しょう‐たく〔セウ‐〕【沼沢】
沼沢(福島県)
835m 北緯37度26分40秒 東経139度33分58秒 (前山)(三角点) ※座標は世界測地系による
概要
沼沢は、福島県西部、会津盆地の南西山地にあるデイサイト質の小型のカルデラ火山である。
中央には径2kmの沼沢湖カルデラがあり、その周囲に惣山、前山の溶岩ドーム、火砕流台地が分布する。
沼沢の形成は約11万年前のプリニー式噴火に始まり、数万年間隔でプリニー式噴火とデイサイト溶岩ドームの形成を繰り返している(山元:1995)。
最近1万年間の活動
約5千年前の噴火で、数km3のデイサイト(一部安山岩)マグマを噴出し、沼沢湖カルデラを形成した。この噴火に伴う火砕流は、広い爆風被災域を持つ流動性の大きなもので、いくつかの地形的障害を乗り越え20km以上流走し、 会津盆地内に達している。
記録に残る火山活動
記録に残る火山活動はない。
※「概要」及び「最近1万年の活動」については日本活火山総覧(第3版)(気象庁編、2005)、「記録に残る火山活動」については前述の活火山総覧及び最近の観測成果による。
沼
( 沼沢 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/06 08:32 UTC 版)

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沼(ぬま、英語: marsh[1])とは、湖沼学上では、水深が浅く水底中央部にも沈水植物(水草)の生育する水域と定義される[2]。池とあわせて池沼(ちしょう)、湖とあわせて湖沼(こしょう)と呼ぶことがある。池や湖との区別は明確でないが、一般に水深5メートル以内の水域である[2]。
似た言葉である沼地(英語: swamp。湿地とも訳される[3])は、湿っぽく泥の深い地の事を指す[4]。
沼の水が塩水の場合、その沼は
湖沼には土壌や有機物が堆積し、次第に浅くなる。水草が生育する池が浅くなると、ヨシやガマなどの抽水植物[6]が生育して沼地となる。さらに堆積が進行するとハンノキなどの沼沢林が発達し、やがて陸化して通常の森林植生が発達するとされている[7]。
生物
動物
沼には野生生物が生息し、しばしば多種多様な動物の繁殖地となる。
出典:[8][9][10][11][12][13][14][15][16][17]
鳥類
など
魚類
など
爬虫類
両生類
昆虫
など
甲殻類
など
貝類
など
クラゲ類
ヒドラなど
海綿類
ヨワカイメンなど
植物
出典:[18]
- 水底に根づき葉や茎が水面の上にでる植物:ガマの仲間、ヨシ、ヌマトラノオ、コウホネ、 カンガレイ、シロネ、フトイ、ハスなど。
- 水底に根づき葉が水面に浮く植物:ヒシ、ヒツジグサ、ジュンサイ、ヒルムシロ、トチカガミ、アサザなど。
- 水底に根づき葉が水面にでない植物:エビモ、ササバモ、クロモ、キクモ、シャジクモ、フサモ、オオカナダモなど。
- 水面に浮いている植物:タヌキモ、ホテイアオイ、サンショウモ、ウキクサの仲間など。
脚注
- ^ “marshの意味 - goo辞書 英和和英”. goo辞書. 2024年12月7日閲覧。
- ^ a b 小項目事典,百科事典マイペディア,改訂新版 世界大百科事典,世界大百科事典内言及, デジタル大辞泉,精選版 日本国語大辞典,普及版 字通,日本大百科全書(ニッポニカ),ブリタニカ国際大百科事典. “沼(ヌマ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. DIGITALIO. 2024年12月7日閲覧。
- ^ “swampの意味 - goo辞書 英和和英”. goo辞書. 2025年1月6日閲覧。
- ^ 日本国語大辞典, デジタル大辞泉,精選版. “沼地(ヌマチ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. DIGITALIO. 2024年12月7日閲覧。
- ^ “河口の植物”. 徳島県立博物館. 2024年12月8日閲覧。
- ^ “環境用語集:「抽水植物」|EICネット”. www.eic.or.jp. 2025年1月6日閲覧。
- ^ “植生遷移”. www1.ous.ac.jp. 岡山理科大学. 2025年1月6日閲覧。 “B.湿性遷移 湖や沼地を出発点とする遷移。教科書的な遷移としては、池→沼地→湿原→森林の系列であるとされている。立地を取り巻く環境が大きく変化しない限り、湖沼には土壌や有機物が堆積し、次第に浅くなる。水草が生育する池が浅くなるとヨシやガマなどの挺水植物が生育して沼地となる。さらに堆積が進行するとハンノキなどの沼沢林が発達し、やがて陸化して通常の森林植生が発達するとされている。 富栄養環境においてはそのような遷移が進行するが、貧栄養環境では沼沢地は湿原へと遷移し、森林化せず、湿原へと発達する。”
- ^ “魚介類・手賀沼の魚”. www.kashiwa.ed.jp. 2025年1月6日閲覧。
- ^ “日本の湖沼(こしょう)に棲む生き物たち/ホームメイト”. www.homemate-research-aquarium.com. 2025年1月6日閲覧。
- ^ “川・湖沼でねらえる魚 | 釣魚図鑑(特徴・仕掛け・さばき方) | Honda釣り倶楽部”. Honda公式サイト. 2025年1月6日閲覧。
- ^ “昆虫シリーズ60 水生昆虫その2 | あきた森づくり活動サポートセンター”. www.forest-akita.jp. 2025年1月6日閲覧。
- ^ “6.甲殻類 |”. suiken-teganuma.org. 2025年1月6日閲覧。
- ^ 日本国語大辞典,動植物名よみかた辞典 普及版, デジタル大辞泉,精選版. “沼貝(ヌマガイ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2025年1月6日閲覧。
- ^ 日本国語大辞典,動植物名よみかた辞典 普及版, デジタル大辞泉,精選版. “沼貝(ヌマガイ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2025年1月6日閲覧。
- ^ “第5章 印旛沼の生態系│沼と流域の状況│公益財団法人 印旛沼環境基金”. www.i-kouiki.jp. 2025年1月6日閲覧。
- ^ “手賀沼周辺の鳥図鑑|我孫子野鳥を守る会”. abikoyacho.org. 2025年1月6日閲覧。
- ^ とやまと自然 (富山市科学博物館) (108): 2-3. https://www.tsm.toyama.toyama.jp/file_upload/100114/_main/100114_04.pdf.
- ^ “Ⅱ 沼や池の植物”. 科学技術振興機構. 2024年12月8日閲覧。
関連項目
沼沢(ぬまざわ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/14 00:49 UTC 版)
酸を吐きかけるゴブリン。人間の不良グループを率いてカズモチがいる住民グループを抑圧していた。
※この「沼沢(ぬまざわ)」の解説は、「アイアンナイト」の解説の一部です。
「沼沢(ぬまざわ)」を含む「アイアンナイト」の記事については、「アイアンナイト」の概要を参照ください。
沼沢
「沼沢」の例文・使い方・用例・文例
- (海岸の)潮間帯沼沢地.
- 揺れ沼沢地
- 北米北東部の沼沢地域に産する小型のトウヒで、広がった枝と密生した葉を持つ
- 温帯北部地域産の沼沢地の低木で、苦い味がする芳香性の葉を持つ
- ヒロハクサレダマ:通常黄色い花を持つ、湿地または沼沢地に見られる全世界に分布する属
- 成熟すると破裂して大量の綿毛を落とす火かき棒のような種の東部を持つ、丈の高い沼沢植物
- 細長い線形の葉と丸いとげのある果実を持つ、沼沢植物
- 米国南東部の沼沢地の小さなトネリコ
- 紫の花の長い穂状花序を持つ、沼沢草本
- 北アメリカ沼沢地の数種のゴムの木の総称
- ピンクから藤色の花を持つ、多年生沼沢草本
- リンドウ目の沼沢植物の双子葉植物の科
- 主に米国の沼沢に生育する植物で、たいてい黄色い花をつける
- 水生または沼沢生の、多年草または一年草
- 白かピンクがかった小さな花の房と、幅広で広い先鋭、または丸みを帯びた葉を持つ沼沢植物
- 米国南西部の沼沢地方の観賞用の低木または小さい木で、大きなピンクまたは白の萼片があり、熱を治療するためのジョージアの樹皮を産出する
- 沼沢に生える植物
沼沢と同じ種類の言葉
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