名鉄ワ180形貨車とは? わかりやすく解説

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名鉄ワ180形貨車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/27 02:08 UTC 版)

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名鉄ワ180形貨車
基本情報
車種 有蓋車
運用者 名古屋鉄道
所有者 名古屋鉄道
改造年 1941年昭和16年)
改造数 7両
消滅 1965年(昭和40年)
主要諸元
車体色
軌間 1,067 mm
全長 6,314 mm
全幅 2,261 mm
全高 3,214 mm
荷重 10 t
自重 4.94 t
換算両数 積車 1.2
換算両数 空車 0.6
軸距 3,048 mm
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名鉄ワ180形貨車(めいてつワ180がたかしゃ)とは、かつて名古屋鉄道で運用されていた木造貨車有蓋車)である。

元は三河鉄道の木造有蓋車である。ここでは三河鉄道時代に有蓋緩急車に改造されたワフ90形についても記述する。

概要

  • 元は1914年大正3年)に天野工場で製造された三河鉄道の7 t 積木造有蓋車ワ200形(ワ201 - ワ212)である。貨物量の増加に伴い1917年(大正6年)に8 t 積に改造され、1927年昭和2年)に10 t 積に改造される。1928年(昭和3年)に3両が鉄骨木造車体の有蓋緩急車に改造され、ワブ50形とほぼ同型のワブ60形(ワブ61 - ワブ63)となる。ワ200形は事故により2両が廃車され、1931年(昭和6年)にワ180形に改番、同時に車番も整理され、ワ181 - ワ187の7両となる。1941年(昭和16年)に三河鉄道が名古屋鉄道に合併すると名古屋鉄道に引き継がれ、ワ180形は改番されなかったがワブ60形はワフ90形(ワフ91 - ワフ93)に改番される。
  • ワ180形は西部線三河線で運用され、1961年(昭和36年)に形式消滅。ワフ90形は三河線で運用され、昭和20年代後半に空気制動を設置する。1965年(昭和40年)に形式消滅。

脚注

参考文献

  • 清水武・田中義人・澤内一晃 『名古屋鉄道の貨物輸送』フォトパブリッシング、2021年。ISBN 978-4-8021-3270-1 



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