バルブ
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バルブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 23:01 UTC 版)
詳細は「バルブステム」を参照 バルブは空気を入れる部分の弁である。全5種類があり、そのうち日本で一般に見られるのはJIS D 9422『自転車用タイヤバルブ』に規定されている英米仏の3種類が主要である。各バルブに合致した空気入れを使わないと正しく充填できない。空気入れの中には、複数のバルブに対応した物も多くある。またバルブ間の変換アダプターも200円程度で売られている。 英式バルブ(ウッズバルブ、ダンロップバルブ)Dunlop valve (Woods valve, Hollands valve, English valve) スコットランドの発明家ジョン・ボイド・ダンロップの名に因んでダンロップバルブとも呼ばれる。日本ではいわゆるママチャリを中心にもっとも普及しているバルブ。高い空気圧には対応できず空気漏れもしやすいがバルブの補修は容易。ただし、虫ゴムと呼ばれる細いゴムチューブの弁が劣化しやすく、劣化が進むと急速に空気漏れが起こるため、定期的に交換が必要。虫ゴムを使わない改良タイプの「スーパーバルブ」という製品も発売されている。 米式バルブ(シュレーダーバルブ)Schrader valve (Auto, Moto, American valve) ドイツ系アメリカ人の発明家オーガスト・シュレイダー(英語版、ドイツ語版)の名に因んでシュレーダーバルブとも呼ばれる。主にマウンテンバイクやBMXなど激しいライディングを想定した自転車に採用される。シティサイクルやマウンテンバイクをベースにしたクロスバイクにもよく使われている。構造が単純で扱いやすい。また頑丈で空気も漏れにくいがやや重い。自動車やモーターサイクルと共通であるため、ガソリンスタンドで空気を入れてもらえる。バルブ外径が英式と同じ為、英式バルブ装備車と相互に交換することが可能。 仏式バルブ(フレンチバルブ、プレスタバルブ)Presta valve (Sclaverand valve, French valve) ロードバイクやクロスバイク、XC用のマウンテンバイクなどレース用の自転車でよく使われる。ピストバイクにも使われている。チューブラータイヤもほとんどこのタイプである。高圧の充填が可能。先端の小さなナットを緩め、いったん押し込んで弁を開いてから充填する。軽量だが構造的に華奢。 競輪バルブ 基本的な構造は英式と同じだが、細い。競輪用のチューブラータイヤで使用される。競輪車をベースにしているためピストバイクにもそのまま使われる事がある。 イタリアンバルブ(レヂナバルブ) 外観は仏式に似ているが、バルブがねじ止めされており取り外し交換できるようになっている。ヨーロッパ(イタリア、ドイツなど)の一般車で見かけるが、日本国内ではまず見ない。 米式バルブと仏式バルブはその構造から専用の圧力計を使用して空気圧を計測することができる(米式なら自動車用ゲージが使用出来るが、小型自動車向けゲージは最大でも500 kPa(約73 psi)程度までしか測れないため、これ以上の高圧タイヤの場合は使用できない)。このため、空気圧の調整・管理が容易であることから、競技・スポーツ用自転車のほとんどには、米式か仏式いずれかのバルブが採用されている。また、現在の英国では、実用車も含めて仏式バルブが主流である。 英式 米式 仏式 伊式(レヂナバルブ) バルブ変換アダプター
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バルブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 17:01 UTC 版)
「ショックアブソーバー」の記事における「バルブ」の解説
バルブは後述のポートを塞ぐように取り付けられている板状のばねである。変位速度が低速もしくは変位が停止しているとき、バルブはポートを完全に塞いでいるが、変位速度が一定の速度を越えるとオイルの圧力によってバルブは押し開けられてオイルが通り始める。変位速度が増加するに従ってバルブは大きく変形しオイル経路が序々に拡大していく。この過渡期の変位速度を中速域(約0.10 - 0.30 m/sec)と呼び、減衰力特性をバルブ特性(またはバルブ+ポート特性)と呼ぶ。バルブ特性は曲率の高い旋回時などの特性に深く関連する。また、バルブは通常片側にしか動かず、ピストンが反対側に動く場合にはポートを塞いだままとなる。例えば、複筒式ショックアブソーバーが縮むとき、ピストンバルブは閉じる。この場合、オイル経路はオリフィスのみとなる。
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バルブ
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バルブの材質はチタンが主流である。閉じる方法として金属ばねが長く用いられたが、1990年代のエンジンの高回転化の進展に伴い、圧縮空気をばねの代わりに用いたニューマチック式が現在の主流である。このニューマチック方式は、1986年にルノーが初めて採用した。金属ばねでは、回転数が上昇すると共にサージングと呼ばれる共振現象が発生し、回転数の上昇の妨げになるからである。 エンジンの吸気効率や排気効率を高めるため、最初期に2本(吸気1本・排気1本)だったバルブの数は、4本(吸気2本・排気2本)が主流となった。1990年代前半、エンジンのバルブを1気筒あたり5本(吸気3本・排気2本)としたエンジンをヤマハやフェラーリが実戦に投入したが、普及することはなかった。
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バルブ
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「バルブ」も参照 1814年にハインリッヒ・シュテルツェル(Heinrich Stölzel)が金管楽器用のバルブを発明した。その後、さまざまな方式のバルブが提案され、普及していった。現在では多くの金管楽器が何かしらのバルブを持ち、バルブを一つも持たないものは限定的である。 さまざまな組み合わせ 取りつけられるバルブの数はさまざまであるが、多くの金管楽器では3つを基本とし、いくつか追加される場合がある。通常右手だけで操作するが、ホルンやワグナーチューバは左手で操作する。またユーフォニウムの中には4番(第四)バルブのみ左手で操作するものがあり、チューバにもバルブがたくさんついていて左手を使うものがある。 各々のバルブは主管の途中に取りつけられ、バルブの容器には迂回管が接続されている。迂回管の選択によって、空気の流れる管の長さが伸び、音程は下がる。たいていの場合は、バルブを作動させないときには空気の流れが迂回せず直通するようになっているが、特別な場合に取りつけられる「上昇バルブ」では、動作がその逆である。 3つ以上のバルブを持つ楽器の多くは、次のように設定されている。 1番(第一)バルブは、全音(2半音、一音)下がる。 2番(第二)バルブは、半音下がる。 3番(第三)バルブは、全音半(3半音、一音半)下がる。 数字の若い方から人差し指、中指、薬指にそれぞれ対応し、これらの組み合わせにより、最大で約3全音(6半音)下げることができるが、複数の組み合わせによって生じる管の長さは、本来よりもわずかに短い。4番(第四)バルブは、2全音半(5半音、二音半)下がる設定のものが多いが、ホルンでは楽器全体の調子をF管からB♭管に変化させるものが一般的である。これは複数のバルブの組み合わせによって生じる誤差を小さくするためにも大切な機能である。多くの場合、トロンボーンの追加のバルブもこの4番バルブと同じ機能を持つ。 ピストン・バルブ ピストン・バルブは、円筒の容器の中を往復する、管を植え込まれたピストンによって管を選択する。 ロータリー・バルブ ロータリー・バルブは、円筒状の容器の中を回転する駒によって管を選択する。これを発展させたものに「三叉バルブ」や「セイヤー・バルブ」などがあるが、それらは発明者の特許物であることが多い。通常のロータリー・バルブでは、等間隔に4つの穴の明けられた容器の中を、その隣り合う2つの穴を結ぶための向かい合った2つのU字型の溝を加工した駒が、90度回転する。操作のためのレバーの動きを駒に伝える仕組みには、紐を用いる場合と、機械的な連結とがある。 ウィンナ・バルブ ウィンナ・バルブ(またはダブル・ピストン・バルブ)は、平行する一対のピストンから成り、ピストンの中を移動する駒によって管を選択する。金管楽器のバルブとして初期に提案された方式の一つであり、現在はウィーン式のホルンにのみ使用されている。 その他の特殊バルブ これらの伝統的なバルブ装置のほか、特にトロンボーン用として、セイヤーバルブ、ハグマンバルブ等の特殊なバルブ装置が使用されている。トロンボーンにおいて特にこのような特殊バルブが用いられる背景として、もともとトロンボーンという楽器は管体の形状が単純で演奏時の抵抗が少なく、バルブ操作による抵抗の変化が演奏性や音色に影響を与えがちであることに加え、トロンボーンの持つバルブ装置の数が少ないことから、バルブ装置の大きさや重量が比較的気にならなかったという事情があると考えられる。
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バルブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 15:43 UTC 版)
フィラメント部を封入したガラス球。通常軟質ソーダガラス、ときに硬質硼珪酸ガラス。ハロゲンランプでは石英ガラスが用いられる。
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バルブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 09:37 UTC 版)
可搬式高圧ガス容器などに取り付けられたバルブは、その内容物(ガス種)により方式が異なるが、工業用(医療用を含む)では、酸素、窒素、アルゴン、炭酸ガス、水素、ヘリウムの場合、ほぼ同様の形式となっている。ただし、販売店により口金の様式に異なるものもある(口金に外ねじを切ったG式、内ねじを切ったF式)。また、ヘリウムと可燃性ガスは逆ねじ(左ねじ)が切ってある。アセチレンボンベのバルブの口金にはねじは切っておらず、パッキンが付けられている(接続金具側にシャコ万が付いていて締め付けるようになっている)。 接続のしやすさでは内ねじF式(通称関西型)が良いとされる[誰によって?]が、当たり面に傷が付くとガス漏れを起こし、調整器の向き合わせにコツが必要で作業の標準化が困難な部分が欠点である。むしろ内ねじに雄ねじが両方に切ってあるオンソケットをねじ込み外ねじ用調整器を装着してあるほうが便利という意見[誰によって?]もある(小型ボンベの場合は外ねじのため器具を兼用できる上、傷付きなどの補修もパッキンあるいはオンソケットの交換で済むため)。 なお高純度品および医療用ガスはすべて外ねじあるいは特殊なワンタッチ式であり、内ねじ式は金属擦り合わせによる異物混入の恐れがあるため使われない。
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バルブ(蒸気の注入排出機構)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/15 02:19 UTC 版)
「キュニョーの砲車」の記事における「バルブ(蒸気の注入排出機構)」の解説
2つのシリンダーへの蒸気注入排出の機構は、ヤーコプ・ロイポルトの提案した回転バルブ機構を利用し、ピストン上部に設けられている。 バルブは、ボイラーからの蒸気が流入する一本の蒸気管を接続し、180度回転を繰り返す回転式のバルブ機構により、バルブの左右にある2つの気筒に振り分けられる。 バルブは、左右のシリンダーを上部でつなぐように置かれている。機構上部中央にボイラーからの蒸気管が接続される。これは流入の役目のみ。機構の筐体はシリンダー同士を固定しているが同時に内部にはシリンダー内へつながる蒸気管が左右にそれぞれ伸びている。これはシリンダーへの蒸気の注入およびシリンダーからの蒸気の排出の両方の役目をする。蒸気流入口の反対側にあたる機構の中央下部には蒸気を排出する穴が設けられている。合計4つの蒸気のチャンネル(通路)がある。 この4つのチャンネルをコントロールするために機構中央にはダイアル状の回転バルブが装備される。回転バルブ内は「『く』の字型(もしくはC字型)の管」が2つ、180度対向して装着されている。管の一方が「ボイラーからの蒸気管」および「シリンダーに続く管」を直結しているとき、接続されたシリンダーへは蒸気圧により蒸気の注入がなされる。同時に、もう一方の管は別のシリンダーに続く管を大気中と直結(つまり開放)し、ピストンの押し戻しにより蒸気が大気中に排出される。ついで、ピストンの動きに連動する仕掛けでバルブは180度回転し、それぞれのシリンダーに続く管は逆の結合状態となる。バルブは180度の回転を交互に繰り返すよう、バルブのダイヤル部にはチェーンでピストンの運動に連動する機構が設けられている。上昇しているピストンのあがりきる(上死点)手前でこのダイヤルを回すように動作の調節がされ、それぞれのピストンが上死点と下死点に達する時点でチャンネルの切り替えがおこなわれ、蒸気の注入排出が切り替えられる。 ピストン1/2サイクル間の各部の動き(前進時)条件機構シリンダーA(蒸気注入開始~排気直前)シリンダーB(蒸気排気開始~注入直前)バルブ バルブ位置 ボイラー管へ接続され蒸気を注入し大気側に切り替わるまで 大気に接続され蒸気を排出したのちボイラー管に切り替わるまで バルブ回転用チェーン末端の突起 (a) ピストン下降 (2) し、行程後半時からコンロッド中間の「突起部」がチェーン末端の「突起部」を押し下げる → (b)へ (c) リンク機構の動き (b) により上昇 バルブ回転用リンク機構 (b) 下降 (a) でチェーンが引っ張られリンク機構を経由しバルブが180度回転する。シリンダーのボイラー管側/大気側接続が反転。→(c)(d)(e) へ 動力伝達 シリンダー (A) シリンダーAはボイラー管に接続され蒸気注入ピストン動作後は (d): (b) により大気に接続され蒸気排気 → (B) の開始状態となる (B) シリンダーBは大気に接続され蒸気を排気(e): (b) によりボイラー管に接続され蒸気注入 → (A) の開始状態となる ピストン (1) バルブのボイラー接続 (A) により蒸気が注入されピストン下降 → (2) へ (14) ピストン上昇 (13) およびバルブの大気接続 (c) により蒸気を排気 コネクティングロッド (2) 蒸気圧 (1) によりロッドを押し下げ下降 → (3)(a) へ (13) クランクチェーンによる引き上げ (12) により上昇 → (14)へ チェーン (3) ロッド下降 (2) の力によりチェーンが引っぱられチェーンはクランクを引き下げる → (4) へ (12) クランクによる引っ張り (11) により上昇 → (13) へ クランク (車軸が回転軸のラチェットアーム) (4) チェーンに引き下げられ (3) クランクが下降する → (5)(7) へ (11) 反対側ピストン引き上げ用チェーンによる引き上げ (9) により上昇 → (10)(12) へ 車輪回転 ラチェット爪 (5) クランク (4) にボルト締めされた爪がラチェット歯車を押し下げる → (6) へ (10) クランクの動き (9) と共に上昇(他への力の伝達なし) 車輪と一体になり動くラチェット歯車 (6) アーム爪の押し下げ(5)によりラチェット歯車が1/4回転する 反対側のピストンを引き上げるリンク機構 引き上げ用チェーン (7) クランクに引っ張られ (4) 下降 → (8) へ (9) シーソー式アームで引き上げられ (8) クランクを引き上げる → (11) へ シーソー式アーム (8) 引き上げ用チェーンに引っ張られ片側が下降反対側が上昇 → (9) へ
※この「バルブ(蒸気の注入排出機構)」の解説は、「キュニョーの砲車」の解説の一部です。
「バルブ(蒸気の注入排出機構)」を含む「キュニョーの砲車」の記事については、「キュニョーの砲車」の概要を参照ください。
バルブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 02:46 UTC 版)
※この「バルブ」の解説は、「超力ロボ ガラット」の解説の一部です。
「バルブ」を含む「超力ロボ ガラット」の記事については、「超力ロボ ガラット」の概要を参照ください。
バルブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 01:31 UTC 版)
「マリオvs.ドンキーコング2 ミニミニ大行進!」の記事における「バルブ」の解説
スイッチをひねると水が出てくる土管。水場の水位を調整できる。水を入れるもの、水を移すもの、水を抜くものの3タイプがある。
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