名鉄ト750形貨車とは? わかりやすく解説

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名鉄ト750形貨車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 01:52 UTC 版)

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名鉄ト750形貨車
基本情報
車種 無蓋車
運用者 名古屋鉄道
所有者 名古屋鉄道→三河貨車組合、大同製鋼
改造年 1941年昭和16年)
改造数 15両
消滅 1968年(昭和43年)
主要諸元
車体色
軌間 1,067 mm
全長 6,769 mm
全幅 2,514 mm
全高 1,695 mm
荷重 12 t
自重 6.25 t
換算両数 積車 1.2
換算両数 空車 0.6
軸距 3,048 mm
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名鉄ト750形貨車(めいてつト750がたかしゃ)とは、かつて名古屋鉄道で運用されていた木造貨車無蓋車)である。

概要

  • 元は1924年大正13年)に名古屋電車製作所で製造された瀬戸電気鉄道の12t積木造無蓋車ト100形(ト101 - ト115)である。15両が製造された。1939年昭和14年)に瀬戸電気鉄道は名古屋鉄道と合併すると名古屋鉄道に引き継がれる。1941年(昭和16年)にト750形(ト751 - ト765)に改番する。
  • 国鉄直通貨車として瀬戸線で運用されるが、昭和30年代前半に1両が廃車。残る車両は昭和30年代に空気制動を設置する改造を受ける。1963年(昭和38年)に三河線に転出し、私有貨車として運用される。
  • 国鉄の貨物列車の速度がヨンサントオダイヤ改正により75 km/hに引き上げられるのに伴い、ト750形はその条件に対応できなかったこと、また、名鉄の私有貨車制度の廃止により、1968年(昭和43年)に形式消滅となった。

脚注

参考文献

  • 清水武・田中義人・澤内一晃『名古屋鉄道の貨物輸送』フォトパブリッシング、2021年。ISBN 978-4-8021-3270-1



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