642 mm |
全高 | 3,213 mm |
車体 | 木造 |
制動装置 | 側ブレーキ |
備考 | 1944年の諸元表より[1]。 |
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名鉄サ40形電車(めいてつサ40がたでんしゃ)は、かつて名古屋鉄道で運用されていた電車(付随車)である。
太平洋戦争末期、軍需輸送がさらに増加し輸送力強化が重要視されていた。しかし、資材不足で新規の車両は製造できない状態となっていた。そのため、一部の貨車を改造し付随車化。輸送力強化が計られた。1944年(昭和19年)、元尾西鉄道の有蓋車ワ200のうち204 - 207を自社改造。窓の設置などを行い、サ40形(41 - 44)として竣工する。有蓋車の扉を転用した扉を中央に配し、側面窓配置は2D2であった。座席は設置されていなかった。広見線では、サ60形と共にモ1300形に牽引されていた。
1947年(昭和22年)に貨車(ワフ200)に再改造された。
脚注
- ^ 清水・田中 2019, pp. pp. 139, 164.
参考文献
- 加藤久爾夫・渡辺肇「私鉄車両めぐり 名古屋鉄道」『鉄道ピクトリアル アーカイブスセレクション』第30号、電気車研究会、2015年1月、 122 - 165頁。
- 清水武、田中義人『名古屋鉄道車両史 上巻』アルファベータブックス、2019年。ISBN 978-4865988475。
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