アリアドネー
アリアドネー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/09 22:09 UTC 版)
アリアドネー(古希: Ἀριάδνη, Ariadnē)は、ギリシア神話に登場するクレーテー王ミーノースと妃パーシパエーのあいだの娘である[1]。テーセウスがクレーテー島の迷宮より脱出する手助けをしたことで知られる。アリアドネーという名は「とりわけて潔らかに聖い娘」を意味するので、この名からすると本来女神であったと考えられる[2]。
概説
クレーテー王ミーノースは、息子アンドロゲオースがアッティカで殺されたため、アテーナイを攻めた。こうしてアテーナイは、九年ごとに七人の少女と七人の少年をミーノータウロスの生贄としてクレーテーに差し出すことになっていた。テーセウスはこの七人の一人として、一説ではみずから志願して生贄に加わってクレーテーにやって来た[3]。
迷宮とアリアドネーの糸
アリアドネーはテーセウスに恋をし、彼女をアテーナイへと共に連れ帰り妻とすることを条件に援助を申し出た。テーセウスはこれに同意した。アリアドネーは工人ダイダロスの助言を受けて、迷宮(ラビュリントス)に入った後、無事に脱出するための方法として糸玉を彼にわたし、迷宮の入り口扉に糸を結び、糸玉を繰りつつ迷宮へと入って行くことを教えた。テーセウスは迷宮の一番端にミーノータウロスを見つけ、これを殺した。糸玉からの糸を伝って彼は無事、迷宮から脱出することができた。アリアドネーは彼とともにクレーテーを脱出した[4]。
異説として、エラトステネースの名で伝わる『カタステリスモイ』によると、アリアドネーの冠はヘーパイストスの作品であり、燃えるように輝く黄金とインド産の宝石をふんだんに用いて制作されていたため、非常に光り輝き、その光でテーセウスは迷宮から出ることができたという[5]。
クレーテーよりの脱出後

クレーテーより脱出後、プセウド・アポロドーロスは、二人は子供もつれてナクソス島へと至ったと記すが、これ以降のアリアドネーの運命については諸説がある。プセウド・アポロドーロスは、ナクソス島でディオニューソスが彼女に恋し、奪ってレームノス島へと連れて行きそこでアリアドネーと交わり子をなしたとする。この交わりによって、トアース、スタピュオス、オイノピオーン、ペパレートスが生まれたとされる[4](オイノピオーン、エウアンテース、スタピュロスの三人ともいわれる[6])。
しかし別の説では、アリアドネーはナクソス島に至りひどい悪阻であったため、彼女が眠っているあいだにテーセウスに置き去りにされたともされる。あるいはこの後、ディオニューソスが彼女を妃としたともされる[1]。エラトステネスの『星座論』やオウィディウスの『変身物語』によると、このときディオニューソスは彼女の頭の冠を空に投げて、かんむり座に変えた[5][7]。エラトステネースはこの冠はホーラーたちとアプロディーテーがアリアドネーとディオニューソスの結婚式の際に贈ったものであるとし、さらにしし座の尾の部分、すなわち古代には独立した星座と考えられていなかったかみのけ座が、アリアドネーの髪の房であると述べている[5]。
また、ホメーロスの『オデュッセイア』においては(巻11、324-5)、一行がディアー島に至ったとき、ディオニューソスの了承のもと、アリアドネーはアルテミスに射られて死んだとされる[8]。呉茂一はこちらが本来の神話であったろうとしている。
大女神としてのアリアドネー
アリアドネーの名は、むしろ女神の名に相応しい。5世紀の辞典編纂者ヘーシュキオスの記録に従えば、クレーテーでは、アリアグネーと彼女は呼ばれていた。この名は「いとも尊き(女・女神)」の意味で、この名の女神はエーゲ海の多くの島で知られている。またディオニューソスの妃として結婚の祝祭が行われていた。
アルゴスでは、アプロディーテー・ウーラーニアー(「天のアプロディーテー」の意、ウーラノスより生まれた女神をこの称号で呼ぶ)の社殿の傍らにアリアドネーの墓が存在していた[9]。
系図
|
|
|
アゲーノール |
|
テーレパッサ |
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|
|
|
|
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
カドモス |
|
|
|
エウローペー |
|
ゼウス |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
クレーテーの牡牛 |
|
パーシパエー |
|
ミーノース |
|
サルペードーン |
|
ラダマンテュス |
|
アルクメーネー |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
アイゲウス |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ミーノータウロス |
|
|
|
|
|
|
|
|
デウカリオーン(en) |
|
アンドロゲオース |
|
グラウコス |
|
|
|
ディオニューソス |
|
アリアドネー |
|
テーセウス |
|
パイドラー |
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|
カトレウス |
|
|
イードメネウス |
|
クレーテー |
|
モロス |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
アカマース |
|
|
|
デーモポーン |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アーエロペー |
|
アトレウス |
|
クリュメネー |
|
ナウプリオス |
|
メーリオネース |
|
トアース |
|
ミュリーネー |
|
スタピュロス |
|
ペパレートス |
|
|
|
オイノピオーン |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|
|
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アガメムノーン |
|
メネラーオス |
|
パラメーデース |
|
オイアクス |
|
|
|
イアーソーン |
|
ヒュプシピュレー |
|
モルパディアー |
|
パルテノス |
|
ロイオー |
|
メロペー |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
エウネーオス |
|
ネブロポノス |
|
トアース |
|
|
|
|
|
アニオス |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
芸術作品

右端が通称「アリアス」
- アリアドネーのフランス語読みはアリアーヌ、イタリア語はアリアンナで、次のような作品などが知られる。
- モンテヴェルディの『アリアンナの嘆き』(マドリガーレ集 第6巻、もとはオペラ『アリアンナ』のアリア)
- ニコラ・ポルポラのオペラ『ナクソスのアリアンナ』(1733年12月、ヘンデルに対抗する貴族オペラの最初の出し物としてロンドンで初演)
- ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルのオペラ『クレタのアリアンナ』(1734年1月初演)
- ゲオルク・ベンダのメロドラマ『ナクソス島のアリアドネー 』(1775年)
- フランツ・ヨーゼフ・ハイドンのカンタータ『ナクソスのアリアンナ』(1789年)
- リヒャルト・シュトラウスのオペラ『ナクソス島のアリアドネ』
- ルーセルのバレエ音楽『バッカスとアリアーヌ』
- ローマ・カピトリーノ美術館所蔵の胸像彫刻作品(作者不詳)が、美術におけるデッサンに使用される石膏像に取り上げられており、日本国内では通称「アリアス」と呼ばれ、多くの画学生や絵を描く人々に親しまれてきた。この通称はアリアドネーのフランス語'Ariane'を「アリアヌ」とカタカナ表記しヌとスを混同した誤訳が浸透したものと推測もされる一方で[10]、同美術館所蔵の元の胸像の表題をアリアドネーとするものは近年ではみられず、特に首の太さなどからも元は男性の[11]ディオニューソスの胸像とされている[12]。
- バッカスとアリアドネーを扱った絵画等が描かれている。
ギャラリー

-
シャルル・ド・ラ・フォッス『バッコスとアリアドネ』(1699年) ディジョン美術館所蔵
-
ジョヴァンニ・バッティスタ・ ピットーニ『バッカスとアリアドネ』(1720年) ワルシャワ国立美術館所蔵
-
アンゲリカ・カウフマン『テセウスに捨てられたアリアドネ』(1774年) ヒューストン美術館所蔵
-
ウジェーヌ・ドラクロワ『アリアドネに出会うバッコス』(1856年-1863年) サンパウロ美術館所蔵
-
ハーバート・ジェームズ・ドレイパー『アリアドネ』(1905年) 個人所蔵
その他
脚注
出典
- ^ a b 高津 1960, p. 30.
- ^ 呉 1969, p. 302.
- ^ 高津 1960, p. 161.
- ^ a b アポロドーロス 1978, pp. 8–9, 摘要 I.
- ^ a b c “伝エラトステネス『星座論』(2) りゅう座・ヘルクレス座・かんむり座”. 2022年8月31日閲覧。
- ^ フェリックス 1991, p. 217,220.
- ^ オウィディウス 1981, 8巻.
- ^ 呉 1969, pp. 171–172.
- ^ 呉 1969, p. 172.
- ^ “石膏像ドットコム K-124 アリアス胸像”. 2021年10月時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月31日閲覧。
- ^ “石膏物語 アリアス胸像 その正体は陶酔と芸術の神バッカス(デュオニソス)像”. 2021年10月時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月31日閲覧。
- ^ ディオニューソス(Dionysos,Dioniso)画像例1, 2, 3
参考文献
- 高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』岩波書店、東京、1960年。doi:10.11501/2982681。ISBN 4000800132。 NCID BN01658789。
- 呉茂一『ギリシア神話』(改版)新潮社、東京、1969年。doi:10.11501/12266009。
- アポロドーロス 著、高津春繁 訳『ギリシア神話』(改版)岩波書店、東京〈岩波文庫〉、1978年。doi:10.11501/12266199。
- オウィディウス 著、中村善也 訳『変身物語』 上、岩波書店、東京〈岩波文庫〉、1981年9月16日。doi:10.11501/12576510。 ISBN 978-4003212011。
- ギラン, フェリックス 著、中島健 訳『ギリシア神話』(新装版)青土社、東京、1991年8月1日。 ISBN 978-4791751440。
関連項目
アリアドネー(夕映関連)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 06:00 UTC 版)
「魔法先生ネギま!の登場人物」の記事における「アリアドネー(夕映関連)」の解説
コレット・ファランドール 声 - 佐藤聡美魔法始動キー:アネット・ティ・ネット・ガーネット アリアドネーの魔法騎士団候補学校3-Cの女子生徒。褐色肌で長く垂れ下がった耳をもつ亜人で眼鏡っ娘。成績はクラス最下位。風系統の魔法を使う。 騎士団の中でも精鋭の「戦乙女旅団」に憧れている。 ナギのファンでグッズも多数所持している。ナギのファンクラブ会員。No.96077。 アリアドネーに強制転移直後の夕映と激突して、課題として杖に充填されていた記憶消去魔法が暴発したため、夕映を記憶喪失にさせてしまった。それに責任を感じて(隠蔽も兼ねて)夕映を自分の部屋に住まわせている。 ドジで明るいと、のどかとハルナを足して割ったような性格から、すぐに夕映とも打ち解け、ともに研鑽に励んでいる。 夕映・エミリィ・ベアトリクスの3人と共に鷹竜を倒した功績を称えられ、特別枠としてオスティアへ行くことになった。そして、夕映がのどかたちと鉢合わせしたのを機に、記憶消去魔法の一件を正直に打ち明けて謝罪した。 その後、ゲーデル主催の舞踏会に夕映たちと共に参加している最中にフェイトたちの襲撃に遭遇、そこからネギたちと「墓守り人の宮殿」へ同行することとなる。 エミリィ・セブンシープ 声 - 竹達彩奈魔法始動キー:タロット・キャロット・シャルロット アリアドネーの魔法騎士団候補学校のコレットと同じ3-Cで委員長の女子生徒。コレットたちから「委員長」と呼ばれる(後述するナギとの関連も含めて)、ある意味あやかと同じポジションの存在。褐色肌で長く尖った耳をもつ亜人でツインテールの髪をしている。 成績優秀、非常に生真面目な性格であり、未熟な粋を出ない夕映にも「素人」「落ちこぼれ」と評するなど厳しく接するが、同時に熱心に鍛錬に励む姿勢は認めており、後の事件で救われた後は明確にライバル視する一方で、ツンデレな部分も見せている。 母親譲りのナギの大ファンで、ファンクラブ会員でNo.78(2桁台はコレットいわく「ありえない」ほど珍しい)。グラニクスにいる拳闘士のナギ(変装したネギ)を「天が私たちに遣わしたナギ様の生まれ変わり」と称している。 氷系統の魔法を使い、高威力の「氷結・武装解除」を無詠唱で扱うことができるなど、候補生の中でも実力は高い。 「完全なる世界」が呼び出した魔物が放った魔法(リライト)から夕映をかばって消滅したが、明日菜の「力」によって復活する。 一連の事件後、夕映たちのいる旧世界に魔法世界側の大使を置くことが決まり、その候補として精進に励んでいる。 @media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}『UQ HOLDER!』にも登場。成長し、教え子と思しき女の子たちを連れて仙境館を訪れている[要出典]。 ベアトリクス・モンロー 声 - 花澤香菜魔法始動キー:ミンティル・ミンティス・フリージア アリアドネーの魔法騎士団候補学校3-Cの女子生徒で書記。旧世界の人間。あだ名は「ビー」。エミリィを「お嬢様」と呼ぶ。 常に無口で無表情。ナギのファン(ひそかにラカンのファンでもある)。幼いころからエミリィと行動を共にしている。 ハッキングが得意で、メガロメセンブリアと麻帆良との通信に割り込んで夕映への電話を繋いで連絡が取れるようにしていた。 J・フォン・カッツェ 声 - 松嵜麗魔法始動キー:パクナム・ティナッツ・ココナッツ アリアドネーの魔法騎士団候補学校3-Fの女子生徒。猫顔の亜人。語尾に「にゃ」が付いたりする。 S・デュ・シャ 声 - 吉田聖子魔法始動キー:ハイティ・マイティ・ウェンディ アリアドネーの魔法騎士団候補学校3-Fの女子生徒。褐色の肌をした猫耳をもつ亜人。 セラス 声 - 勝生真沙子 アリアドネー魔法騎士団候補学校の総長。戦闘魔法の他、テレパシーも使える。角が生えている。ネギの「千の雷」を完成させた。 大戦時にはアリアドネー魔法騎士団員のリーダーで、「紅き翼」、テオドラ、リカードらと共に「完全なる世界」と戦った。外交上の関係で表向きは距離を置く風を装っているが、実際には良い友人関係にある。 ラカンと戦うことになったネギに魔法の修行を指導し、エミリィに彼を逮捕しないようテレパシーを送る。その後「完全なる世界」の「世界を無にする儀式」を阻止すべくメガロメセンブリア、ヘラスとの混成艦隊に加わる(全体の指揮はゲーデルが行った)。
※この「アリアドネー(夕映関連)」の解説は、「魔法先生ネギま!の登場人物」の解説の一部です。
「アリアドネー(夕映関連)」を含む「魔法先生ネギま!の登場人物」の記事については、「魔法先生ネギま!の登場人物」の概要を参照ください。
「アリアドネー」の例文・使い方・用例・文例
- ヘーリオスの娘でアリアドネーの母
固有名詞の分類
- アリアドネーのページへのリンク