同・化とは? わかりやすく解説

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どう‐か〔‐クワ〕【同化】

読み方:どうか

[名](スル)

異な性質態度思想などが、感化され同じになること。また、感化して同じにさせること。「現地風習に—する」「他民族を—する」

知識などを取り込んで、完全に自分のものにすること。「西欧文化を—する」

生物外界から摂取した物質を、特定の化学変化経て自己の成分あるいは有用な物質合成する反応植物の光合成など。アナボリズム同化作用。⇔異化

音変化一種。同じ語の中にある一つの音(おん)が他の音とまった同音になるか、一部性質共通する音に変わるかする現象。前の音が後の音を同化する場合順行同化。フロシキフルシキ)と、後の音が前の音を同化する場合逆行同化。オシルコオシロコ)とがある。


同化

移民目的地条件適応する過程は数種類分けられる。すなわち、帰化(331-1)、つまり法的市民権獲得吸収 1、つまり入移民国の経済的生産活動への参加、同化 3、つまり一般市民と平等の立場での社会的構造への統合文化的適応 2、つまり到着地人々習慣価値従い適応することである。


同化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/01/20 08:24 UTC 版)

同化(どうか)




「同化」の続きの解説一覧

同化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/19 13:50 UTC 版)

秋田弁の音韻」の記事における「同化」の解説

連母音第二音節母音のみの場合逆行同化を起こす例えばオシエデ(教えて)がオシェデになるような /sie/ から /se/ への変化、アゲテオグ(開けておく)がアゲトグになるような /teo/ から /to/ への変化コノ アエンダ(この間)からコナエンダになるような /noa/ から /na/ への変化などがある。

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同化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 06:05 UTC 版)

代謝」の記事における「同化」の解説

同化(同化作用)とは、外部から取り込んだ物質生合成する事を指す。ATP還元ピリジンヌクレオチドなどの異化反応によって得られエネルギー用い酵素反応利用し単純な前駆体経て核酸タンパク質多糖脂質など複雑な生体高分子さらには増殖を行う過程である。 同化反応異化のように代謝系注目するよりも、低分子無機物取り込み無機物から低分子有機物構築ならびに生体高分子構築という順に、生体分子構築過程注目する理解しやすい。 なお、無機態の炭素窒素硫黄取り込み可能にするのは独立栄養生物のみであり、従属栄養生物生体高分子有機物)の異化から生合成系へ流れていく。したがって、この点でも異化と同化は関連していることがわかる。

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同化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 15:07 UTC 版)

聖刻1092」の記事における「同化」の解説

操兵搭乗中操手意識身体離れ仮面乗り移った態となること。操兵乗り極意とされる人機一体」の極限の姿ともいえる。格の高い仮面備えた狩猟機稀に起こるとされている。

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同化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/12 04:01 UTC 版)

東ロンバルド語」の記事における「同化」の解説

東ロンバルド語では、単語境界での逆行同化が一般的である。同化は完全なものも部分的なものもありうる。 完全な同化は、2つ閉鎖音合わさった時に起こる。この場合最初閉鎖音2番目の閉鎖音に完全に吸収され結果として生じる音は2番目の子音の全特徴を有するが、かなり伸長する。例として、 el ga fatla = [ɛl ɡa fa‿ˈpːalɔ] l'è tròp calt (暑すぎる) = [ˌlɛ trɔ‿ˈkːalt] el gat bianc (白猫) = [el ɡa‿ˈbːjaŋk] 同じ現象は、閉鎖子音鼻音または流音直前に来る場合も起こる。 en gat négher ("黒猫") = [ɛŋ ɡa‿ˈnːeɡɛr] l'è tròp mis = [ˌlɛ trɔ‿ˈmːis] so ché strac mórt (死ぬほど疲れた)= [so ˌke stra‿ˈmːort] 完全な同化は、閉鎖音摩擦音直前に来る場合にも起こり得る例えばl'è nitrt = [ˌlɛ ni‿ˈvːert]。 鼻音+閉鎖音並び別の閉鎖音または摩擦音隣り合うと、最初閉鎖音は完全になくなり鼻音部分的な同化を受ける。 この場合伸長起こらない。 例として、 el ga 'l sanch blö (彼は青い血貴族)だった)= [ɛlˌɡal sam‿ˈblø] l'è lonc fés = [ˌlɛ loɱ‿ˈfes] しかし、閉鎖音が/z/の直前に来る時、同化は両方の子音を伴いその結果破擦音となる。 l'è nit zó ècc = [lɛ ˌni‿dːzo ˈɛ] l'è tròp zalt (それは黄色(臆病)すぎる) = [ˌlɛtrɔ‿ˈdːzalt] 音素/n/は、次の子音調音部位にて同化が可能である。 したがって、/nk/ と /nɡ/内の/n/ は軟口蓋音[ŋ]で、 /nv/ と /nf/内の/n/ は唇歯音[ɱ] である。単語の中では、/p/ および/b/の前で音素/n/ は決し音声転写されず、そこには代わりに/m/ が表記される。/n/ → /m/を含む鼻音の同化もまた単語境界またいで行われる。 例として、 en ca () = [ɛŋ‿ˈka] vàghen fò (急げ) = [ˌvaɡeɱ‿ˈfɔ] l'an pasàt (昨年) = [ˌlampaˈsat]

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同化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 20:32 UTC 版)

ソグド人」の記事における「同化」の解説

ソグディアナ8世紀中ごろアッバース朝支配下入り、それ以後イスラム化進行するにつれてソグド人宗教的文化的独自性徐々に失われていく。特に9世紀サーマーン朝治下では、アラビア文字ペルシア語主流となった一方カラハン朝以後テュルク系イスラム王朝治下テュルク化が進むと、アラビア文字テュルク語支配的となっていく。10世紀最後30年間までは、ソグド語ペルシア語併用するソグド人がいたが、都市部エリート層から使用者減っていき、農村部ソグド語保持された。ソグディアナでは8世以降史料少ないため、ソグド語使われなくなるまでの経緯不明である。ソグディアナは、イスラム世界マー・ワラー・アンナフルと呼ぶ地域一部となった9世紀から11世紀にかけてソグディアナホラズム教育受けた学者には、ビールーニーファーラービーイブン・スィーナーフワーリズミーらがいる。中国ソグド人は、ウイグル可汗国滅亡以降漢人に同化していったソグド信仰であるゾロアスター教祆教)は、開封中心として11世紀まで保持された。テュルク化したソグド人ウイグル人とともに活動し貿易外交役割発揮した11世紀以降ソグド人テュルク人国家カラハン朝や西ウイグル国で活動していたと推測されるカラハン朝出身学者であるマフムード・カーシュガリーの『ディーワーン・ルガート・アッ=トゥルクトルコ語版)』(トルコ語アラビア語総覧)では、西部天山北麓11世紀までソグディアナ出身ソグド人集団確認される。彼らはソグド語テュルク語カラハン朝トルコ語トルコ語版))のバイリンガルであり、テュルク服装習慣染まっていたという。しかし彼らはその12世紀後にソグド文字ソグド語を使わなくなった西トルキスタン大部分ではテュルク語ペルシア語替わったものの、山間部ではソグド語保たれた。20世紀後半ザラフシャン河上流にあるヤグノーブ渓谷で約3千人ヤグノビ人話されていたヤグノブ語 は、ソグド語直系考えられている。東トルキスタンにいたソグド人西ウイグル王国甘州ウイグル王国暮らし、ほかの民族中に溶け込んでいった。

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同化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/21 08:17 UTC 版)

配色」の記事における「同化」の解説

互いの色の違い緩和され見え現象で、周辺の色と近い性格を持つようになる背景色別の色を縞模様水玉模様として差し込んだときに発生する現象で、背景色差し込んだ色に近づいて見える。互い色相明度彩度が近いほど、また差し込む色が細かいほど発生しやすい。例えば、みかんがの網に入れて売られているのはこの効果狙ったもので、みかんをより鮮やかに美味しそう見せることを目的としている。ベツォルト効果とも呼ばれる

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同化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 07:27 UTC 版)

融合 (ドラゴンボール)」の記事における「同化」の解説

ナメック星」および「ピッコロ (ドラゴンボール)」も参照 ナメック星人が行融合肉体エネルギーとを同化させることによって2つ個体結合する融合する際にはベースとなる個体がもう1人の胸に手を置き融合する融合後はベースとなった個体支配するが、ベースとならなかった個体記憶や力も融合後の個体継承されるタイプ違いに関係なく融合することができ、融合によって、それぞれのナメック星人が持つ能力総合し強化を図ることが可能。ネイル融合する際にピッコロが「気に入らなければすぐに追い出す」と述べているが、ネイルケース含め一度融合すると再び分離することができなくなる。

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同化

出典:『Wiktionary』 (2018/07/05 10:18 UTC 版)

名詞

どうか

  1. 異な思想などを同じにしたり、させたりすること。
  2. 知識などを自分のものにすること。
  3. 変化で、ある隣接する影響受けて、同じまたは一部共通する音に変わること。
  4. 生物エネルギー失う起こす反応
  5. 心理学で、環境自分中に取り入れること
  6. 社会学で、個人集団が他の個人集団感情などを習得することで経験などを共有すること。
  7. マグマが、岩石などを取り込んで一つの物質に変化させること
  8. 同化効果

関連語

対義語


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