名鉄モ570形電車とは? わかりやすく解説

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名鉄モ570形電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/22 18:47 UTC 版)

名鉄モ570形電車(めいてつモ570がたでんしゃ)は、かつて名古屋鉄道(名鉄)に在籍していた路面電車用車両。1950年昭和25年)から戦後初の岐阜市内線および美濃町線用新製車両として登場したもので、岐阜市内線用車両としては初の四軸ボギー車であった。


  1. ^ モ574・575は日本車輌製造製。
  2. ^ a b 端子電圧600V時定格出力37.3kW
  3. ^ 秋田市電60形および200形・川崎市電500形・土佐電気鉄道200形等。また、本家である東京都交通局においても同時期に6000形と同一の車体を持つ車体更新車(3000形4000形)を多数製造しており、その設計は戦後間もない時期における前後扉型路面電車車両の事実上の標準仕様となっていた。
  4. ^ その他、正面行先表示窓が都電6000形のそれよりも幾分小さい点が異なっていた。この行先表示窓は程なく使用停止となり、後年埋め込まれて撤去されている。
  5. ^ 諸元表には「帝車低床式」との記載あり。正式型番は不明。
  6. ^ ワンマン運転関連機器は廃車となったモ530形(2代)531およびモ550形(2代)559より流用したものであった。
  7. ^ 本形式が全廃となった2005年平成17年)3月時点では、本形式が名鉄在籍車両中唯一の白熱灯照明装備車両であった。
  8. ^ モ575の台車を含む主要機器はオーストラリアタスマニア州に所在するローンセストン市電博物館へ譲渡された。
  9. ^ 岐阜市内線の運用の大半が揖斐線への直通運転を行うようになったため、軌道線区間専用車両であった本形式の出番は必然的に激減したことによるものである。ただし、車両故障等による臨時代走で日中の運用に入ることも稀に見られた。


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