管体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 06:23 UTC 版)
木製が一般的で、グラナディラという黒檀に似た黒くて硬い木が最もよく用いられている。近年は良質なグラナディラの入手が困難になってきていることから、グラナディラの粉末とグラスファイバーなどを混合して成形した合成素材のものもある。この他にローズウッドやココボロなども用いられている。 廉価モデルではABS樹脂(合成樹脂の一種)製のものもあり、軽く取り扱いが容易な上、天然木につきものの「割れ」を心配する必要もないため、教育現場などで多用され、野外での使用にも適している。 メタル・クラリネットという、真鍮や銀などの金属管で作られたものもある。特にコントラバスクラリネットなど、大型のクラリネットでは、材木の入手困難性や耐久性の問題などから、金属管のものも少なくない。
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