名鉄トム950形貨車とは? わかりやすく解説

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名鉄トム950形貨車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 06:27 UTC 版)

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名鉄トム950形貨車
基本情報
車種 無蓋車
運用者 名古屋鉄道
所有者 名古屋鉄道
改造年 1941年昭和16年)
改造数 10両
消滅 1968年(昭和43年)
主要諸元
車体色
軌間 1,067 mm
全長 7,832 mm
全幅 2,451 mm
全高 2,374 mm
荷重 15 t
自重 7.55 t
換算両数 積車 2.0
換算両数 空車 0.8
軸距 3,898 mm
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名鉄トム950形貨車(めいてつトム950がたかしゃ)とは、かつて名古屋鉄道で運用されていた貨車無蓋車)である。

概要

  • 元は1926年大正15年)に日本車輌製造で製造された瀬戸電気鉄道の15t積無蓋車トム200形(トム201 - トム210)である。国鉄直通貨車であった。1939年昭和14年)に瀬戸電気鉄道が名古屋鉄道と合併すると名鉄に引き継がれる。1941年(昭和16年)にトム950形(トム951 - トム960)に改番する。
  • 戦後は瀬戸線で国鉄直通貨車として運用され、空気制動の設置の改造がされている。昭和30年代後半には一部が私有貨車となる。
  • 国鉄の貨物列車の速度がヨンサントオダイヤ改正により75 km/hに引き上げられるのに伴い、トム950形はその条件に対応できなかったこと、また、名鉄の私有貨車制度の廃止により、1968年(昭和43年)に形式消滅となった。

脚注

参考文献

  • 清水武・田中義人・澤内一晃 『名古屋鉄道の貨物輸送』フォトパブリッシング、2021年。ISBN 978-4-8021-3270-1 



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