オリフィスとは? わかりやすく解説

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orifice

別表記:オリフィス

「orifice」の意味・「orifice」とは

「orifice」は、自然界人工物存在する穴や開口部を指す英語の単語である。動物体内存在する口や鼻、耳といった開口部を指すことが多いが、建築物機械部品の穴や開口部を指すこともある。例えば、建築物では窓やドア機械部品ではエンジン吸気口排気口などが「orifice」に該当する

「orifice」の発音・読み方

「orifice」の発音IPA表記では/ˈɔːrɪfɪs/となる。これをカタカナ直すと「オーリフィス」となる。日本人発音する際のカタカナ英語では「オリフィス」となる。この単語発音によって意味や品詞が変わるものではない。

「orifice」の定義を英語で解説

「orifice」は、"an opening, as of a pipe or tube, or one in the body, such as a nostril or the anus."と定義される。つまり、パイプチューブ開口部、あるいは体の開口部例え鼻孔肛門などを指す。

「orifice」の類語

「orifice」の類語としては、「aperture」、「opening」、「hole」、「vent」などがある。これらの単語同様に穴や開口部を指すが、使用される文脈ニュアンス微妙に異なる。

「orifice」に関連する用語・表現

「orifice」に関連する用語としては、「orifice plate」がある。これは流体流れ制御するために使用される装置で、特定の開口部(orifice)を持つプレートである。

「orifice」の例文

1. The orifice of the volcano was blocked by solidified lava.(火山の口は固化した溶岩塞がれていた。) 2. The surgeon made a small orifice in the patient's abdomen.(外科医患者腹部小さな開口部作った。) 3. The orifice of the bottle was too small to pour the liquid out quickly.(ボトルの口が小さすぎて、液体速やかに注ぎ出すことができなかった。) 4. The orifice plate is used to measure the flow rate of the fluid.(オリフィスプレート流体流量測定するために使用される。) 5. The orifice of the cave was hidden by dense vegetation.(洞窟入口濃密な植生隠されていた。) 6. The orifice of the pipe was clogged with debris.(パイプ開口部はごみで詰まっていた。) 7. The orifice of the ear is called the external auditory meatus.(耳の開口部外耳道呼ばれる。) 8. The orifice of the kettle is designed to prevent spilling.(やかんの口はこぼれないよう設計されている。) 9. The orifice of the balloon was tightly sealed.(風船の口はしっかりと封じられていた。) 10. The orifice of the tunnel was lit by a faint light.(トンネルの口は微かな光で照らされていた。)

オリフィス【orifice】

読み方:おりふぃす

流体噴流して出る開口部また、流量測定するため、水槽壁面管路途中設け小さな流水口。この前後に生じ圧力差から流量求める。


オリフィス

読みおりふぃす
英語:orifice

インクジェットプリントヘッドの吐出口.形状寸法に高い精度要求される

オリフィス(ショックアブソーバー)

英語 orifice (hydraulicoil shock absorber)

油圧機器において、オイル流量圧力コントロールするために設けられる小さな通路穴のこと。自動車でもショックアブソーバー、パワーステアリングユニットをはじめ、各種油圧ユニット用いられている。ショックアブソーバーではピストンとベースバルブに設けられている。減衰力大きさピストン速度2乗比例するので、オリフィスの面積一定では、ピストン速度速い領域減衰力高くなりすぎる。その対応として、オリフィスにリーフバルブ(薄い板のバルブ)を組み込んだ通路をつくり、ピストン速度速い油圧の高い領域では、リーフバルブがたわんで開き通路面積大きくして、適度の減衰力調整する。リーフバルブは数積層して用いられることが多い。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

オリフィス orifice

差動排気を行うときに、圧力差を作るための絞り圧力差を持った室を接続すると、差圧応じたガス分子流れ生じるが、間にオリフィスを置くと、流れ対す抵抗となって働くため、圧力差を保つことができる。例えば、低真空SEMでは、電子光学系試料室間にオリフィスを置くことで、4〜5桁程度圧力差を作っている。

関連する用語

オリフィス orifice

流体流出する小口径の穴。比較少量流量測定などに用いられる。 この絞り作用により流体減圧させる作用利用したものに冷媒膨張弁がある。

オリフィス

【英】:orifice

水槽側壁設けられる水の流出口。断面は鋭い刃形でつくられ円形方形などの幾何学的に規則正しい形をしており,噴流させる。

オリフィス板

(オリフィス から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 07:59 UTC 版)

オリフィスとは、薄い壁に開けた流体を流す小さな穴のことで、そのような穴をつけた薄板をオリフィス板英語: orifice plate)と呼び、流量を板の位置で調節し、また測定にも使われる。一般には、流体を流す円管の中に置き、円盤や円筒の形をした絞りになっているが、測定に使う精密なものでは、形状や計測方法を JIS Z 8762 で定めている。高い圧力損失を利用して、ショックアブソーバーなどにも使われている。流体を流す穴の長さが、穴の断面積に対して比較的長いものはチョークと呼ばれ、オリフィスとは区別される。




「オリフィス板」の続きの解説一覧

オリフィス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 17:01 UTC 版)

ショックアブソーバー」の記事における「オリフィス」の解説

常に一定の大きさ開いているオイル経路としてオリフィスと呼ばれる隙間設けられている。ピストン動き始めや非常に遅い速度域(約0 - 0.10 m/sec[要出典])では、オイルはオリフィスのみを経路として移動する。このとき流路面積一定であるが、オイル流速が高いほど抵抗大きくなる。すなわち変位速度が高いほど減衰力高くなる。このときの変位速度低速域と呼び減衰力特性をオリフィス特性と呼ぶ。自動車オートバイショックアブソーバー場合、オリフィス特性緩やかな路面起伏曲率大きな旋回などの際の特性深く関連する

※この「オリフィス」の解説は、「ショックアブソーバー」の解説の一部です。
「オリフィス」を含む「ショックアブソーバー」の記事については、「ショックアブソーバー」の概要を参照ください。

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