三河鉄道デ400形電車
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三河鉄道デ400形電車(みかわてつどうデ400がたでんしゃ)は、後の名鉄三河線・蒲郡線などに相当する路線を敷設・運営した三河鉄道が、1940年(昭和15年)に導入した電車(制御電動車)である。
注釈
- ^ その後、デハ6369、デユニ33854を経て、1928年(昭和3年)の改番でモユニ2005となった[8]。
- ^ 両形式は屋根部の寸法が異なり、幕板上部から屋根部頂点までの寸法が南武モハ500形は434 mmであるのに対して本形式は401 mmと33 mm低屋根化されている[6][9]。そのため、軌条面からの車体高も南武モハ500形の3,700 mmに対して本形式は3,667 mmと異なる[6][9]。また外観上、側面乗務員扉の有無や、屋根上ベンチレーター配置などにも一部差異を有する[6][9]。
- ^ ただし、名鉄作成の車両形式図においては、車掌側の側窓は運転台側側窓と同一形状にて図示されており、狭幅窓とはなっていない[6]。
- ^ ただし、雑誌『鉄道ピクトリアル』1961年7月号「私鉄車両めぐり(46) 名古屋鉄道 補遺」掲載の主要諸元表によると、モ3101であった当時の1961年(昭和36年)7月時点で既に片運転台仕様に改造されていたとされる[13]。
出典
- ^ a b c d e f g h 「名古屋鉄道の車両前史 現在の名鉄を構成した各社の車両」 (1986) pp.173 - 174
- ^ a b c d e f 「監督局 第3795号 名古屋鉄道電動客車竣功ノ件(旧三河鉄道所属) 昭和16年7月16日」
- ^ a b c 『日本の私鉄4 名鉄』 p.129
- ^ a b c 『私鉄の車両11 名古屋鉄道』 p.179
- ^ 「私鉄車両めぐり(27) 名古屋鉄道 3」 (1956) p.35
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o 『RM LIBRARY187 名鉄木造車鋼体化の系譜 -3700系誕生まで-』 p.34
- ^ a b c d e f g 『RM LIBRARY187 名鉄木造車鋼体化の系譜 -3700系誕生まで-』 p.47
- ^ a b 『旧型国電車両台帳 院電編』
- ^ a b c d e 『私鉄買収国電』 p.45
- ^ a b 『名鉄電車 昭和ノスタルジー』 p.128
- ^ a b c d e 『名鉄電車 昭和ノスタルジー』 p.178
- ^ 鉄道技術史 - 制御器史余話 - 白井昭電子博物館 2015年3月1日閲覧
- ^ a b c 「私鉄車両めぐり(46) 名古屋鉄道 補遺」 (1961) p.37
- ^ 「特集 白井昭の一口メモ」 (PDF) - 名古屋レールアーカイブス NRA NEWS No.15(2013年8月) 2015年3月1日閲覧
- ^ a b c 「私鉄車両めぐり(87) 名古屋鉄道 2」(1971) p.60
- ^ a b 「名古屋鉄道の輸送・運転業務に携わって」 (2006) pp.128 - 129
- ^ 『RM LIBRARY187 名鉄木造車鋼体化の系譜 -3700系誕生まで-』 pp.32 - 33
- ^ a b c d 『名鉄電車 昭和ノスタルジー』 p.141
- ^ a b 「私鉄車両めぐり(87) 名古屋鉄道 2」(1971) p.65
- ^ 『名鉄電車 昭和ノスタルジー』 p.145
- ^ 『名鉄電車 昭和ノスタルジー』 p.179
- 1 三河鉄道デ400形電車とは
- 2 三河鉄道デ400形電車の概要
- 3 運用
- 4 脚注
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